UiPathとは|RPAの概要と機能・価格

投稿日 : 2021年07月01日

ロボットによる業務自動化ツールRPAが不動産業界でも注目されはじめています。

今回はRPAの代表格であるuipathについて、概要と使い方・購入価格の調べ方などを解説します。

UiPathとは

UiPathとは、米UiPath社が提供しているRPAツールです。

世界に主だったRPA提供会社はUiPath社を含め3社ありますが、中でもUiPathは「日経コンピュータ顧客満足度調査 2020-2021」のRPAソフト/サービス部門において2年連続の1位を獲得するなど、日本企業に浸透しつつあるRPAです。

【RPAとは】

Robotic Process Automationの略称。
ロボットがコンピューター内で人間の行動をシミュレートし、業務プロセスや作業を人間に代わり自動化する技術のこと。
仮想知的労働者(デジタルレイバー)とも呼ばれる。

UiPathの特徴

UiPathの主な特徴は以下のとおりです。

既存アプリケーションと連携できる

UiPathは独自開発したシステムだけでなく、Microsoft OfficeなどのビジネスソフトやCMS(顧客関係管理システム)・EPR(統合基幹業務システム)などの業務アプリケーションとも連携が可能です。

直感的に操作できる

他のRPAに比べてUiPathの操作はドラッグ&ドロップで完結する動作が多く、直感的に使いやすいと言われています。

また機能は限定されますがテンプレートを使用して命令(アクティビティ)を設定もできるため、専任プラグラマーやシステム担当がいなくても導入が可能です。

無料でトライアル可能

UiPathには無料かつ無期限で使えるCommunity Cloud版があります。Community Cloud版を利用できるのは個人・学生・教育機関・非営利団体・小規模企業です。

UiPath社からのサポートは受けられませんが、UiPath公式サイトで必要な知識を学習することができるため、初めてRPAを業務に活用しようとしている不動産業者にも導入のハードルが低くなっています。

UiPathの機能

UiPathの機能は大きく3つに分かれ、それぞれの機能ごとに細かく枝分かれした機能が付帯します。

UiPath Studio(開発)

自動的に業務を行うロボットを開発する機能です。初期設定されている命令(アクティビティ)は400種類以上用意されています。

UiPath Robot(実行)

開発したロボットを実行する機能です。

実行方法は、人間の操作により稼働する「Attended robot」と、独立して稼働する「Unattended robot」の2種が選択できます。

UiPath Orchestrator(管理)

設定したロボットを管理統制する機能です。監視・遠隔操作・リセット・作業レポート作成などが行えます。

UiPathの価格

UiPath日本法人からライセンスを直接購入することはできず、UiPathのライセンス価格は販売代理店により異なります。

UiPathの使い方

既にUiPathを業務に取り入れている不動産業者では、物件情報の収集・登録・配信、また顧客情報の管理などをロボットに行わせ自動化している例があります。

またAIと連携することにより、購入候補となる土地情報を収集して将来地価や収益性を試算するなど、UiPathの可能性はさまざまに広がります。

まずは小規模開発から進め、自動化できる業務をひとつひとつ増やしてステップアップするのも良い方法です。

まとめ

今回はロボットによる業務自動化(RPA)ツールのUiPathについて解説しました。

かつてはIT業界の一部のみで話題にされていたRPAですが、最近では不動産業者を含めさまざまな業界でRPAが活用されはじめています。

UiPathの導入で機械的な作業をロボットにまかせ、社員がより「人間らしい」業務に注力できる環境を整えましょう。

kobayashi この記事の監修者:小倉 大将
「いえーる 住宅研究所」編集長
学生インターン期間を経て、新卒一期生としてiYell株式会社に入社。開発マネジメント部門・メディア事業部門を経験し、入社2年目にして「いえーる 住宅研究所」の編集長に異例の抜擢を果たす。現在、同メディアを不動産業界のDX推進の一翼を担う媒体とすることをミッションに、日々業務に励む。