売買革命の機能と使い方

投稿日 : 2021年07月14日/更新日 : 2023年06月03日

売主様と一般媒介契約を契約した場合、宅建業者がいくら一生懸命に販売活動を行ったとしても、最終的に他社が契約を決めてしまえば仲介手数料は受け取れません。

それまでかけた労力と費用がすべて水の泡となってしまう可能性があります。

他社よりも早く買主様を見つけて売買契約に至るためには、買主候補であるお客様に積極的なアピールを行い、他社との差別化を図らなくてはいけません。

今回は宅建業者の煩雑な業務を強力にサポートする「売買革命」について解説します。

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売買革命とは

売買革命とは不動産業者向けソフトウェアを開発・販売する日本情報クリエイト株式会社の提供する不動産売買仲介営業支援システムです。

物件管理やお客様への提案状況、成約に至るまでの一連の流れの管理だけでなく、営業担当が作成する日報等による営業活動の管理、広告媒体の反響分析など、不動産仲介のさまざまな営業活動を一元で管理します。

現代の不動産仲介業務では対面・電話などのアナログに加えて自社ホームページや各種ポータルサイトによるデジタルな営業活動が欠かせません。売買革命の利用によりアナログとデジタルの営業活動を同時に行えるようになるため、不動産業者の営業効率が大きくアップすることが期待できます。

売買革命の特徴

売買革命は以下のような特徴を有しています。

IT補助金2021認定ツール

ITツールの導入により企業の生産性を上げることを目的とするIT導入補助金2021の導入支援事業者に日本情報クリエイトは認定されており、売買革命を対象期間内に導入することで導入事業者は最大150万円の補助金が受け取れます。

IT補助金申請にあたってはIT導入支援事業者である日本情報クリエイトが代行して行うため、導入事業者は助成金申請に伴う煩雑な事務手続きをほとんど行う必要はありません。

サーバー・ネットワークの設備投資が不要

売買革命はクラウド環境で動作するシステムです。そのため、システム導入に必要なサーバーやネットワーク機器などの物理的な機器が不要となります。

機器の保守メンテナンス、また定期的な機械の入れ替えなどに無駄な労力と費用をかけなくてすむので、専任のシステム担当がいなくても充分に運用が可能です。

またインターネットに接続できる環境であればどこでもアクセスが可能なため、営業担当が外出先から営業報告を行ったり、テレワーク中の社員が自宅で管理業務を行うこともできます。

インターネットとリアルの双方向集客が可能

売買革命に物件情報と物件写真を一度登録するだけで、物件情報は自社ホームページ・各種不動産情報サイトへの掲載、紙媒体としてファクトシートや自社情報誌の作成にも活用が可能です。

インターネットとリアルでの集客が一度に行え、1つの物件を余すことなく集客に活用できます。

さらに物件に対して問い合わせ等を行ったお客様に対してスマートフォンから閲覧できるマイページ開設機能や再来店を促す自動メール機能も搭載され、見込み客を逃さないための追客の仕組みが充実しています。

売買革命の機能

売買革命に搭載されている機能は以下のとおりです。

物件管理機能

わかりやすいメニュー画面やドラッグ&ドロップで登録できる画像など、パソコンに不慣れな社員でも簡単に物件の登録や活用ができるように設定されています。

《主な機能》
・物件情報登録
・既存データの取り込み(インポート機能)
・画像登録(1物件につき最大30枚)
・不動産ポータルサイトとの連動
・地図設定
・周辺施設の自動選択
・在庫管理

集計・分析機能

各種広告媒体からの反響を自社ホームページ・不動産ポータルサイト・チラシ、情報誌など種別ごとに集計し、どの広告媒体が効果的なのかグラフで可視化できます。

自動集計の対象にならないリアルな反響は手動編集による調整も可能です。

《主な機能》
・反響数管理
・反響数の自動集計
・反響を売主情報に関連付け
・手動編集

追客機能

過去に問い合わせ等のあった買主様に向けてさまざまな追客が可能です。買主様専用のマイページ開設やタイミングに応じたメールご案内、買主様が興味をひかれた物件を自動で把握するなど、買主様の気持ちをつなぎとめる工夫ができます。

《主な機能》
・マッチングメール送信
・おすすめ物件表示(買主様マイページ)
・買主様による希望条件設定(買主様マイページ)
・買主様によるお気に入り設定(星4つ以上の評価物件を自動通知)

情報共有機能

営業担当の日々の業務を一元管理します。営業間の情報共有だけでなく人事評価にも役立てられ、売主様への活動報告にも利用できます。

《主な機能》
・営業活動報告
・活動履歴登録
・スケジュール管理
・ファイル共有
・付せんメモ機能

売買革命の料金体系

売買革命の初期費用 非公開
売買革命の月額費用 非公開

売買革命の導入初期費用および固定費用は非公開です。

企業規模や利用するパソコンの台数、他社乗り換えの有無などを担当者が詳しくヒアリングした上で費用が算出されます。

売買革命の使い方

売買革命はクラウド環境で動作する特徴を活かし、昨今の社会情勢により推奨されているテレワーク促進に役立ちます。

また売買革命を同社の他製品「賃貸革命」と一緒に使うと、仲介業務と賃貸業務を1社のシステムでまかなうことができ、使い勝手やトラブル時のサポート体制が向上します。

売買物件と賃貸物件の両方を取り扱うことが多い不動産業者が、管理システムを「革命シリーズ」で一本化していくのも良いでしょう。

まとめ

今回は日本情報クリエイト株式会社の不動産売買仲介営業支援システム「売買革命」について解説しました。

売主様から良い物件の媒介契約を受けても、買主様を獲得できないと不動産業者の利益にはつながりません。

積極的な買主様への営業活動をするために、売買革命で営業効率化を図りましょう。

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この記事の監修者
小林 紀雄
住宅ローンの窓口株式会社代表取締役・iYell株式会社取締役兼執行役員
2008年にハウスメーカーに入社し営業に従事。2010年からSBIモーゲージ株式会社(現アルヒ株式会社)に入社し、累計1,500件以上の融資実績を残し、複数の支店の支店長としてマネジメントを歴任。2016年にiYell株式会社を共同創業し、採用や住宅ローン事業開発を主導。2020年に取締役に就任し、住宅ローンテック事業の事業責任者としてクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を推進し事業成長に寄与。