住宅ローンの提案の幅と業務効率が改善|株式会社TERASS様

投稿日 : 2020年11月20日/更新日 : 2023年06月05日


住宅ローン業務代行サービスの『いえーる ダンドリ』導入企業である株式会社TERASSに導入による効果を伺いました。

このような方にオススメ

・住宅ローン提案の満足度をもっと上げたい
・会社全体の業務効率化を実現したい
・「いえーる ダンドリ」で住宅ローン業務を代行したい

株式会社TERASSの紹介

2019年4月に創業したスタートアップの不動産仲介会社「株式会社TERASS」。「バーチャルブローカレッジ」として、14名の不動産エージェントを抱えながら、業務のすべてをテクノロジーを駆使しリモートで効率的に行う新しい仲介の姿を目指している。さらに、独自の取り組みとして、不動産エージェントの紹介サービス「Agently」を展開中。

そんな株式会社TERASSは、自社の業務効率化とお客様への提案内容の最適化を図るために、2020年より住宅ローン業務代行サービス「いえーる ダンドリ」の導入に至る。今回は、株式会社TERASSのCAO(Chief Agent Officer)井上様に「いえーる ダンドリ」導入の経緯や導入後の効果について伺った。

住宅ローン提案の難しさを感じていた

「こちらがいくら良い物件を用意できて、お客様の購入意欲が高くても、それを購入するための住宅ローンがないとなにもできないですから、住宅ローンはとにかく欠かせません。ただ、お客様に最適な住宅ローンを提案することって本当に難しいんです。」

株式会社TERASSは『いえーる ダンドリ』の導入以前から、お客様への住宅ローン提案に課題を感じていたそうだ。

TERASSでは、お客様に対して、営業担当者(エージェント)それぞれの知識や経験をもとに住宅ローンを提案していた。住宅ローンについてお客様から求められるのは、金利だけでなく、団信の保障内容や審査基準など多岐にわたり、数ある住宅ローン商品の中からお客様のニーズにあてはめて、最適な住宅ローンを提案することは非常に難しかったという。

「こちらからお客様に提案できる住宅ローンは、既に弊社と取引のある金融機関やネットバンクが中心になってしまうので、そもそも提案の幅にも課題はありました。少しでも提案できる金融機関を増やそうと、こちらから金融機関に訪問して、住宅ローンの相談窓口になってもらえるように営業もしましたが、それも限界があるなと感じていました。」

仲介物件ならではのスピード感

「特に弊社が取り扱っているような仲介物件では、物件の決定から購入までのスケジュールが決まってしまっている場合がほとんどで、住宅ローン選びにもスピード感が求めれることが多いんです。」

不動産仲介を展開する事業者様ならではの、物件のスケジュールに関する課題も、TERASSは抱えていたという。

「住宅ローンを提案する段階でも課題があるのに、それを越えたらすぐにスケジュールの課題が出てくるんです。営業担当者の仕事は、お客様の物件購入が完了するまで続きます。だから、住宅ローンの申込先が決まったら終わりではなくて、融資実行に至るまでお客様と金融機関とやりとりが必要です。そうなると、必然的に業務は圧迫してしまって、かなり大変です。かといって、住宅ローン専門の従業員を雇って対応してもらう余裕もありませんでした。」

お客様に家を販売することが目的の営業担当者。意外にも、家を売るまでの過程において、大きな割合を占めるのが住宅ローンに関する業務だった。

『いえーる ダンドリ』導入で「提案の幅」「業務効率」は大きく改善

「数ある課題を解決するために、業務を一部を専門家に委託するという選択肢が生まれました。そこで目についたのが『いえーる ダンドリ』です。話を持って来てもらった後に、使ってみたところ、費用対効果もかなり良さそうだったので、すぐに導入できると感じました。また、コスト的にもそこまで高くなかったというところが大きな決め手となりましたね。」

お客様へのサービス内容においても、社内の業務効率においても課題を抱えている中で、TERASSが出会ったのが、住宅ローン業務代行サービス『いえーる ダンドリ』だった。

導入から1年足らずだが、これまで抱えていた課題も大きく改善されたという。

「1つ目の課題であった住宅ローンの提案については、我々が取り扱ったことのある金融機関やネットバンクに限らず、全国各地の金融機関から提案ができる状態になったので、扱える住宅ローン商品は格段に広がったと思います。また、取り扱い数だけでなく、お客様のニーズにピッタリの住宅ローンを複数挙げて比較してもらえる点も魅力に感じていますよ。」

「2つ目の課題であった営業担当者の業務効率についても、これまで当たり前のようにやっていた住宅ローン業務がまるっきりなくなりましたから、かなり改善された印象です。

また、お客様の住宅ローンの契約内容や申込の進捗状況について不明点があっても、チャットで問い合わせれば担当の方が素早く返信してくださるので、タイムラグもなく助かっています。私のようなマネジメント職にとっては、お客様の進捗状況が気になるところですが、各営業担当者に聞くより『いえーる ダンドリ』を使って案件の担当者に問い合わせた方が早いこともありますからね(笑)」

住宅ローン業務を代行する不動産事業者向けサービスの『いえーる ダンドリ』だが、営業担当者にもお客様にとっても魅力的だったという。今後も営業担当者への「いえーる ダンドリ」の利用を促進させて、会社全体の作業効率化を進めるそうだ。

インタビューにご協力いただいた事業者様

株式会社TERASS

〒107-0062 東京都港区南青山1丁目20−2 乃木坂ビジネスコート 202

株式会社TERASS公式サイト
いい家探しはいいエージェント探しから。『Agently』

 

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この記事の監修者
小林 紀雄
住宅ローンの窓口株式会社代表取締役・iYell株式会社取締役兼執行役員
2008年にハウスメーカーに入社し営業に従事。2010年からSBIモーゲージ株式会社(現アルヒ株式会社)に入社し、累計1,500件以上の融資実績を残し、複数の支店の支店長としてマネジメントを歴任。2016年にiYell株式会社を共同創業し、採用や住宅ローン事業開発を主導。2020年に取締役に就任し、住宅ローンテック事業の事業責任者としてクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を推進し事業成長に寄与。
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