工業地域とは|住宅の購入に向いている理由と特徴
用途地域の中で、工業系の用途地域の中でも、準工業地域は意外と住宅が多いエリアです。
不動産業の開業にあたっては、不動産団体に所属するのが一般的です。
そこで今回は不動産業界にはどういう団体があり、なぜ所属するのかをお話し、併せて業界の2大巨頭ともいえる「全日」と「全宅」について紹介、両者を徹底比較します。
全国に12万以上あるといわれる不動産業者は、保証協会ともいえる業界団体に所属しています。
所属するメリットはいろいろありますが、主な理由は次の3つです。
不動産業者が所属する保証協会には次の4団体があり、いずれも全国組織です。所属業者の研修や教育、苦情の解決、相談等を行い、業務内容に大きな違いはありません。
上述した4団体のうち、街のほとんどの不動産業者は「全宅(ハトのマーク)」か「全日(ウサギのマーク)」に所属しています。
そこでこの2つの団体に絞り、両者の違いを詳しく見ていきましょう。
各都道府県によって金額は異なりますが、入会時に払う費用が全宅(ハト)は約200万、全日(ウサギ)は約180万と、全日のほうが20万円程度安くなります。
全宅は全日の4倍近い会員数を誇ります。そのため新規開業者にとっては得られる情報が多いと考えるようです。
しかし実際のところ、会員同士の横のつながりは特にないといわれており、会員数の多さが直接メリットになっているわけではなさそうです。
加盟していることを示すため、不動産業者の入口や受付には全宅ならハトが、全日ならウサギのマークが掲げられています。
全宅は加盟店が多いため、必然的にハトのマークのほうがウサギよりも多く、それに伴い認知度も上がり、安心感や信頼感といったイメージにつながっているといえそうです。
結局、初期費用と会員数が違うだけでサポート体制においては同じなので、優劣の差はないと言えます。
保証協会はどの団体であれ、不動産業の開業から日々の営業に至るまで一貫して営業のサポートをしてくれる大樹のような存在といっていいでしょう。
不動産業開業を考えている方はぜひ、自分にあった団体を選んでください。