ぶっかくんの特徴と料金体系

投稿日 : 2021年08月03日/更新日 : 2023年06月03日

不動産の管理会社の中には、空室状況の確認を自動化させている会社が増えてきています。

空室状況確認の自動化は、管理会社の業務を効率化させるだけでなく、仲介会社にとっての利便性も向上します。

今回ご紹介する「ぶっかくん」は、不動産リーシング業務をワンストップサービスで行うイタンジ株式会社が提供する物件の空室確認自動対応システムです。

この記事では「ぶっかくん」の特徴や料金について解説します。

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ぶっかくんとは

ぶっかくんとは、不動産の管理会社向けに2015年にサービスを開始した空室確認の自動対応システムです。

不動産リーシング業務のワンストップサービスを行うイタンジ株式会社が提供しており、導入拠点数400拠点以上、単月総受電数40万件以上の実績があります(2019年8月時点)。

イタンジ株式会社は、「内見予約くん」、「申込受付くん」など不動産賃貸業務向けの一連のサービスであるITANDI BB(イタンジビービー)を提供しており、ぶっかくんはそのサービスの一つです。

ITANDI BB(イタンジビービー)は業者間での物件の情報共有ができるサイトで、オプション機能のITANDI BB+(イタンジビービープラス)を利用することで、一連の不動産業務を効率化できる仕組みです。

ぶっかくんの特徴

ぶっかくんには以下5つの特徴があります。

自動音声対応で業務効率化&クレーム防止

ぶっかくんは自動音声で対応するため、24時間いつでも対応できます。

空室確認を自動音声化することで、管理会社が電話対応に割く時間を削減し、業務効率化が図れます。

また、仲介会社が急ぎで空室を確認したい場合、管理会社の人手不足で電話が繋がらずクレームの原因となる可能性もあるでしょう。

ぶっかくんは一度に多数の電話に対応できるため、そのような仲介会社のストレスも軽減できます。

図面の自動送信機能付き

ぶっかくんでは、空室対応をした仲介会社のFAX番号を特定し、図面を送信可能です。

仲介会社は、空室確認と同時に図面を希望するケースが一般的ですが、FAXで図面を送信する作業は、図面の準備、FAX番号の確認など、単純作業かつ手間がかかります。

ぶっかくんでは空室に加えて図面送信も自動で対応してくれるので、管理会社スタッフの手間を省きます。

反響をもとにてデータを可視化できる

ぶっかくんで自動応答した反響数は、計測してデータを可視化することが可能です。

反響の大きい物件、時間ごとの反響、どこの仲介会社からの問い合わせが多いかなど、現状を把握しやすくなるでしょう。

集計されたデータは、管理物件のオーナー様への報告や、業務改善に役立ちます。

柔軟なアナウンス対応

ぶっかくんは、オプション機能を利用することで空室確認だけでなく、賃料、内見方法、入居可能日のお知らせなどを設定できます。

同じ物件でも、部屋ごとに状況が異なるケースが多いですし、仲介会社は空室と同時に内見対応するためのその他情報も確認しておきたいケースがほとんどです。

ぶっかくんでは物件に関する情報のアナウンスをカスタマイズできるため、二度手間を防ぐことが可能です。

オプション機能で内見予約も自動化できる

ぶっかくんと同じITANDI BB+(イタンジビービープラス)のサービスである「内見予約くん」と併用することで、内見予約も自動で受付できます。

ぶっかくんの空室確認と併せて内見予約も自動化することで、対応するスタッフの手間を大幅に削減できます。

また、管理会社の営業時間外でも内見予約を受け付けることで、内見予約数が15%上がったというデータもあります。

ぶっかくんの料金体系

ぶっかくんの初期費用 非公開
ぶっかくんの月額費用 非公開

ぶっかくんのサービス費用は非公開となっております。

ちなみに、イタンジ株式会社が提供しているITANDI BB(イタンジビービー)の利用は無料です。

ITANDI BB(イタンジビービー)は管理会社の管理物件情報とリアルタイムで連携しているため、仲介会社がいつでも最新情報を確認できるようになります。

まとめ

今回はイタンジ株式会社が運営するぶっかくんのサービスを紹介しました。

管理物件数が多くなるほど仲介会社からの問い合わせも増えるため、空室確認の自動化は管理会社の業務効率化に大きく貢献します。

管理会社の業務効率化だけでなく、データを可視化してオーナー様への報告にも役立つぶっかくんで、オーナー様の満足度向上を目指しましょう。

質の高い不動産業務を提供するためにも業務効率化は必須といえます。「いえーるダンドリ」なら住宅ローンに関する業務を代行することができ、業務効率化を図ることができるので、ぜひご活用ください。

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この記事の監修者
小林 紀雄
住宅ローンの窓口株式会社代表取締役・iYell株式会社取締役兼執行役員
2008年にハウスメーカーに入社し営業に従事。2010年からSBIモーゲージ株式会社(現アルヒ株式会社)に入社し、累計1,500件以上の融資実績を残し、複数の支店の支店長としてマネジメントを歴任。2016年にiYell株式会社を共同創業し、採用や住宅ローン事業開発を主導。2020年に取締役に就任し、住宅ローンテック事業の事業責任者としてクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を推進し事業成長に寄与。