KASIKAの機能と使い方

投稿日 : 2021年08月12日/更新日 : 2023年06月03日

工務店や不動産業者が集客できない根本的な理由として「追客期間が短い」ということがあります。

何度かアプローチしても反応がないお客様に対する追客を諦めてしまう、また多忙のあまり半年~1年後に再度の追客を行えないことで、集客のチャンスを逃しているのです。

逆に中長期的にお客様をフォローできれば、機会損失を最小限にすることができます。

それを可能にするのが「KASIKA」です。今回は顧客分析から自動メール返信まで一元化できる「KASIKA」について解説します。

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KASIKAとは

KASIKAは、Cocolive株式会社が運営する不動産業界向けの顧客分析・可視化サービスです。

シナリオメールによる顧客育成の自動化や自動返信メールの活用で、工務店・不動産会社の来場者数・反響数アップをサポートします。

KASIKAを利用すると文字通り、お客様が興味を持っている「物件」「予算」「最寄り駅」などの情報が可視化されます。新人営業でもお客様の興味にマッチした物件提案が可能です。

KASIKAの特徴

KASIKAには以下のような特徴があります。

優良顧客がひと目で分かる

KASIKAでメルマガを配信すると、メルマガ全体の開封率やクリック率を計測できます。「いつ」「どの」物件を見て、「どんな」間取りに興味があるかひと目で分かります。

見込みがあるお客様に効果的なタイミングで営業できることで、来場のアポイント率アップが期待できます。

自動返信メールで素早いフォローが可能

ポータルサイトから問い合わせがあった際、自社オリジナルの自動返信メールを配信できます。サイト閲覧後すぐにフォローのメールを送れることで他社との差別化を図れます。

メルマガの自動生成や制作代行などのサービスが充実

KASIKAでは、メルマガの作成も簡単です。条件を指定するだけで、抽出された条件から自動でメルマガが生成されます。

「新着物件」「非公開おすすめ物件」「最新チラシ」など、興味を引く内容を継続的に提供することで商談のきっかけ作りになります。

また、新サービスとして「ココメール」もリリースされました。メルマガの制作アドバイスや制作代行がセットになったサービスです。

アドバイスを行うのは、数々の工務店や不動産会社にメルマガアドバイスと制作を行っている「不動産メルマガアドバイザー」です。プロによるサポートを受けることで、メルマガのノウハウをマスターできます。

KASIKAの機能

KASIKAに搭載されている機能は以下のとおりです。

提案タイミングの可視化

KASIKAの代表的な機能として、顧客のアクションが視覚的に確認できる機能があります。

  • 閲覧したホームページの内容は何か
  • 請求した資料はどれか
  • どんなメールを開いたか

お客様がホームページを見たタイミングを把握できることで、提案すべき瞬間を見逃しません。また、どのページを見ているか分かることで、「いつ」「なにを」を提案するべきか事前に把握することができます。

追客通知アラート機能

住宅の買い物は半年~1年以上の長いスパンの検討期間が必要です。忙しい営業担当者は何度目かの営業で追客を諦めてしまいます。

KASIKAは1年前~2年前に接触があったお客様でも、ホームページを再訪したタイミングで自動的に通知が届きます。過去の見込み客すべてにアプローチせずとも、可能性が高いお客様に自然と営業ができます。

自動返信メール機能

KASIKAでは、ポータルサイトで資料請求が行われると自動でメールが返信されます。

通常はポータルサイトから資料請求があると多くの工務店・不動産会社がメールを一斉に送信します。似たようなメールで埋もれてしまうとメールは読まれません。

KASIKAの自動返信は、競合に先んじてメールが届きます。資料請求直後の購入意欲が高い状態のお客様にアプローチでき、最初のメールになることでじっくり読まれる可能性が高まります。

KASIKAの使い方

KASIKAでは、工務店・不動産会社ごとの課題に応じた柔軟な利用方法があるのも特長です。

たとえば「資料請求から3ヶ月間はお客様の来店率は高いが、その後はどんどん低くなる」という課題を持っている場合、「資料請求後3ヶ月以内」「資料請求1年後」など、ターゲットを絞ってメール配信が可能です。

さらに「自動タグ付与設定」を活用することで、「開封したお客様」「開封していないお客様」に分けたうえで、分類に応じた対応を検討できます。

たとえば「ホームページは頻繁にアクセスするがメールは開かない」といったお客様にDMを送るなど、WEBとアナログを組み合わせた施策を取れます。

KASIKAの料金体系

KASIKAの初期費用 50,000円(1万リードまで同一料金)
KASIKAの月額費用 50,000円~

複数店舗がある場合、11人目のユーザー以降は1人あたり5,000円が追加されます。例えば13ユーザー登録の場合は10ユーザーまで50,000円、3ユーザーが5,000円×3=15,000円です。

詳しくはKASIKAの問い合わせフォームよりご連絡のうえ、サポートチームにお問い合わせください。

まとめ

今回は顧客分析から自動メール返信まで一元化できる「KASIKA」について解説しました。

お客様が興味を持っている情報がひと目で可視化されれば、希望に合わせて効果的な営業が可能になります。さらに、集客から商談・成約までの流れをスムーズにできる「ステップメール」や、反響獲得につながる「ポップアップ機能」など、次々と新機能も搭載されています。

KASIKAを活用して、営業の効率化を目指しましょう。

【リンク】KASIKA|問い合わせ

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この記事の監修者
小林 紀雄
住宅ローンの窓口株式会社代表取締役・iYell株式会社取締役兼執行役員
2008年にハウスメーカーに入社し営業に従事。2010年からSBIモーゲージ株式会社(現アルヒ株式会社)に入社し、累計1,500件以上の融資実績を残し、複数の支店の支店長としてマネジメントを歴任。2016年にiYell株式会社を共同創業し、採用や住宅ローン事業開発を主導。2020年に取締役に就任し、住宅ローンテック事業の事業責任者としてクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を推進し事業成長に寄与。
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