nomad cloud(ノマドクラウド)の特徴と料金体系

投稿日 : 2021年08月19日/更新日 : 2023年06月03日

「顧客からの電話応対や来客対応に追われて時間が足りない。」不動産賃貸仲介業では、物件への問い合わせ対応から成約に至るまで業務は非常に多く、多忙を極めます。

しかしせっかく成約の見込みが高い顧客が目の前にいるにもかかわらず、フォローしきれずに取り逃がしてしまうことは避けなくてはなりません。

nomad cloud(ノマドクラウド)は物件への問い合わせ対応をAIが自動で行ってくれるので、営業マンの時間が削減でき、結果として新規顧客の獲得と成約率のアップに貢献するシステムです。

今回は自動追客と顧客管理サービスのnomad cloud(ノマドクラウド)について解説します。

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nomad cloud(ノマドクラウド)とは

nomad cloud(ノマドクラウド)とは、不動産賃貸仲介業者向けの顧客管理(CRM)および営業支援システムのことです。

従来のアナログな営業方式では、物件のポータルサイトを閲覧した人などからのメールや電話対応に追われ、肝心な来客対応や内見など見込み客に対するフォローが疎かになりがちです。

nomad cloud(ノマドクラウド)を導入することにより、物件のポータルサイトなどから問い合わせがあった際にはAIが自動で対応してくれるため、営業マンは濃い見込み客に対するフォローに十分な時間を割くことができるようになります。

つまり新規顧客への対応が迅速になるだけでなく、成約率のアップに貢献するということです。

nomad cloud(ノマドクラウド)は大手から地域密着型まで、多くの店舗で導入されています。使い方はシンプルで、パソコンが苦手な人でもわかりやすいシステムです。

nomad cloud(ノマドクラウド)の特徴

nomad cloud(ノマドクラウド)には以下3つの特徴があります。

追客業務を自動化・効率化

nomad cloud(ノマドクラウド)を導入すると、顧客から問い合わせがあった際に、顧客の基本情報や希望する物件の情報が自動で登録されます。

その情報をもとに、AIによる自動チャットがスタートし、問い合わせがあった顧客に対して希望条件に合った物件情報を営業マンの代わりに自動で提供してくれます。

チャットはLINEにも対応しているので、LINEユーザーにも扱いやすい仕様です。

AIによる自動応答は24時間休むことなく行われるので、営業時間外であっても顧客からの問い合わせに応答することができ、新規顧客を取りこぼす心配がありません。

同時に自動対応した顧客のデータはnomad cloud(ノマドクラウド)内にストックされるため、後で反応が良さそうな見込み客を選定して、個別に電話連絡などでフォローを入れることも可能です。

反響があれば即座にスマホにお知らせ

いくつもの物件ポータルサイトに賃貸情報を掲載していると、せっかく反響があったにもかかわらず見逃してしまったり、外出中で対応が遅れたりして、顧客を逃してしまうことがあります。

nomad cloud(ノマドクラウド)はポータルサイトから反響があれば瞬時に自動で取り込みし、スマホアプリに通知が届きます。

この機能を使うことで、反響があった顧客に対して、外出先でもスピーディーな対応が可能です。

「お客様専用ページ」で見込み客を囲い込み

せっかくポータルサイトから反響があったにもかかわらず「他社にとられてしまい成約できなかった」というのはよくあるケースかもしれません。

これは顧客が再びポータルサイトに戻って物件探しをしてしまうことが原因です。

nomad cloud(ノマドクラウド)には「お客様専用ページ(マイページ)」が用意されているので、自社の物件の中からお部屋探しをしてもらうことができます。

見込み客が再びポータルサイトに流れてしまうのを防ぎ、囲い込みを行うには効果的な機能です。

nomad cloud(ノマドクラウド)の料金体系

nomad cloud(ノマドクラウド)の料金体系は次の通りです。

nomad cloud(ノマドクラウド)の初期費用 非公開
nomad cloud(ノマドクラウド)の月額費用 非公開

nomad cloud(ノマドクラウド)の初期費用や月額費用の詳細については、公開されていません。

反響数などに伴う従量課金制です。

まとめ

不動産賃貸仲介業で働いている人の中には、顧客からの問い合わせへの対応や来客などに追われてしまい、成約率の高い見込み客に対するフォローが十分ではないと感じている人が少なくないかもしれません。

これでは思ったような成約率を上げることは難しく、非常に業務効率が悪くなってしまいます。

反対に顧客からの問い合わせに自動で答えてくれて、しかも顧客情報の管理まで行ってくれるシステムがあったらどうでしょう。

そうすれば成約率の高い見込み客に対してフォローが行える十分な時間が確保でき、その結果成約率が向上する可能性が高くなります。

nomad cloud(ノマドクラウド)はそんな悩みを抱えた不動産仲介業者に向けて開発されたシステムで、業務改善や成約率アップに貢献してくれるでしょう。

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この記事の監修者
小林 紀雄
住宅ローンの窓口株式会社代表取締役・iYell株式会社取締役兼執行役員
2008年にハウスメーカーに入社し営業に従事。2010年からSBIモーゲージ株式会社(現アルヒ株式会社)に入社し、累計1,500件以上の融資実績を残し、複数の支店の支店長としてマネジメントを歴任。2016年にiYell株式会社を共同創業し、採用や住宅ローン事業開発を主導。2020年に取締役に就任し、住宅ローンテック事業の事業責任者としてクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を推進し事業成長に寄与。