【2021年】不動産仲介会社の人気ランキング|選び方・利用方法まで解説

投稿日 : 2022年07月29日/更新日 : 2022年08月10日

不動産仲介会社人気ランキング

戸建てやマンションを売却する際は不動産仲介会社に依頼することになりますが、たくさんの中から自分に合った会社を探し出すのは大変です。

そこで今回は不動産仲介会社選びの参考にしていただけるよう、不動産会社のランキングと選び方を解説します。

不動産会社の仲介件数・売上高ランキングトップ3

No. 企業名 取扱高 (百万円) 手数料率 (%) 仲介件数 (件) 店舗数
1 三井不動産リアルティグループ 1,783,232 4.8% 42,818 282
2 住友不動産販売 1,287,508 5.2% 37,715 276
3 東急リバブル 1,315,942 4.7% 26,437 190
4 野村不動産グループ 872,337 4.0% 9,515 92
5 センチュリー21 636,396 4.9% 25,902 978

一般的に取扱高が高い会社ほど、手数料率が高いという傾向にあります。

なお、ランキングに記載されている会社はいわゆる両手仲介(売主買主双方の仲介を行う)をしている点に注意が必要です。400万円を超える取引の仲介手数料の上限は「最大で3%+6万円」が決まりです。それなのに手数料率が4%超ということは、両手仲介を行っていることを示しています。

両手仲介では売買契約締結のため、買主からの値下げ要求に応じるように交渉される場合があります。少しでも高く売却するためにも、複数の査定依頼を行うことが大切です。

【1位】三井不動産リアルティ

三井不動産リアルティは三井不動産の子会社で、「三井のリハウス」のブランドで広く知られています。

取扱件数は1986年から35年連続で全国1位という日本最大級の不動産会社です。

トップの企業であるため営業マンは品行方正で、がつがつしていないと言われています。知識も豊富で、難しいとされる案件でも安心して依頼できるでしょう。

【リンク】三井のリハウス

【2位】住友不動産販売

住友不動産販売は「住友の仲介STEP」のブランドを展開しています。本社は東京ですが、関西圏での集客力に定評があります。

マンションと一戸建てを比較すると、一戸建ての売却額が相場より高い傾向にあるとされるのが特徴です。

マンションよりも戸建ての売却を考えている人に向いているといえるでしょう。

さらに担当者のきめ細やかなサポートがあるのもメリットです。

売主・買主・賃貸経営者まで手軽に相談できるフリーコールサービスを提供しているほか、相談からアフターフォローまで同じ担当者が一貫してフォローしてくれるのも住友不動産ならではです。

【リンク】住友不動産販売

【3位】東急リバブル

東急リバブルは名前のとおり東急沿線で強みがある会社ですが、近年は関西方面への出店攻勢をしかけています。

住友不動産販売と規模的に拮抗しているため、よく言えば元気な営業マンが多いのも特徴です。

東急沿線の物件の強みがあるように「東急」というブランドに惹かれて集まる顧客が多いとされています。東急不動産が開発した不動産等、東急にゆかりがある物件なら東急リバブルがおすすめです。

【リンク】東急リバブル

不動産会社のオリコン顧客満足度ランキング(マンション)トップ3

オリコンの顧客満足度ランキングは、必ずしも売上高のランキングと一致していません。

マンションと戸建てのランキングは、それぞれ以下のとおりです。

マンション 評点 戸建て 評点
1位 住友林業ホームサービス 80.27点 野村の仲介+ 76.70点
2位 大成有楽不動産販売 78.38点 三井住友トラスト不動産 76.46点
3位 野村の仲介+ 77.98点 近鉄の仲介 75.50点
4位 三井住友トラスト不動産 77.79点 東急リバブル 74.95点
5位 大京穴吹不動産 77.27点 三井のリハウス 74.84点

今回はマンションのランキングでトップ3に輝いた不動産仲介会社の特徴を紹介します。

【1位】住友林業ホームサービス

主に個人を対象にした戸建てマンションなどの仲介を行う不動産会社です。1964年に「スミリン土地株式会社」という名称で発足し、創業から50年以上の歴史があります。

顧客満足度ランキングでは野村の仲介+の牙城を崩す形でトップになりました。

買取保証とつなぎ融資を組み合わせた「住み替えサポート」というサービスが優秀です。買取保証では一定期間の仲介で売却できない場合に最終的に住友林業ホームサービスが買い取ってくれます。

つなぎ融資では買い換えの際に売却と購入が逆になった際、間を埋める格好で融資を受けることができます。

【リンク】住友林業ホームサービス

【2位】大成裕楽不動産販売

大成建設グループの不動産会社です。ゼネコンでもトップクラスの大成建設の傘下にあることによって、マンション売却に強みがあります。

たとえば「マンションリペアサービス」。売却時の床の修繕を無料で行ってくれるサービスで、「修繕をしてから売った方が良いのか……」と悩む必要がなくなります。

さらに不動産を手放す理由を明かしたくない人向けに「シークレットサービス」、買取サービスによって素早く現金化できるサービスなど、顧客満足度を高めるサービスを数多く展開しています。

【リンク】大成裕楽不動産販売

【3位】野村の仲介+

野村の仲介+は、野村不動産ソリューションズ株式会社が提供しているブランドです。ネット集客に力を入れている一方で店舗数が三井リハウス等と比較して少ないため、売上という点では及びません。

その代わり顧客満足度では戸建てでもマンションでもトップ3に入っています。

顧客満足度が高い理由は、優良な「売却サポート」です。

たとえば「土地ステージング」では、以下のような作業を代行してくれます。

  • 草刈り作業
  • 防草シート施工
  • 立入禁止ロープ設置
  • 売物件看板設置

防草シート施工によって、あたかも「新品の土地」のような印象を顧客に与えることができるサービスです。

このような先進的なサービスによって、高い評価を得ているのです。

【リンク】野村の仲介+

不動産仲介サービスの利用方法

不動産仲介サービスの一般的な利用方法は以下のとおりです。

1、それぞれの不動産会社に直接依頼

不動産会社に直接依頼する方法です。

特に大手の不動産仲介会社ならホームページ上で査定の依頼ができるほか、最寄り駅付近の実店舗での査定も依頼できます。

ただし、複数の会社の査定額を比較する場合は何回も査定依頼を繰り返す必要があります。後述する一括査定と比較して、手間と時間がかかるのがネックです。

2、一括査定サイトを利用

インターネットの一括査定サイトを利用して依頼する方法もあります。

一括査定サイトでは売却を検討している不動産の情報を入力するだけで、複数の不動産会社から買い取り価格の提案を受けることができます。

複数の会社の査定額が一気に出てくるため、条件をまとめて比較することも簡単です。

手始めに一括査定サイトを利用して大まかに不動産の価値を把握したあとで、それぞれの会社に査定額の根拠を聞き取りましょう。

そのときの担当者の対応や人柄まで含めて評価し、2~3社に絞った後で実際に物件を見てもらい、具体的に査定額の提示を受けます。

こうすることで1社ずつ査定を依頼するよりも、効率的に複数の会社に絞ることができます。

不動産仲介会社の選び方

不動産仲介会社を選ぶ際のポイントは以下のとおりです。

不動産会社の特長をしっかり把握する

不動産仲介会社と言っても、それぞれの会社で得意・不得意があります。得意としている不動産の種類と自分が売却した不動産の種類が合致すると良いでしょう。

たとえば公式ホームページを見てみると事業内容のページには得意としている不動産を掲載していることがあります。「区分マンションの売買に強い」「戸建ての売買に強い」といった特長が見て取れるようになります。

実際に依頼する不動産仲介会社を決めるにあたっては重要なポイントです。

担当者との相性も大切

不動産仲介会社の名称やブランドで選ぶだけでなく、担当者の質や自分との相性を見極めることも非常に大切になります。

担当者の仕事ぶりや応対の気持ちよさは、買い手の購買意欲に直結してくるためです。

例えば「対応の素早さ」。

査定を依頼した時や質問した時、スピーディーに返信してくれると質の良い担当者であるといえます。

逆にいつまでも応対してくれないと、せっかくの購買意欲がある希望客を逃してしまう可能性が高まります。

担当者のスピードを見極めるなら、何度かやり取りを重ねると分かりやすいでしょう。一括査定の結果が出たら、査定の根拠や会社の強みなどを質問してみて対応を比較してみて下さい。

まとめ

今回は不動産会社のランキングと選び方を解説しました。

ランキングはあくまでも参考程度ですが、数ある不動産会社を数社に絞り込む際には役に立ちます。とくに営業マンやサービスが優良な会社を選ぶなら、オリコン顧客満足度ランキングは良い参考になるでしょう。

実際に不動産会社を選ぶ際は一括査定を利用し、出た査定や口コミ・評判・実際にやり取りした雰囲気なども加味して取引先を決めていきましょう。

kobayashi この記事の監修者:小倉 大将
「いえーる 住宅研究所」編集長
学生インターン期間を経て、新卒一期生としてiYell株式会社に入社。開発マネジメント部門・メディア事業部門を経験し、入社2年目にして「いえーる 住宅研究所」の編集長に異例の抜擢を果たす。現在、同メディアを不動産業界のDX推進の一翼を担う媒体とすることをミッションに、日々業務に励む。
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