【2022年最新版】大手不動産会社ランキング|仲介実績が多い会社を比較!

投稿日 : 2021年12月10日

【2021年最新版】大手不動産会社ランキング|仲介実績が多い会社を比較!

保有している物件や土地などの不動産を売却するとき、一般的には不動産会社に仲介を依頼して買い手を探します。

しかし、多くの不動産会社の中からどのように依頼する不動産会社を選べばよいかは悩むものです。

そこで、注目すべき点のひとつに仲介実績が挙げられます。

不動産業従事者の方が、業界で大手不動産会社の規模を把握するべく、仲介件数の多い大手不動産会社をランキングでご紹介します。

この記事の監修者:
小林 紀雄
住宅業界のプロフェッショナル某大手注文住宅会社に入社。入社後、営業成績No.1を出し退社。その後、住宅ローンを取り扱う会社にて担当部門の成績を3倍に拡大。その後、全国No.1売上の銀座支店長を務める。現在は、iYell株式会社の取締役と住宅ローンの窓口株式会社を設立し代表取締役を務める。

大手不動産会社の業界と現状

過去に遡って不動産業界全体の売上高の推移を確認すると、平成21年から平成24年の売上高は減少傾向にあり、その後は増加傾向となります。

平成21年ごろにはリーマンショック、平成24年ごろにはアベノミクスが施行されるなど、不動産業界は景気や世界情勢に大きく影響を受けました。

また平成25年以降には東京都心部でのオフィスビル賃貸が好調となり業績は増加傾向に切り替わります。

不動産従事者として仕事を進めるうえで、不動産業界全体の知識や業界大手の特徴などの知識は、身につけておくと役に立つはずです。

今のうちからしっかりと把握しておきましょう。

おすすめの大手不動産会社ランキング

仲介をしている不動産会社は全国に多数あります。

地域密着型の不動産会社もあれば、全国展開している大手不動産会社もあります。

では、大手不動産会社の実績はどのくらいなのでしょうか。

そして、どの不動産会社が多くの実績を有しているのでしょうか。

不動産業界に携わる方は、業界における規模や動向を知っておくことをおすすめします。

仲介件数の多い大手不動産会社を、ランキング形式で10社ご紹介します。

なお、仲介件数のデータは、2019年の不動産業統計集を参考にしています。

順位 社名
1位 三井不動産リアルティ
2位 住友不動産販売
3位 東急リバブル
4位 野村不動産グループ
5位 三井住友トラスト不動産
6位 大京グループ
7位 三菱UFJ不動産販売
8位 みずほ不動産販売
9位 大和ハウスグループ
10位 三菱地所リアルエステートサービス

 

【1位】三井不動産リアルティ

三井不動産リアルティ

仲介件数 4万1,533件
取扱高 1兆7,068億4,300万円
店舗数 281店舗
手数料収入 850億800万円
手数料率 約5.0%
1件当たりの平均手数料 約205万円
1件当たりの平均物件価格 約4,110万円
  • 三井のリハウスのブランドで売り出している会社
  • 仲介件数はここ30年近く毎年1位をキープ
  • 一定の条件で、建物補修や駆除、設備の修理を無料としている

「三井のリハウス」と「三井のリパーク」というふたつのブランドに分かれています。

売却保証サービスがあり、3か月以内に売れなかった場合、査定価格の90%以内で買い取りをするため、確実に不動産を売りたい方に向いている会社です。

住まいクリーンアップサービスも実施しており、物件売却前には室内のクリーニングを行い、清掃により内見者のイメージアップを促して売れやすい環境を作っています。

【2位】住友不動産販売

仲介件数 3万7,643件
取扱高 1兆3,263億5,700万円
店舗数 270店舗
手数料収入 696億1,500万円
手数料率 約5.3%
1件当たりの平均手数料 約185万円
1件当たりの平均物件価格 約3,520万円
  • 住友の仲介STEPというブランドで売り出している
  • 関西圏では集客力が高くその力は関西No.1
  • 売却可能額を知りたいときは無料で査定してくれる

問い合わせからアフターフォローまで営業担当者が一貫してお客様をサポートすることが特徴です。

そのため、実際に売却を行ったお客様からは、営業担当者の対応に満足しているという声が多く見られます。

実際に、ここ10年での仲介件数は毎年増加傾向にあります。

売却活動においては幅広い広告ネットワークを駆使しています。

SUUMOやアットホームなど、有名な不動産ポータルサイトも使用可能です。

売却保証の他に、空家クリーンや宅地測量などさまざまなサービスや保証を行っていることも仲介件数の伸びにつながっているといえます。

【3位】東急リバブル

仲介件数 2万5,570件
取扱高 1兆2,455億3,000万円
店舗数 182店舗
手数料収入 601億4,900万円
手数料率 約4.8%
1件当たりの平均手数料 約235万円
1件当たりの平均物件価格 約4,870万円
  • 東急沿線をメインに営業エリアとしている不動産会社
  • 大手3社では1件あたりの平均物件価格が最も高い
  • 最近は関西圏も営業英エリアとして販路を拡大している

営業担当者の97%が宅建の資格を持っており、専門知識を生かしてお客様の物件売却をサポートすることが特徴です。

税理士と連携して無料で相続税簡易診断書を作成するサービス、買取サービスなど、不動産売却を考えている方にとって活用しやすいサービスも取り揃えています。

利用したお客様の口コミにおいても、スムーズで希望に近い価格で物件売却できたという声が多く見られます。

【4位】野村不動産グループ

仲介件数 8,922件
取扱高 7,673億2,400万円
店舗数 86店舗
手数料収入 331億3,600万円
手数料率 約4.3%
1件当たりの平均手数料 約371万円
1件当たりの平均物件価格 約8,600万円
  • 野村の仲介+というブランドで売り出している
  • オリコンの顧客満足度調査で、マンション・一戸建てともに1位を獲得
  • 不動産ポータルサイト「ノムコム」を運営している

野村證券をルーツにもつ不動産会社で、住宅事業に強く特にマンション開発に力を入れています。

野村不動産グループが開発したマンションというと「プラウド」が有名です。

2011年からは「オハナ」というブランドでもマンションを開発しています。

不動産ポータルサイトノムコムがあり、物件売却をしたい方はこのサイトに物件情報を掲載することが可能です。

土地診断・補修保証・ハウスクリーニングなどの、物件を売りたい方に有益なサービスも多数用意しています。

【5位】三井住友トラスト不動産

仲介件数 7,935件
取扱高 5,042億1,800万円
店舗数 72店舗
手数料収入 206億5,600万円
手数料率 約4.1%
1件当たりの平均手数料 約260万円
1件当たりの平均物件価格 約6,350万円
  • 信託財産での不動産活用に強みを持つ
  • 三井住友信託銀行グループの不動産仲介業者
  • 銀行のノウハウを活かして、売却やローンをワンストップでサポート

信託銀行の不動産会社のため、銀行のノウハウをもって不動産売却をサポートすることができ、物件の資産運用、相続相談などもおこなっています。

また、信託銀行としての強みを生かし、物件相続や遺言の相談も受け付けています。

物件に関しては、空き家トータルサポート・土地測量調査サービス・住宅設備修理サポートなどのサポート面が充実してる点が特徴です。

三井住友トラスト不動産の営業エリアは、首都圏・中部・近畿・中国・九州と全国に渡っているため、多くの仲介件数を有しています。

【6位】大京グループ

仲介件数 6,580件
取扱高 1,686億600万円
店舗数 75店舗
手数料収入 76億6,600万円
手数料率 約4.6%
1件当たりの平均手数料 約117万円
1件当たりの平均物件価格 約2,560万円
  • ライオンズマンションで有名な不動産会社
  • 近年は買取に力を入れている
  • 地方にも店舗があるため地域密着の営業が得意

オリックスグループの不動産会社であり、会社は1979年創業と40年以上の歴史を持ち、長い実績があります。

なお、不動産売買は穴吹不動産が行っています。

会社名は知らなくても、ライオンズマンションやサーパスマンションといった、この会社の扱うマンション名は一般の方にもよく知られています。

物件売却においては直接買取りを実施しており、一定期間売れなかったら買い取るといった買取保証も行っていることが特徴です。

東京以外にも北海道から沖縄まで店舗があり、地域に密着した営業を得意とします。

【7位】三菱UFJ不動産販売

仲介件数 5,569件
取扱高 4,149億2,900万円
店舗数 48店舗
手数料収入 175億6,700万円
手数料率 約4.2%
1件当たりの平均手数料 約315万円
1件当たりの平均物件価格 約7,450万円
  • 三菱UFJ信託銀行のグループ会社
  • 関東・関西・中部にのみ店舗を構える
  • 信託銀行のノウハウを活かして、物件売却のみならずお金の相談も受付

引っ越しや損害保険なども扱っており、住み替えて売却を行うときのサポートが充実していることが特徴です。

三菱UFJ銀行などもグループ会社にあるので、資産形成・投資・相続などの相談もワンストップで対応しています。

売却したい物件を対象に、検査・補修・修理などを行うサービスを提供しており、物件を総合的にサポートすることが可能です。

営業担当者の98%が宅建の資格を保有しており、専門的な知識でお客様の物件売却を進めます。

【8位】みずほ不動産販売

仲介件数 4,125件
取扱高 3,845億3,500万円
店舗数 42店舗
手数料収入 153億8,800万円
手数料率 約4.0%
1件当たりの平均手数料 約373万円
1件当たりの平均物件価格 約9,320万円
  • みずほフィナンシャルグループのみずほ不動産販売
  • 不動産を信託財産として扱うことが多い
  • 売却のためのサービスが充実

みずほ不動産販売では大きめの宅地を取り扱うことが多く、建物調査や敷地調査サービスなどもサポートしています。

在職年数が長く、知識と経験を兼ね備えた営業担当者が多数在籍しています。

そのため、また取引したいと答えるお客様が多く、顧客対応において評判が良いです。

みずほ銀行やみずほ証券などがグループ会社のため、物件売却においてはローンなどの相談も可能です。

【9位】大和ハウスグループ

仲介件数 3,552件
取扱高 2,159億5,700万円
店舗数 68店舗
手数料収入 70億100万円
手数料率 約3.2%
1件当たりの平均手数料 約197万円
1件当たりの平均物件価格 約6,080万円
  • 傘下に多数の企業を配置するグループ会社
  • グループ企業として、総合力で仲介をサポート
  • 不動産仲介は「Livness」というブランドで行っている

住宅メーカーの大和ハウス工業、マンション管理の大和リビング株式会社など、多数の子会社を有しています。

そのため物件の仲介のみならず、物件管理なども得意としています。

不動産開発や管理なども取り扱っており、売却においても総合的な提案が可能な点が特徴です。

不動産仲介は「Livness」というブランドで行い、仲介・物件探し・空き家管理などに対応します。

グループ企業のノウハウや連携を活かして総合的にお客様をサポートしている会社といえます。

【10位】三菱地所リアルエステートサービス

仲介件数 1,129件
取扱高 3,073億6,900万円
店舗数 8店舗
手数料収入 98億7,100万円
手数料率 約3.2%
1件当たりの平均手数料 約874万円
1件当たりの平均物件価格 約2億7,250万円
  • 法人物件に特化した不動産会社
  • 個人向け物件の仲介は三菱地所ハウスネットが担当
  • 多数の売却支援サービス

仲介件数は少なめですが法人物件をメインに仲介しているため、マンションやオフィスビルの仲介を得意とします。

簡易土壌汚染リスク評価や簡易建物診断など四つのサービスを無料で行っていることも特徴です。

なお、個人向け物件仲介を担当する三菱地所ハウスネットの営業エリアは首都圏・中京圏・関西圏・広島で、全国規模ではなく地域を絞って対応しています。

そのため、仲介件数ランキングでは、三菱地所ハウスネットは18位となっています。

売却における住宅設備点検などのサービスを提供しており、住み替えや賃貸物件のことも相談可能です。

不動産会社の業績ランキング

不動産業界

おすすめ不動産ランキングに続いて、不動産会社の業績ランキングを紹介します。(ここでの業績は売上高のことを指します)

売上高の高い会社を順に10社ランキング形式でまとめました。

不動産業界内の勢力把握や各企業の優位性などをご確認下さい。

データは2020年-2021年の最新版です。

早速、ランキングを確認していきましょう。

【1位】三井不動産

市場名 東証1部
売上高 2兆円

【2位】飯田グループホールディングス

市場名 東証1部
売上高 1.4兆円

【3位】三菱地所

市場名 東証1部
売上高 1.2兆円

【4位】住友不動産

市場名 東証1部
売上高 9,174億円

【5位】東急不動産ホールディングス

市場名 東証1部
売上高 9,077億円

【6位】オープンハウス

市場名 東証1部
売上高 8,105億円

【7位】野村不動産ホールディングス

市場名 東証1部
売上高 5,806億円

【8位】レオパレス21

市場名 東証1部
売上高 4,089億円

【9位】ヒューリック

市場名 東証1部
売上高 3,396億円

【10位】東京建物

市場名 東証1部
売上高 3,349億円

不動産会社の年収ランキング

不動産会社の年収

上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、年収の高い会社を順に10社ランキング形式でまとめました。

不動産業界内の勢力把握や各企業の優位性を把握する上で従業員の年収を知っておくこともとても重要です。

データは2020年-2021年の最新版です。

早速、ランキングを確認していきましょう。

【1位】ヒューリック

平均年収 1,707万円
従業員数(単独) 184人
平均年齢 39.4歳

【2位】日本商業開発

平均年収 1,558万円
従業員数(単独) 43人
平均年齢 40.3歳

【3位】三井不動産

平均年収 1,273万円
従業員数(単独) 1,776人
平均年齢 40.8歳

【4位】三菱地所

平均年収 1,267万円
従業員数(単独) 953人
平均年齢

【5位】ランドビジネス

平均年収 1,172万円
従業員数(単独) 27人
平均年齢 47.9歳

【6位】プロパスト

平均年収 1,116万円
従業員数(単独) 45人
平均年齢 38.7歳

【7位】東急不動産ホールディングス

平均年収 1,071万円
従業員数(単独) 74人
平均年齢 42.5歳

【8位】JALCOホールディングス

平均年収 1,067万円
従業員数(単独) 8人
平均年齢 51.4歳

【9位】東京建物

平均年収 1,018万円
従業員数(単独) 677人
平均年齢 42.6歳

【10位】平和不動産

平均年収 1,011万円
従業員数(単独) 102人
平均年齢 42.5歳

大手不動産会社に仲介を依頼するメリット

大手不動産に仲介を依頼すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

主なメリットは以下の3つです。

メリット1. 買い手となる顧客数が多い

大手だけあって取引数が多いため、過去の取引も含めると膨大な顧客ネットワークを持っています。

その顧客ネットワークを通じて、売りたい物件の宣伝が行えるので、興味を持ってくれる顧客と出会える可能性は高まります。

さらに、不動産会社によっては売り手と買い手をマッチングするようなサービスを導入している会社もあるため、買い手をより見つけやすくなります。

規模で劣る地域密着型不動産会社には、なかなか真似できないところです。

メリット2. 幅広い広告活動が行える

また、大手不動産会社だと、不動産ポータルサイトに安い費用で広告を出すことが可能です。

不動産会社によっては、いくつものポータルサイトに広告を出しているケースや、自社運営のポータルサイトを運営しているケースも見られます。

サイトに掲載する広告料が安ければ、チラシやダイレクトメールなど他の広告に使える費用が増えて、より効率的な広告活動が行えるのです。

メリット3. 会社独自のオプションがあるので売りやすい

大手不動産会社では独自オプションを用意していることもあり、瑕疵(かし)保証や買取サービスなどが挙げられます。

これらのオプションを用いることで、万が一に備えられます。

なかなか物件が売れないとなれば、大手不動産会社が買い取ってくれるかもしれません。

室内クリーニングや設備点検などの、物件売却に使えるオプションを豊富に用意している会社も多いです。

まとめ

大手不動産会社は会社規模が大きく、地域密着型不動産会社にはない特徴を持っています。

仲介取引件数が豊富で、オプションサービスが充実している会社も少なくありません。

さらに、大手不動産会社は幅広い広告ネットワークもあるため、物件が売れやすい環境が整っていることが多いのです。

不動産売却を行うなら大手不動産会社は大きな選択肢であるといえるでしょう。