不動産コボットの機能と使い方

投稿日 : 2022年09月26日/更新日 : 2023年06月05日

不動産コボットの機能と使い方

不動産事業者が行う日々の業務には、単純なルーティンワークが多数ありますが、そのような業務をRPAで自動化することで、売上アップやコスト削減につながることをご存知ですか?

RPAtとはRobotic Process Automationの略で、人がパソコン上で行う定型作業をロボットで自動化することを指します。

ディップ株式会社の運営する「不動産コボット」は不動産事業者向けのRPAサービスのひとつですが、膨大な業務量や人手不足に悩む不動産業者にとって利便性の良いサービスです。

今回は、そんな不動産事業者向けRPAの不動産コボットについて解説します。

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不動産コボットとは

不動産コボットとは、2020年に運営を開始した不動産事業者向けのRPAサービスになります。

DX事業を営んでいるディップ株式会社が運営しており、物件情報の登録作業に時間を取られている賃貸仲介会社や、売り上げが伸び悩んでいる売買仲介会社などに向けたサービスを提供しています。

ディップ株式会社は「はたらこねっと」をはじめとした多数の求人サイトを運営しており、そういった自社のノウハウを活かしてRPAサービスのシリーズ「コボット」の提供をスタートさせました。

不動産コボットの特徴

不動産コボットには以下3つの特徴があります。

業務効率化でコスト削減

不動産コボットを導入すると、賃貸仲介、売買仲介に付随する業務の効率化と業務効率化による人件コストの削減ができることが大きな特長です。

賃貸仲介では、物件の情報取得や基幹システムへの登録・更新作業に毎日数時間かかっているというケースが少なくありません。

業務を人力で行っている場合、来客対応のために人員を余分に確保する必要があるでしょう。

売買仲介においても、反響のあったお客様への返信やキャンペーン情報のメルマガ作成などに時間がかかるため、従業員が残業を余儀なくされるケースもあります。

そこで不動産コボットを導入することで、単純なルーティンワークをRPAで自動化し、余分なコストを削減できるというわけなのです。

的確なニーズ把握で契約数・売上アップに貢献

不動産コボットで業務効率化することで、お客様のニーズを的確に把握し、成約につながるアプローチができるようになります。

賃貸仲介では、業務の負担が減ることでお客様対応の準備に専念できるため、満足度の高い提案ができるようになります。

また、売買仲介でも、反響があったお客様が来店時にしっかりと準備ができていないと、商談がスムーズにいかないケースもあるでしょう。

不動産コボットfor追客では、ホームページやポータルサイトでのお客様の閲覧履歴から、お客様が興味を持っている情報を事前に確認できます。

お客様の反響に対して素早く、より的確なアプローチが可能です。

最新の情報提供で他社と差別化できる

不動産コボットでは、業者間流通サイトから新規物件情報を自動で取得できるため、新規物件の掲載に早く気がつき、反響獲得にもつながります。

賃貸仲介においては、成約状況によって物件情報が日々変化していくケースが多いでしょう。

不動産コボットでは情報の変更があった際も漏れなく更新され、正しく、最新の情報をお客様へ提供できます。

不動産コボットの機能

不動産コボットは、賃貸仲介会社向けの「不動産コボットfor物件入力」「不動産コボットfor物件取得」、売買仲介会社向けの「不動産コボットfor追客」の3種類の機能があります。

「不動産コボットfor物件入力・物件取得」では、物件の入力作業や新規物件掲載情報の取得など、賃貸仲介に付随する業務をRPAで自動化できます。

「不動産コボットfor追客」は、反響があったお客様への自動メール配信や、条件に合ったお客様の自動抽出など、お客様へのアプローチをより効率的に行うためのサービスとなっています。

不動産コボットの料金体系

不動産コボットの初期費用 非公開
不動産コボットの月額費用 非公開
不動産コボットの成果報酬 非公開

不動産コボットは、「誰でも・手軽に・すぐに」導入できることをコンセプトにしており、導入コストに課題がある中小規模の不動産事業者に向けたサービスです。

ただし、サービス費用の詳細は非公開となっているため、不動産コボット資料請求・加盟問い合わせフォームよりお問い合わせください。

【リンク】不動産コボット|資料請求・加盟に関するお問い合わせ

不動産コボットの使い方

不動産コボットは、賃貸仲介や売買仲介の不動産事業者向けのサービスです。

人手不足や人件費を削減したいという悩みを抱えている不動産事業者や、お客様への対応に力を入れていきたい不動産事業者に向いています。

サービス紹介ページから業務削減がどの程度できるかの簡単な診断もできます。

最大約2週間の無料トライアルキャンペーンを行っているのでまずお試しになってはいかがでしょうか。

コストの手軽さをコンセプトとしているサービスなので、中小規模の不動産事業者でも安心して利用できるサービスと言えるでしょう。

まとめ

今回はディップ株式会社が運営する不動産コボットのサービスを紹介しました。

RPAの導入は業務効率化を図れる一方で、高額なコストがかかる傾向にあるため、中小規模の不動産事業者による導入が難しいケースもあります。

導入コストが手軽な不動産コボットで、業務効率化を目指しましょう。

【リンク】不動産コボット|いますぐ簡単診断

この記事の監修者
小林 紀雄
住宅ローンの窓口株式会社代表取締役・iYell株式会社取締役兼執行役員
2008年にハウスメーカーに入社し営業に従事。2010年からSBIモーゲージ株式会社(現アルヒ株式会社)に入社し、累計1,500件以上の融資実績を残し、複数の支店の支店長としてマネジメントを歴任。2016年にiYell株式会社を共同創業し、採用や住宅ローン事業開発を主導。2020年に取締役に就任し、住宅ローンテック事業の事業責任者としてクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を推進し事業成長に寄与。