【2024年最新版】不動産ポータルサイトに連携可能｜おすすめ仲介物件コンバーター10選

不動産営業の業務として多くを占めているのが「ポータルサイトへの連動」です。

従来は社員が1つの物件を複数のポータルサイトに入稿するという手間のかかる作業でしたが、現在は「一括で複数のポータルサイトに連動して入稿」するサービス（物件コンバーター）が多数登場しています。

本記事では入稿業務の効率化に利用できる、ポータルサイトに連動した物件コンバーターの2024年版おすすめサービスを10社紹介します。

不動産ポータルサイトに連動する「物件コンバーター」とは

物件コンバーターとは、SUUMOやat homeなどの不動産ポータルサイトに、一括で入稿できるツールのことです。

通常、ポータルサイトに入稿する場合は各ポータルサイトに1件づつ物件情報を入力する必要があり、多くの時間を要します。入稿が数十件もあると、それだけで1日以上の時間がかかってしまうでしょう。

その点、物件連動コンバーターを利用すれば複数のポータルサイトに一括で入稿できるため、入稿時間を大幅に短縮させることができるのが大きな魅力です。

不動産ポータルサイト連動のおすすめ物件コンバーター10選

ここからは、不動産ポータルサイトに連動できるおすすめ物件コンバーターを10社紹介します。

1．コンバーター・ポータルサイト連動「みらいえ」

おすすめの物件コンバーター1社目は「みらいえ」です。

miraie（みらいえ）は、4大不動産ポータルサイトと呼ばれている「SUUMO」「LIFULL HOME’S」「at home」「Yahoo!」への一括入稿が可能な物件コンバーターです。

入稿から反映までの時間が短いメリットがあり、最短2時間ごとの連動・一括入稿を実現しています。

加えて、対応するすべてのポータルサイトで95%以上の項目連動率を誇るのもメリットです。

入力した情報をもれなくポータルサイトへ送信できるため、打ち直し不要で上位表示を実現します。

2．いえらぶCLOUD

おすすめの物件コンバーター2社目は「いえらぶCLOUD」です。

いえらぶCLOUDは、仲介業務も管理業務も一元管理できるオールインワンシステムの物件コンバーターです。

ポータルサイトへの連動機能以外に顧客の環境管理やチラシ作成、間取り図作成、賃貸管理、電子契約など、賃貸でも管理でも使える機能が搭載されています。

3．CooREコンバーター

おすすめの物件コンバーター3社目は「CooREコンバーター」です。

CooREコンバーターは、不動産ポータルサイトにワンタッチで一括入稿連動できる物件コンバーターです。

接続ポータル数の制限はなく、必要があれば都度ポータルの追加・削除ができます。上限物件数も10,000件までと多く、大量の管理物件でも対応可能です。

通常初期費用が50,000円のところ、期間限定で33,000円になるキャンペーンも実施されています。

4．売買革命・賃貸革命

おすすめの物件コンバーター4社目は「売買革命・賃貸革命」です。

売買革命・賃貸革命は、7つのポータルサイトと連動した物件コンバーターです。

画像を最大30枚まで登録可能で、物件資料、ホームページ、ポータルサイトへの掲載もドラッグ＆ドロップで簡単にできます。

加えてポータルサイトへの入稿はワンクリックで完了するので、入力業務の大幅削減が可能です。

5．マルチユースV3

おすすめの物件コンバーター5社目は「マルチユースV3」です。

マルチユースV3は、物件の出力・取り込みの両方に対応した物件コンバーターです。

機能を限定した低コストで利用できる「ライトプラン」であれば物件の入稿のみ可能など、会社の事情に合わせた複数のプランが用意されています。

6．キマRoom!

おすすめの物件コンバーター6社目は「キマRoom!」です。

キマRoom!は、賃貸専門の物件コンバーターです。

一括入稿（コンバート）機能のほかにも「業者間流通」「募集図面配信」などの機能があり、自社の担当者が営業に専念できる環境を作ることができます。

シンプルな操作画面が使いやすく、他システムから乗り換えの場合でも安心でしょう。

7．EZ-Junction

おすすめの物件コンバーター7社目は「EZ-Junction」です。

EZ-Junctionは、分かりやすい入力方法と一括入稿で作業負担を軽減させられる物件コンバーターです。

各棟の情報を一括で変更すると現場情報も連動して更新されるため、前旨の値下げでも1回の作業で完了させられます。

現場写真もドラッグ&ドロップで一括登録できるので、物件管理も簡単です。

8．不動産コンバートR

おすすめの物件コンバーター8社目は「不動産コンバートR」です。

不動産コンバートRは、低価格が魅力のコンバートサービスです。初期費用無料、月額10,000円と、他社と比較して割安な水準でサービスを利用できます。

「タブ切り替え」で各コンバート先の管理画面を簡単に閲覧できるので、それぞれのサイトの管理画面を立ち上げずに登録内容の確認ができて便利です。

9．オートライター

おすすめの物件コンバーター9社目は「オートライター」です。

オートライターは、売買のコンバートに特化した低価格な物件コンバーターサービスです。

1度の入力で、売買仲介物件の情報や画像を一括で主要な不動産ポータルサイト（yahoo!不動産、SUUMOなど）にまとめて入稿することができます。

ポータルサイトへの掲載物件数は無制限で、課金も不要です。

10．ESいい物件One

おすすめの物件コンバーター10社目は「ESいい物件One」です。

ESいい物件Oneは、賃貸営業を成功に導くためのノウハウが詰まったクラウドサービスです。

SUUMO・HOME’S・アットホームをはじめ、主要なポータルサイトを含む全20サイト以上に一括出稿できます。

便利な「一括編集」機能も備えており、賃料や管理費をはじめ、ポータルサイトごとのセールスコメントや建物外観まで、まとめて物件編集が可能です。

不動産ポータル連動の物件コンバーターのメリット

手作業による入稿から物件コンバーターに切り替えることのメリットとして、以下の3つを紹介します。

• 管理作業の効率化
• セキュリティの強化
• 営業力強化

管理作業の効率化

もっとも効果が見込めるのは、やはり業務の効率化でしょう。それまで手作業で1件ずつ、各ポータルサイトに入稿したものを、物件コンバーターを利用することで一気に複数社に入稿できます。

情報の抜け漏れの防止

それぞれのポータルサイトに手入力すると入力ミスも懸念されるほか、コメントや設備条件といった重要情報の入力漏れの心配もあります。

物件コンバーターであれば、自動入力なのでその情報の抜け漏れも軽減できます。

営業力強化

それまで物件の入稿業務で使ってしまった時間を大幅に短縮できることで、入稿業務に携わっていた社員を別の業務に振り分けることができます。

営業担当者としての業務を割り振ることで、会社の営業力強化を実現することも可能です。

まとめ

ポータルサイトに連動した物件コンバーターを利用すると入稿業務が大幅に短縮されるだけでなく、入稿ミスを減らしたり営業にリソースを割けたりするメリットがあります。

ただ、サービスごとに「REINSの取り込み」「初期費用・月額費用」「コンバーターのみの利用の可否」などに違いがあるため注意が必要です。

サービス内容と費用を比較して、自社にメリットの大きい物件コンバーターを選択しましょう。

この記事の監修者

小林 紀雄

住宅ローンの窓口株式会社代表取締役・iYell株式会社取締役兼執行役員

2008年にハウスメーカーに入社し営業に従事。2010年からSBIモーゲージ株式会社（現アルヒ株式会社）に入社し、累計1,500件以上の融資実績を残し、複数の支店の支店長としてマネジメントを歴任。2016年にiYell株式会社を共同創業し、採用や住宅ローン事業開発を主導。2020年に取締役に就任し、住宅ローンテック事業の事業責任者としてクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を推進し事業成長に寄与。