【2026年9月】住宅ローン金利比較│固定・変動金利が揃って上昇!今、借りるべきはどっち?

各金融機関の住宅ローン金利を比較して、今月のポイントを解説します。
直近の出来事も踏まえて、今後の住宅ローン金利の動向予想にお役立てください。
住宅ローン金利比較
メガバンク
■メガバンクの特徴
圧倒的な知名度を誇る大手銀行であるため全国に支店があります。主要都市に多く、地方にいくほど支店数は減少するため、地方においては地方銀行や信用金庫の方がアクセスが良いケースもあります。
また、規模の大きさを活かした商品開発力も最大の特徴です。メガバンクは経済基盤が強く信用力も高いため、他の金融機関に比べて低い金利設定や融資額の上限を高く設定しているケースもあります。投資信託や保険商品といった総合的な金融商品を活用したパッケージ型商品を提供し多様なニーズに対応しています。対面での相談が可能なため、直接専門家と話すことができるのでネットでの手続きに不安をもっている方にとっては安心感に繋がります。
変動金利、固定金利(全期間固定型、固定期間選択型)など多様な金利タイプが提供されており、メガバンクを普段の給与振込口座として利用している場合は、住宅ローンの借入れの際に新たな口座を開設する必要がないため、住宅ローン返済管理の手間も省くことができます。

| 金融機関 | 変動金利 | 10年固定 | 20年固定 | HP |
| 三菱UFJ銀行 | 1.195% | 3.63% | 4.39% | HP |
| 三井住友銀行 | 1.525% | 3.70% | 4.25% | HP |
| みずほ銀行 | 1.025% | 3.45% | 4.20% | HP |
| りそな銀行 | 0.95% | 3.955% | 5.345% | HP |
(掲載順不同)
※金利情報は各社HPにて最新情報をご確認ください。
※先月比プラス(赤文字)・先月比マイナス(青文字)。
三菱UFJ銀行(+0.25)、三井住友銀行(+0.25)引き上げています。
みずほ銀行とりそな銀行は先月から据え置きです。
三菱UFJ銀行(+0.04)、三井住友銀行(+0.05)、みずほ銀行(+0.10)、りそな銀行(+0.16)です。
0.04%~0.16%の間で引き上げています。
三菱UFJ銀行(+0.03)、三井住友銀行(+0.10)、みずほ銀行(+0.10)、りそな銀行(+0.17)と10年固定同様、4行すべてが引き上げです。引き上げ幅は0.03%〜0.17%です。
ネット銀行
■ネット銀行の特徴
ネット銀行の住宅ローン金利は、地方銀行と比較して低く設定されていることが多いです。オンラインで手続きが完了するため、地域制限がなく全国どこの地域でも申込みをすることが可能です。WEB申込みであるため、窓口の時間を気にせず自分の都合の良いタイミングで手続きができることも特徴のひとつです。
一方で、対面でのサポートが限られるため複雑な相談や手続きが必要な場合には不便さを感じる可能性があります。金利の低さと利便性を重視する方に適していますが、丁寧な説明を求める方には不向きかもしれません。

| 金融機関 | 変動金利 | 10年固定 | 20年固定 | HP |
| ドコモSMTBネット銀行 | 1.75% | 3.149% | 3.729% | HP |
| 楽天銀行 | 1.557% | 3.95% | – | HP |
| イオン銀行 | 1.04% | 3.65% | – | HP |
| ソニー銀行 | 1.347% | 3.977% | 4.751% | HP |
| auじぶん銀行 | 1.134% | 3.27% | 3.89% | HP |
| PayPay銀行 | 1.33% | 3.44% | 4.02% | HP |
| SBI新生銀行 | 1.08% | 3.25% | 4.05% | HP |
| UI銀行 | 0.845% | 3.12% | 4.02% | HP |
(掲載順不同)
※金利情報は各社HPにて最新情報をご確認ください。
※先月比プラス(赤文字)・先月比マイナス(青文字)。
ドコモSMTBネット銀行(+0.55)、楽天銀行(+0.014)が引き上げです。
他掲載銀行は先月から据え置きとなっています。
ドコモSMTBネット銀行(+0.1)、楽天銀行(+0.151)、イオン銀行(+0.13)、ソニー銀行(+0.164)、auじぶん銀行(+0.09)、PayPay銀行(+0.57)、SBI新生銀行(+0.2)、UI銀行(+0.05)。
掲載銀行は0.05%〜0.57%の間で引き上げをしています。
掲載している全ての銀行が引き上げとなりました。
ドコモSMTBネット銀行(+0.08)、ソニー銀行(+0.159)、auじぶん銀行(+0.04)、PayPay銀行(+0.42)、SBI新生銀行(+0.2)、UI銀行(+0.1)。
0.04%〜0.42%の間で引き上げをしています。
地方銀行
■地方銀行の特徴
地方銀行は、地域に根ざした銀行であるため地域の特性やニーズに応じた柔軟な対応を可能としています。また、特定エリアでの住宅購入に対して特別な金利優遇や、地元の提携不動産事業者を利用した際の特典など、地域の振興を目的とした住宅ローンの優遇措置やキャンペーンを実施していることもあります。
地方銀行はメガバンクやネット銀行ほどの低金利商品は少ないものの、個別事情に応じた柔軟な審査を可能としていることが多いです。支店が地域に密集し地元の不動産市場にも精通しているため、対面でのきめ細やかなサポートが期待できます。

| 金融機関 | 変動金利 | 10年固定 | 20年固定 | HP |
| 横浜銀行 | 0.945% | 3.62% | – | HP |
| 千葉銀行 | 1.225% | 3.46% | 4.63% | HP |
| 静岡銀行 | 1.15% | 3.80% | 4.45% | HP |
| 筑波銀行 | 1.25% | 3.00% | – | HP |
| 北陸銀行 | 1.625% | 1.85% | – | HP |
| 福岡銀行 | 1.275% | 3.85% | – | HP |
| 南都銀行 | 0.875% | 3.55% | 4.20% | HP |
| 京都銀行 | 1.425% | 3.90% | 3.90% | HP |
| 愛媛銀行 | 0.90% | 3.20% | – | HP |
| 宮崎銀行 | 0.975% | 3.30% | – | HP |
| 沖縄銀行 | 3.575% | 4.375% | – | HP |
| 琉球銀行 | 3.575% | 4.727% | – | HP |
| 関西みらい銀行 | 0.845% | 3.37% | 4.87% | HP |
(掲載順不同)
※金利情報は各社HPにて最新情報をご確認ください。
※先月比プラス(赤文字)・先月比マイナス(青文字)。
掲載銀行では全行据え置きとなりました。
横浜銀行(+0.150)、千葉銀行(+0.150)、静岡銀行(+0.150)、筑波銀行(+0.300)、福岡銀行(+0.250)、南都銀行(+0.150)、京都銀行(+0.100)、愛媛銀行(+0.450)、宮崎銀行(+0.150)、関西みらい銀行(+0.100)。0.1%〜0.45%の幅で引き上げています。
北陸銀行、沖縄銀行、琉球銀行は据え置きです。
●20年固定
千葉銀行(+0.1)、静岡銀行(+0.15)南都銀行(+0.1)、京都銀行(+0.05)、関西みらい銀行(+0.1)の引き上げです。0.05%〜0.15%の幅で引き上げています。

9月のまとめ
地方銀行全行およびネット銀行の大半が「据え置き」を選んだ一方、メガバンクや一部ネット銀行で引き上げが実施されました。特に三菱UFJ・三井住友が+0.25%、ドコモSMTBが+0.55%と大幅増額を行っています。
全体としては据え置き行が主流で全体の低水準(最低はUI銀の0.845%)は維持されているものの、一部の大手・主要行から引き上げへのシフトが始まり、二極化の兆候が見られます。
すべての業態(メガバンク・ネット銀行・地方銀行)において、ほぼ全行一斉の引き上げ傾向となりました。10年固定は0.04%〜0.57%、20年固定は0.03%〜0.42%の幅で引き上げられており、据え置きは地方銀行の一部(北陸・沖縄・琉球など)にとどまります。
長期金利上昇の影響を直に受ける形で固定金利全体に底上げ圧力がかかっており、引き上げ傾向が非常に顕著な状況です。

各行のリリースから見えてくる「銀行の3大戦略・傾向」
「収益確保へシフトする銀行」と「還元で攻める銀行」の二極化
日銀の政策金利引き上げに伴い、これまでの過剰な割引競争を見直し健全な利ざや・収益性の確保へ舵を切る銀行が現れています。一方で、表面金利の上昇による警戒感を和らげるため、キャッシュバックなどの限定施策で優位性をアピールする銀行もあり、対応が二分しています。
- 収益確保へシフト(割引の縮小・厳格化)
- ドコモSMTBネット銀行(WEB申込コース)では、これまで提供していた「環境配慮型住宅への特別金利優遇」および「物件価格80%以下での借入時の金利優遇」が2026年8月実行分をもって終了しました。
- 限定施策で攻勢(キャッシュバックの継続・再開)
- 三井住友信託NEOBANKでは、7月末に一旦終了した大型還元施策に続き、9月1日より新たに「最大10万円キャッシュバックキャンペーン(10月30日まで)」を開始。表面金利が上がる中で実質的な負担軽減をアピールする獲得施策を展開しています。
商品ラインナップの変容(超長期ローンの拡充と独自機能の整理)
物件価格の高騰と金利上昇が同時に進行する中、借り手側の毎月返済額を抑える「期間延長ニーズ」に応える動きが見られる一方、銀行側では運用・管理コストのかかるニッチな独自機能の整理が進んでいます。
長期金利「3.0%到達」と9月日銀会合が住宅ローン市場に与えるダブルのインパクト
【固定金利】長期金利3%到達で10月以降上昇か
9月1日に長期金利が3.0%の大台に乗ったことで、銀行が貸出用資金を調達する際の手数料(調達コスト)の高止まりが極めて濃厚となりました。
このように市場金利が高い水準で定着している影響を受け、10月適用分以降の固定金利はさらに引き上げられる可能性が高くなっています。
【変動金利】日銀の追加利上げと短プラへの影響
次回の日銀金融政策決定会合(2026年9月17日〜18日)では、追加利上げ(政策金利を1.00%から1.25%程度へ引き上げる)の観測が強まっています。仮に9月会合で利上げが決定された場合、以下のようなステップで変動金利へ波及します。
- 9月下旬〜10月:各行が「短期プライムレート」の引き上げを順次発表。
- 10月〜11月以降:新規借入者の「変動金利(基準金利)」が引き上げ。
- 既存借入者への適用
- 一般的な「年2回の金利見直しルール(10月1日基準→翌年1月返済分から適用等)」に沿って順次反映されます。ただし、9月中旬の利上げ決定から「10月1日」までの期間が短いため、銀行側の短プラ改定のタイミングによっては次回(翌年4月見直し→7月返済分から適用)へズレ込む可能性もあります。
【選択の難化】固定・変動ダブル上昇局面でのローン選択のポイント
市場金利高騰(長期金利3%台)による「固定金利上昇」と、日銀の利上げ観測による「変動金利上昇」が同時に押し寄せると、借り手にとっての選択はかつてないほどシビアになっていきます。
- 固定型を選ぶ場合
- 10月適用分以降のさらなる金利引き上げ前に、9月中での実行や枠確保のスピード感がカギとなります。
- 変動型を選ぶ場合
- 現状は固定金利と比べて大幅に低金利で借りられるため手元の返済負担を抑えられますが、9月会合以降の追加利上げを見越したリスク管理が必要です。金利が上昇して毎月の支払額が増えても家計が圧迫されないよう、余裕を持った返済シミュレーションが欠かせません。
まとめ

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