【2025年版】不動産売買等の契約で縁起が良い日・向かない日を紹介
ここでは、不動産売買などの契約日として縁起の良い日・向いていない日を2025年最新版で紹介します。
Table of Contents
不動産契約をするのに縁起の良い日とは
知識として縁起の良い日を確認しておくと、日程調整を円滑に行うことが可能です。
不動産契約をするのに縁起の良い日を選ぶ方法
- 六曜(ろくよう)※大安、友引、仏滅など
- 天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)
- 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
- 巳の日(みのひ)
- 寅の日(とらのひ)
それぞれの意味や考え方を順番に紹介しますので、参考にしていただければと思います。
六曜(ろくよう)とは
カレンダーの日付の欄に小さく書かれていることがあるので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
六曜 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
大安 | たいあん | 何をしても上手くいき、吉となる日。 六曜の中で最も良い日と言われています。 |
友引 | ともびき | 大安に続く吉日。 ただし、午前11時〜13時は「凶」のため、お昼ごろの活動は避けるべきと言われています。 |
先勝 | せんしょう せんかち |
何をするにもできるだけ早めに行うと良い日。 午前中は「吉」。午後2時〜6時は「凶」。 |
先負 | さきまけ せんぶ せんぷ |
午前中は「凶」。午後から運気が上向く「吉」。 急いで物事を決めずに穏やかに過ごすと良い日。 |
赤口 | しゃっく しゃっこう |
仏滅に続く凶日。午前11時〜午後1時は「吉」。 火を連想する物に注意するべき日と考えられることもあります。 |
仏滅 | ぶつめつ | 仏も滅する大厄日。 ただし、「物滅(物事が滅びて新たなことが始まる日)」と考えられることから、引っ越しの日に選ばれることもあります。 |
六曜の中で、不動産契約に最も良い日とされているのは大安です。万事大吉であることから、契約日を大安にしたいと希望される方も多いです。
次いで適しているのは、友引・先勝です。上述のとおり、友引は大安に続く吉日であり、先勝日であれば午前中に調整すると良いでしょう。
天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)とは
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは
巳の日(みのひ)とは
2025年の己巳の日は計6日のみです。
- 3月1日(土)先負
- 4月30日(土)赤口
- 6月29日(日)仏滅
- 8月28日(木)赤口
- 10月27日(月)先負
- 12月26日(金)大安
ただし、仏滅や赤口など、不動産契約に向いていないと言われる日と重なっていることが多いため、注意が必要です。
寅の日(とらのひ)とは
2025年 不動産契約に縁起の良い日
ここでは、2025年の不動産契約に関する縁起の良い日をまとめました。
お客様と日程調整をする際の参考にしていただければと思います。
【大安×天赦日×一粒万倍日】
何をしても良い日とされる大安と、吉日の中で最も良い日とされる天赦日、そして新しいことを始めるのに適しているとされる一粒万倍日が組み合わさった貴重な日です。
【大安×一粒万倍日】
全体を通して良い日とされていますが、先述の通り、一粒万倍日は悪いことも万倍になるとも言われます。
そのため、ローンを契約されるお客様の場合は注意が必要です。
【天赦日×一粒万倍日】
吉日の中で最も良い日とされる天赦日と、良いことが万倍になる一粒万倍日も不動産契約に良い日とされています。
2025年 不動産契約に向いていない日
また、一粒万倍日と重なると凶を強めると考えられることがあるため、不成就日と一粒万倍日が重なる日を確認しておくといいかもしれません。
【一粒万倍日×不成就日】
- 1月31日(金)
- 3月17日(月)
- 3月29日(土)
- 6月30日(月)
- 7月24日(木)
- 10月1日(水)
- 12月9日(火)
本記事ではでは不成就日に「*」マークを付けています。お客様の捉え方や気持ちの問題となるため、日程調整の際はお客様に確認してみるとよいでしょう。
気にしすぎると契約が進まないことも
たとえば、一粒万倍日は売主様にとって吉日であるものの、ローンを契約する買主様にとっては凶日となり得るでしょう。
不動産取引では、売主様、買主様、不動産会社、場合によっては司法書士、金融機関など複数人が関わるため、日程調整が難しくなることもあります。
日程調整が難しい場合、良い日ではなく、特に悪い日を避けることも選択肢の一つです。
お客様がお日柄を気にされる場合、不成就日や仏滅を避けて日程調整してみてはいかがでしょうか。
まとめ
不動産契約で縁起が良い日を決める際は、複数の考え方があります。
お客様がお日柄を気にされる場合、何を重視されるのかで該当する日が異なります。
日程調整する際にお客様の希望を確認しておくと、契約を円滑に進められるでしょう。
今回紹介した2025年の日程をぜひ参考にしてください。