宅建に合格するにはどの塾を選べばいい?資格学校の特徴と比較のまとめ

投稿日 : 2020年01月31日

宅建は人気の資格で、年間約20万人が試験に挑戦しています。

資格習得のために学校に通い始める方も多くいますが、資格の学校も様々種類があります。そのため、いざ勉強をはじめようと思っても、学校選びから迷ってしまうこと方も多いです。

そこで今回は、資格の学校の特徴や費用・期間の比較をご紹介します。

kobayashi

この記事の監修者:
平山 和歌奈
宅建スペシャリスト

不動産会社や金融機関にて、ローンの審査業務、金消・実行業務などに従事。その過程で、キャリアアップのため自主的に宅建の取得を決意。試験の6ヶ月前には出勤前と退勤後に毎日カフェで勉強、3ヶ月前からはさらに休日も朝から閉館まで図書館にこもって勉強。当日は37℃の熱が出てしまったが、見事1発で合格した。現在はiYell株式会社の社長室に所属。

 

宅建の合格率

宅建の平均合格率は16.5%です。ほかの資格試験は合格率が10%未満のものも多いので、宅建の合格率は高いではないでしょうか。

他の国家資格よりも比較的取得しやすく、独学で合格している方が大勢いることも特徴です。

合格者のほとんどは不動産・金融機関・建設関係といった宅建に関する業界に身を置く人たちが半数を占めています。

 

通信講座・通学講座のメリット・デメリット

宅建の講座には、大きくわけて「通信講座」と「通学講座」の2つがあります。

それぞれメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットを理解し、自分の学習環境や性格・目的にあった講座を選ぶことが大切です。

 

通信講座

メリット 時間や場所の制約を受けず、自分のペースで学習できること。
デメリット 自宅で1人の学習が中心となるため、モチベーションの維持が難しいこと。

 

通学講座

メリット 生の講義を聴くことができ、同席するライバルたちの存在によって高いモチベーションを維持した中で学習できること。
デメリット 時間や場所の制約が多いこと。費用が高額になりがちであること。

 

宅建の塾の一覧

通信教育 独学向きの学校

 

学校名 特徴
スタンディング 学習範囲を絞った効率的な教材で、スマホ学習に最適化された通信講座。講義動画のクオリティは極めて高く、オリジナルの学習補助機能も多数搭載されている。講座費用は相場の半額以下。質問対応のサービスは存在せず、受験後の特典は標準的。
資格スクエア 宅建の過去問を学習したAIが本試験で出題される問題をまとめた予想問題集「未来問合格パック」が話題となっている。資格スクエアの代表である鬼頭政人氏は、勉強方法についていくつか出版し高評価を得ている。レジュメが充実しており、問題を解いてから要点を押さえていくという方式を採用している。1講義5~30分と短いため、通勤・通学などの隙間時間でも学習できる。
フォーサイト 宅建試験合格率71.5%(2019年)と高い合格率を誇っている。業界初のフルカラーテキストを採用しており、視覚で覚えやすいを意識し作られている。専用スタジオで映像講義を収録しているため講義は見やすく聞きやすくなっている。「道場破り」というe-ランニングシステムが利用できる。
クレアール 資格受験指導歴は50年以上。宅建士の講義付き通信講座の中では断トツの安さを誇っている。合格必要得点範囲を絞った無駄のない教材で、回数無制限の質問フォローや学習カウンセリングなどサポート体制が充実している。お祝い金制度や資料請求で3000円割引クーポンがもらえるなどの特典もある。教育訓練給付制度も活用できる。
ユーキャン 3か月で合格が目指せる速習講座がある。30年以上の開講実績があり、経験豊富な講師が全面的にサポートする体制が整っている。デジタルテキストはアプリにも対応している。受講を徹底サポートしてくれる。
四谷学院 宅建資格取得のために必要な知識なテクニックを55のステップに細分化し、1つ1つクリアしていくことで確実にみにつけていくという「宅建の55段階」という四谷学院オリジナルのプログラムがある。
エル・エー 宅建に合格すれば自分の支払った受講料を最大半額分返金されるという「合格祝い返金制度」がある。電話でその場で質問の回答をしてくれるサポート付き。初学者でも安心の3段階構成になっており、学習内容が頭に入りやすい構成となっている。
LETOS 4カ月での宅建合格を目指す通信講座。相談や目標管理などコミュニケーションを取りながら日々学習をサポートしてくれる。毎日メルマガが送られてきて、隙間時間でも宅建の学習ができるようになっている。

 

通学向きの学校

 

学校名 特徴
資格の学校TAC 東証一部上場している、資格取得専門予備校の大手。合格者数は1000人以上と、宅建予備校の中でも非常に多くなっている。受講講座数が多く、自分にあった講座を選ぶことができるようになっている。講義録はダウンロードでき、通信講座でも教室を利用できるなどフォロー体制も充実している。
LEC(東京リーガルマインド) 受講生の合格率は71.4%と高くなっている。LECの模試シリーズの問題は本試験に即した内容で出題されることが多いため、模試の的中率が高いと評判を得ている。パックコースもあり、初めての方でもある程度学習された方でも対応できるコースが9講座用意されています。
資格の大原 受講生の合格率は60%を超えており、一般合格率が15%前後であることを考えると高い合格率であると言える。「教室聴講制度」があり、通信生も生の講師による授業をうけることができる。学力・学習時間・学習スタイルに応じて複数の講座が用意されている。
資格スクール大栄 キャリアナビゲーターによる個別カウンセリングの制度があり、学習スケジュールや学習の進捗など、資格習得まで最適な学習方法の提案をしてくれる。全国100拠点に開講されており、社会人や学生、主婦など様々な受講生が通学するのに便利。

 

 

 

比較表(費用、エリア、時間含む)

 

通信講座

 

学校名 費用 時間
スタンディング 18,500円

宅建士合格コース 2020年度試験対応

基本講座(ビデオ・音声)39講座 合計約26時間
資格スクエア 77,000円

宅建2020年未来問合格パック

インプット講座(約50時間)

アウトプット講座(約40時間)

直前対策講座(約10時間)

フォーサイト 56,800円

基本講座と過去問講座がつくバリューセット

テキストを使用したインプット学習の講義時間は10時間強程度
クレアール 59,800円

完全合格パーフェクトコース

全132単元(66時間)(1単元30分)

 

通学講座

 

学校名 費用 時間 エリア
資格の学校TAC 176,000円

入会金10,000円

教室講座

学習目安:8~11ヶ月 講義ペースおおよそ週2回 北海道・東北:札幌、仙台校

東京:水道橋、新宿、池袋、渋谷、八重洲、立川、町田校

関東:横浜、大宮、津田沼校

中部・近畿:名古屋、京都、梅田、なんば、神戸校

中国・四国・九州・沖縄:広島、福岡校

LEC 148,500円(一般価格)

通学Web 会場模試

学習目安:3ヶ月~ 関東:新宿、渋谷、池袋、水道橋、新橋、立川、町田、横浜、千葉、大宮

関西:梅田、京都、神戸、難波

その他:札幌、仙台、静岡、名古屋、岡山、広島、福岡、那覇

資格の大原 172,100円(一般価格)

完全合格週2コース・入門パック

学習目安:8~11ヶ月 関東:水道橋、池袋、新宿、町田、立川、横浜、津田沼、柏、大宮校

関西:神戸、梅田校、難波、京都校

その他:札幌、静岡、沼津、福岡、小倉校

資格スクール大栄 194,000円

初心者向け通学コース

学習目安:11ヶ月~(75回)

時間:1

 

回2.5時間

北海道:札幌大通、帯広

東北:弘前、青森、盛岡、北上、一関花泉、仙台駅前、泉中央、福島、郡山校

関東:新宿、錦糸町、自由が丘、上野、西新井、五反田、渋谷、大井町、銀座、赤羽、亀有、八王子、吉祥寺、町田、調布、立川、藤沢、横浜、新百合ヶ丘、川崎、溝の口、上大岡、横須賀、平塚、海老名、日吉、柏、千葉、津田沼、新鎌ヶ谷、春日部、熊谷、川崎、所沢、大宮、浦和、水戸、宇都宮、前橋校

甲信越・北陸:新潟、福井校

東海:豊田、扶桑、豊橋、名古屋、東岡崎、星が丘、金山、柿田川、静岡、大垣、関、岐阜、鈴鹿校

関西:枚方、梅田、布施、なんば、京橋、茨木、草津、北大路、京都、姫路、尼崎、川西、三田、西宮、明石、三宮、大和郡山、奈良、和歌山校

中国・四国:倉敷、岡山、広島、福山、呉、紙屋町、広島大手町、高松、徳島、高知、松山校

九州・沖縄:小倉、博多、久留米、天神、佐賀、長崎、大分、熊本、都城、鹿児島、沖縄那覇、名護校

受験費用を安くするには

 

ハローワーク

一般教育訓練給付制度を利用することにより、受講費用20%(最大10万円)がハローワークから支給されます。

資格のTACや資格の大原を含め、ほとんどの学校が一部講座を除き利用することができます。同じ資格や科目でも校舎により使用できない場合もあるので、各学校のパンフレットを確認するようにしましょう。

 

クーポン請求

パンフレットの請求や資料の請求で割引クーポンがついてくる場合があります。

また、資格スクエア、フォーサイト、スタンディングはクーポンがサイトに表示されている場合があります。

 

株主優待券

資格の学校TACは東部一部上場しており、株主優待券の内容は受講料10%OFFとなっています。株主になれば株主優待券を入手できますが、株主にならなくてもチケットショップなどで検索すれば入手できる場合もあります。

通信講座の場合は、Web申し込みでは優待券は使用できないため、パンフレットを入手し郵送で手続きをしましょう。

 

講座選びの注意点

講座を選ぶ上でのポイントは以下の2つです。

 

教材の視覚的・聴覚的効果を重視する

教材がわかりやすいことは当然ですが、見た目がとっつきやすいということもポイントです。ページ構成や映像の撮影に工夫があり、何日使用していても飽きずに使用できることが大切です。飽きてしまい集中力が続かないと、試験日まで勉強を続けることもできません。

また、聴覚的効果も無視できないポイントです。ある程度宅建の知識を蓄えると、耳から聞いているだけでも頭に入ってくるという傾向があります。家事をしながら、電車やバスで移動しながら聞くことで、思わぬ効果ができます。

 

時間を節約できる教材か検討する

通学の場合でも家やカフェ、仕事の合間での勉強は必要です。外出先でも使用でき、持ち運びやすく、空き時間があったらすぐに使用できるような教材を出している講座を選ぶことがおすすめです。

 

まとめ

それぞれの学校や講座に特徴があり、費用やサポート体制が違うことをご紹介しました。

それぞれの講座のメリット・デメリットを理解し、自分の学習環境や性格・目的にあったものを選ぶことが大切です。

資格の学校は資格習得のプロです。確実に合格を狙いたい方は学校を利用して資格の習得を目指していきましょう。