不動産一括査定サイトのリガイドは本当におすすめ?口コミ・評判からわかる2つのデメリット

投稿日 : 2024年11月29日

2024年12月時点での不動産の売却査定サイトは20以上も存在し、

不動産一括査定サイトの一覧

その中に「RE-Guide(リガイド)」があります。

広告に力を入れている「イエウール」などのサービスほどの認知度はないものの、2006年からサービス提供している歴史の長いサイト になります。

一方、Googleで検索すると、口コミに関して多くの人が調べているように

下記のように悩む人も多いでしょう。

リガイドに関する悩み
・リガイドはぶっちゃけどうなの?
・他の一括査定サイトと比べ、リガイドの特徴はどう?
・リガイドを使えば不動産は高く売れる?

ここでは利用者の生の口コミからわかるリガイドの特徴を紹介します。

ホームページのようにメリットだけではなく、公平にデメリットや注意点も紹介していきます。

読み終わる頃には、あなたがリガイドの良い点・悪い点を理解でき、最終的にあなた利用すべきかの判断できる ようになりますのでぜひ参考にしてみてください。

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RE-Guide(リガイド)とは?投資物件に強い特徴とは

RE-Guide(リガイド)は2006年から運営されており、一括査定サイトの中では歴史の長い老舗サイトで、昔はSBI不動産一括査定でやっていました。

特徴1:元々不動産のプロが運営していたサイト

運営会社 株式会社ウェイブダッシュ
資本金 1億5205万円
設立 2014年9月
(合併前の(旧)株式会社ウェイブダッシュは1990年2月設立)
所在地 東京都千代田区霞が関3-2-6
東京倶楽部ビルディング11F
代表取締役社長 河野由紀
事業内容 1.インターネットによるEC・仲介サービスサイトの運営
2.インターネットによる比較・見積もりサービスサイトの運営
3.インターネットによる不動産・地域ポータルサイトの運営
4.上記に付随するその他サービスの提供

リガイドは株式会社ウェイブダッシュにより運営されています。

ウェイブダッシュはリガイドの他に、以下のようなサイトを運営している会社でサービスは多岐 にわたります。

サイト名 サービス内容
リガイド 不動産投資、収益物件情報、不動産査定、賃料査定、リフォーム、不動産ローンなど住宅・不動産に関する情報サイト
チケット流通センター コンサート、演劇等のチケットの売買仲介サービス。
ムスビー 中古ケータイ・スマホ売るなら!買うなら!国内No.1の白ロム専門フリマ。
アズカリ グッズの譲渡、スキル売買・副業などのお金のやりとりを匿名で。
生活ガイド 生活ガイド.comは、みんなでつくる地域・生活情報サイト。

元は有限会社シープエンタープライズという札幌で土地建物の有効利用に関する企画・調査・設計に関する事業を行っていた会社が前身となります。

元々不動産のプロが運営していた不動産一括査定サイト であり、今でもサイト内にプロが好む収益物件の紹介サイトもあります。

そのような点から、一般消費者が保有する不動産の他に、「マンション一棟」や「事務所・店舗ビル一棟」、「事務所・店舗ビル一室」などの投資家が保有するような不動産に強い特徴があります。

>>リガイドで査定相場チェック

特徴2:リガイドは賃料査定にも対象

多岐にわたるサービスを展開しているリガイドは、賃料査定のサービスも展開します。

【賃料査定の物件】
マンション、一戸建て、土地、アパート一棟、マンション一棟、事務所・店舗ビル一棟、
事務所・店舗ビル一室

賃料査定は、空室がある物件を持っている投資家にとって良いサービスといえます。

一般的には、物件管理は不動産会社に依頼なりますが、なかなか空室を埋めてくれないことも多いです。

そこで、空室部分を賃料査定に出すことにより、新たな不動産会社にテナント探しをしてもらいます。

管理会社以外に賃貸仲介を依頼しても良いのか?」との疑問がありますが、特段の契約がない限り問題ありません。

空室が埋まらない状況が続くのであれば、管理会社に緊張感を持ってもらうためにも、賃料査定を出すことも一つの手段です。


ここまででリガイドの特徴を紹介してきました。

もともと不動産のプロが運営していたリガイドは、個人はもちろん、投資家に向けた物件・情報を多く扱っております。

また不動産売却だけでなく、賃貸など投資家に嬉しいサービスを展開しております。

リガイド(RE-Guide)利用者のリアル口コミ・評判

リガイドの口コミや評判を調べてみると、様々なサイト(2chや不動産系の掲示板、もしくはX)が出てきます。

ただ、だれでも発言できる場においては、リガイドに関する信憑性のある口コミや評判はありませんでした。

そのため、ここでは無責任に他のサイトから口コミを流用することは避けます。

また、リガイドのホームページでは、お客様の声として口コミを確認してみました。

リガイド側で提供しているため、通常「良い声」だけセレクトしているもの でありますが、中には参考になる口コミがありこちらではそれを紹介します。

査定額:1,600万円
売却額:1,500万円

賃貸に出していた札幌のマンションですが、もう住むことは無いと考えたため、高く売れるなら売ろうと思い、リガイド不動産一括査定で、8社に査定依頼を出しました。
遠く離れた埼玉に住んでいますが、1社1社自分で不動産会社を探す必要がなく、一度に依頼できるため、非常に便利でした。

何社かが1200〜1300万と査定をし、過去の同じマンションの売却価格が1200万で、私自身1200万くらいだろうと思っていましたが、1600万で査定した会社から、このエリアでの供給が不足していること、時間を掛ければ高く売れること等の説明を受け、その説明に説得力があり、査定書も細かく信頼できたので、また、売れなければ賃料収入も入ってきますので、1600万で売出すことにしました。
結果、1200万前後と想定していた当初より300万円も高い1500万で売却する事ができましたのでとても満足しています。

この口コミのポイントは、査定額よりも売却額が下回っているという点で、実際に起きることではあります。

リガイドの好感のもてるところは、このような口コミもしっかりのせているところです。

お客様の声も気になるところですが、リガイドは一括査定サイトを運営してから12年目になる実績のあるサイトで、出所の分からない口コミよりは、その歴史の実績が、信頼に値すると言えるでしょう。

>>リガイドで査定相場チェック

他の不動産一括査定サイトを比較した上でわかるリガイドのメリット・デメリット

2024年12月時点で確認できるサイトの特徴をまとめてみました。

サイト 提携業者数 同時依頼数 主な対応エリア 運営開始 運営会社 上場有無 机上査定
リガイド 900社以上  10社 全国(地方は非対象多い) 2006年 ウェイブダッシュ ×
すまいValue 6社 6社 全国・都市部に強い 2016年 大手不動産会社6社
スーモ 2,000社以上  10社以上 全国 2009年 リクルート
HOME4U 2,300社以上  6社 全国 2001年 NTTデータグループ
イエウール 2,000社以上  6社 全国 2013年 speee ×
ホームズ 4,000社以上  10社 全国 2004年 LIFULL
マンションナビ 2,500店舗  9社(売買6社+賃貸3社) 全国(地方は非対象多い) 2011年 マンションナビ ×
おうちクラベル 大手~中小  9社 全国(地方は非対象多い) 2015年 SREホールディングス
イエイ 1,700社以上  6社 全国(地方は非対象多い) 2007年 じげん
いえカツLIFE 約500社  未公表 一都三県 2012年 サムライアドウェイズ × ×
リビンマッチ 1,700社以上  6社 全国(地方は非対象多い) 2010年 リビン・テクノロジーズ ×
スマイティ 2,300社以上 6社 全国 非公開 価格.com
イエカレ 400社以上 未公表 全国(地方は非対象多い) 非公開 イクス × ×
オウチーノ 2,300社以上 6社 全国 非公開 くふう住まい
OCN不動産 2,300社以上 6社 全国 非公開 docomo
goo住宅・不動産 2,300社以上 6社 全国 非公開 docomo

ここからわかるリガイドのメリットは、長い歴史からの信頼と不動産会社数への査定数が最大10社 であるということです。

一方でデメリットとしては、登録業者数が700社で少ないこと・地方によっては非対象であることです。

理由としては、厳選した会社のみを登録業者としていることの現れだと思われます。

リガイド側から不動産会社への登録営業をかけているということは、あまり耳にしません。

登録社数の多いサイトは、自ら営業活動に力を入れて提携会社を増やしています。(下記はイエウールの不動産会社に向けた説明会です)

不動産会社にむけたイエウールの説明会

リガイドは「独自の審査を通過した優良不動産会社の査定」をウリにしていますが、その表れかもしれません。

一方、冷静な目で見ると、登録社数が少ない&非対称の地域が存在するとなると最適な不動産会社を知れる可能性が低いとも言えます。

それだが理由でははないですが、先ほどの口コミである「査定額よりも売却額が下回る」は良い不動産会社に会えていなかった結果かもしれません。

RE-Guide(リガイド)がオススメの人

ここまででリガイドの良い点・悪い点、包み隠さず紹介してきました。

ここでリガイドがオススメな人を紹介すると、収益物件・投資用物件を保有している人 です。

リガイドは不動産一括査定サイトの中では珍しく、収益物件を探している投資家向けにとても多くの情報、サービスを提供 しています。

よって、投資用物件の扱いに強み持っており、売却でもスムーズに行えることが予想できます。

個人の不動産を高く売るなら複数社に査定依頼が鉄則

個人の不動産を売却になるとどうすればよいでしょうか。

高く売るためには、あなたにとって最適な不動産会社を見つける につきます。

最適な不動産会社が見つかる仕組み

弊社がおすすめしているサイトは下記4つになります。

・超大手不動産会社6社に唯一依頼ができるすまいValue
・知名度から大手~中小までの不動産会社を幅広く探せるスーモ
・一番ながい歴史がありNTTグループ運営で安心抜群のHOME4U
・地域や地方に強く数多く依頼ができるイエウール

上記だと超大手に唯一依頼ができる「すまいValue」がおすすめですが、不動産売却を成功させるなら大手だけでは避けましょう。

理由は不動産会社には得意・不得意があるためです。

不動産会社の得意・不得意

なのでサイトを併用して大手と中小、両方に依頼するのが成功の秘訣といえます。

住んでいるエリアによってもおすすめが異なるので、下記に筆者のおすすめを整理しました。

不動産一括査定サイトの選び方

・1都3県に住んでいる人はすまいValue」と「スーモ」の併用
・地方都市に住んでいる人はHOME4U」と「すまいValue」の併用
・田舎や地方に住んでいる人はHOME4U」と「イエウール」の併用

売らなくてももちろん大丈夫。まずは簡易的な机上査定がおすすめ

上記で紹介したサイトは、簡易的な机上査定も可能です。

机上査定

※出典:HOME4UのHPより参照

机上査定とは、物件情報(住所や間取り、築年数など)・周囲の売却情報・市場動向をもとに不動産会社が実際に算出する 方法で、「まずは価格を知りたい! 」という人にオススメで、しつこい電話に対応する必要はありません。

申請も匿名で不動産査定を調べるのとほぼ一緒ですので簡単 です。

筆者もやったところ下記のような結果が当日から遅くとも翌日にきました。

不動産一括査定サイトの結果

机上査定で査定額や対応がよかった不動産会社に訪問査定を依頼する 流れがオススメですので、まずは机上査定の選択をすれば間違いありません。

ただ全ての不動産一括査定サイトが提供しているわけでないので、注意してください。

サイト名 机上査定
すまいValue ⚪︎
スーモ ⚪︎
HOME4U ⚪︎
イエウール ×
リガイド ⚪︎

不動産一括査定についてより詳細が知りたければ下記記事で詳しく解説しています。

【2024年】不動産一括査定おすすめランキング!16サイトを徹底比較

まとめ

いかがでしたか。

この記事ではリガイドに関して詳細をまとめました。

この記事が少しでもあなたの参考になりますと幸いです。

この記事の監修者
石川 貴裕
愛知県で企業勤めをしながら、親族の不動産会社にて不動産売買を経験。自らマンションを7棟、太陽光発電を1基を所有しており、不動産売買も実体験している。現在は、合同会社ラビッツにて不動産や中古車の情報メディアを運営、企画をしている。また、数々の不動産や中古車メディアの執筆・監修を行っている。
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