世界は「減税なし」が常識!?欧米の住宅税制と比較してわかる「今、日本で家を買うべき理由」
投稿日 : 2026年07月27日

2026年6月の日銀による政策金利1.0%への利上げ。これに伴い変動金利も平均1.0%前後に突入し、展示場や案内所で毎日のようにこの「お断り文句」を聞いているのではないでしょうか。
正直、お客様の不安に同調してしまい、内心「確かに今は厳しいよな……」と折れそうになっていませんか?ですが、ここで一緒に悩んでいては契約は取れません。
大切なのは、お客様の狭くなっている視野を広げてあげること。実は、欧米の住宅ローン事情と比較すると、日本の制度は今なお「世界トップクラスの優れた制度」なのです。
本記事では、日本の住宅ローン控除と欧米の最新制度を徹底比較。お客様の「買い時」の迷いを一瞬で吹き飛ばし、購買意欲を再び燃え上がらせる最強の営業トークを解説します!
Table of Contents
営業提案に絶対的な説得力を生む2つの「持ち家税制」
各国の制度を比較する前に、まずは税金を安くする根本的な仕組みと違いを整理します。
「所得控除」と「税額控除」
減税の仕組みには大きく分けて「所得控除」と「税額控除」の2種類があります。それぞれの控除で納税者が得られる財務的な効果が異なります。

所得控除
所得控除とは、税金計算をする前に課税対象となる所得(お給料)そのものから「所得」を減らす仕組みです。税金の計算前にあらかじめ少なく見積もってあげる形の控除です。
税率は収入に応じて高くなるため、同じように税負担を軽減する仕組みであっても高い税率が適用されている高所得者の方が実際に得をする金額(節税効果)が大きくなるのが特徴です。
税率は収入に応じて高くなるため、同じように税負担を軽減する仕組みであっても高い税率が適用されている高所得者の方が実際に得をする金額(節税効果)が大きくなるのが特徴です。
そのため、「一定の所得上限」を設けて高所得者の控除を減らしたり無くしたりする仕組みを、アメリカ・イギリスなどが採用しています。
税額控除
所得控除(基礎控除など)の金額に、あえて「一番低い税率(最低税率)」を掛け算し、そこで計算された金額を「最終的に払う税金」から直接引き算する方法です。
所得税率の高さに関わらず控除される金額そのものがダイレクトに納税額を減らすため、中間所得層でも高所得層でも同等の税負担軽減メリットを享受しやすい公平な仕組みです。
所得税率の高さに関わらず控除される金額そのものがダイレクトに納税額を減らすため、中間所得層でも高所得層でも同等の税負担軽減メリットを享受しやすい公平な仕組みです。
カナダなどがこの方式を本格的に採用しています。
日本は、住宅ローン控除や寄附金控除などで「税額控除」自体は使っていますが、基礎控除などの主要な人的控除はまだ「所得控除」のままです。つまり日本は、「ベースは所得控除だけど、お金持ちはカットする」というアメリカ流のハイブリッド型を採用しています。
「持ち家に住むことは収入である」という世界基準
海外には、持ち家(マイホーム)に対してすごくユニークな考え方があります。それが「帰属家賃(きぞくやちん)」です。
「自分の持ち家に居住することで、本来誰かに支払うべき家賃を払わずに済んでいる」
「その分の浮いたお金は、実質的にお金を稼いでいる(収入がある)のと同じである」
このような考え方から、『仮想的な家賃収入(所得)』として課税対象とするという考え方です。
「自分の持ち家に居住することで、本来誰かに支払うべき家賃を払わずに済んでいる」
「その分の浮いたお金は、実質的にお金を稼いでいる(収入がある)のと同じである」
このような考え方から、『仮想的な家賃収入(所得)』として課税対象とするという考え方です。
この「帰属家賃」の扱い方について、3つのグループに分けることができます。
| グループA | グループB | グループC |
|---|---|---|
| 帰属家賃に対して課税する | 帰属家賃は非課税とするが、政策的に住宅取得を支援する | 帰属家賃は非課税とする |
| 「自分の家に住んで家賃を浮かせている(稼いでいる)」とみなして課税する。 その代わり、家賃収入を得るための必要経費として、住宅ローンの支払利息を所得から控除することを認める。 | 自分の家に住んでいても課税しない(非課税)。 さらに、国がマイホーム購入を促進したいため住宅ローンの優遇制度などを設けている。 | 自分の家に住んでいても課税しない(非課税)。 住宅の購入は通常の買い物と同じであるため一切の税制控除を認めない。 |
| ベルギー・デンマーク・オランダ・スイス等 | イタリア・オーストリア・ ポルトガル・スウェーデン・※日本等 | イギリス・ドイツ・フランス・※日本等 |
※一般社団法人 住宅生産団体連合会「住宅税制を考える ~vol.2 ~」 をもとにいえーる 住宅研究所が作成

政策金利1.0%時代へ。「逆ザヤ」終焉に伴う本当のメリット
2025年3月頃までは、住宅ローンの変動金利は0.3%〜0.4%程度で推移していました。この頃の日本では「支払う金利よりも、住宅ローン控除で戻ってくる税金の還付額(1.0%または0.7%)の方が多い」という「逆ザヤ」現象が起きていました。
逆ザヤ
逆ザヤとは、商品の販売価格が仕入れ値や製造コストを下回ってしまい、売れば売るほど赤字になる「価格の逆転現象」のことです。
本来のビジネスは「売値 > 買値」で利益(利ザヤ)を出しますが、市場の急変や激しい価格競争によってその関係が「逆」になることからこう呼ばれます。
本来のビジネスは「売値 > 買値」で利益(利ザヤ)を出しますが、市場の急変や激しい価格競争によってその関係が「逆」になることからこう呼ばれます。
しかし、日銀が段階的に利上げを進め、2026年6月には政策金利が1.0%に引き上げられました。これにより、2026年7月現在の住宅ローン変動金利の相場は平均1.0%前後にまで上昇しています。この金利上昇に伴い、以前のような税金の還付額の方が多いという逆ザヤ状態はほぼ解消されました。
■実質的な金利負担は0.3%前後
金利が上昇し逆ザヤ状態が解消したことにより、メリットが激減してしまったように感じられます。ですが、もし住宅ローン控除がなければ住宅購入者は1.0%の金利負担をそのまま負うことになります。住宅ローン控除があることで「1.0%の金利負担のうち、0.7%分を国が実質的に相殺してくれている」状態となり、実質的な金利負担は「差し引きわずか0.3%前後」に抑えられていることになります。
金利が上昇傾向にある局面だからこそ、住宅ローン控除による実質負担軽減効果はきわめて高い価値を持つのです
金利が上昇し逆ザヤ状態が解消したことにより、メリットが激減してしまったように感じられます。ですが、もし住宅ローン控除がなければ住宅購入者は1.0%の金利負担をそのまま負うことになります。住宅ローン控除があることで「1.0%の金利負担のうち、0.7%分を国が実質的に相殺してくれている」状態となり、実質的な金利負担は「差し引きわずか0.3%前後」に抑えられていることになります。
金利が上昇傾向にある局面だからこそ、住宅ローン控除による実質負担軽減効果はきわめて高い価値を持つのです
2026年度の税制改正で省エネ中古住宅は「13年控除」へ拡充
2026年度の税制改正により、適用期限が2030年末まで5年間延長されました。この改正における最大の特徴は、良質な既存(中古)住宅ストックの活用促進です。省エネ基準をクリアした質の高い既存住宅について、控除期間がこれまでの10年から新築と同等の「13年間」へと大幅に延長され、借入限度額も上乗せされました。新築よりも購入初期費用を抑えやすい中古住宅を賢くリノベーションし、手厚い減税をフルに享受するという新しい選択肢が増えました。
| 項目 | 令和7年(2025年) | 令和8年(2026年) |
|---|---|---|
| 適用期限 | 令和7年末まで | 令和12年末まで(5年延長) |
| 主な重点 | 新築住宅中心 | 既存住宅(省エネ)重視 |
| 子育て世帯優遇 | 新築のみ上乗せ | 既存住宅にも拡大 |
| 借入限度額 | 既存住宅は抑制 | 認定・ZEH水準で引上げ |
| 控除期間 | 原則10年 | 既存住宅で13年 |
| 床面積要件 | 一部40㎡(新築) | 既存住宅も40㎡以上 |
| 非省エネ新築 | 一部対象 | 原則対象外(将来) |
富裕層しか得しない?アメリカの制度
アメリカは所得控除方式による住宅ローンの優遇制度を採用しています。しかし、その仕組みのせいで一般の家庭にはほとんど恩恵がありません。
「どっちかしか選べない」アメリカの確定申告
アメリカで確定申告(タックスリターン)をするとき、納税者は次のどちらか片方を選ばなければなりません。
- 標準控除:
- 誰でも無条件で一定額を所得から差し引く
- 単身者で1万5,000ドル(約225万円)
- 夫婦世帯で3万ドル(約450万円)
- 誰でも無条件で一定額を所得から差し引く
- 項目別控除:
- 住宅ローンの利息やボランティアの寄付金などの「実際に支払った経費」を細かく計算し、その分を所得から差し引く
- 標準控除:
項目別控除の合計額が標準控除額(夫婦で約3万ドル)を超えない限り項目別控除を選ぶメリットはありません。よほど高額な家を買って、毎年ものすごい額の利息を払わないかぎり、わざわざ面倒な計算をするやり方を選ぶ意味がないので、結果的に中間・低所得者層の多くは標準控除を選択することになります。
つまり、実質的に住宅ローン利子控除の恩恵を受けているのは、高額なローンを組み、多額の利息を支払っている一部の富裕層や都市部の高級住宅購入者に偏っているのが実態です。
つまり、実質的に住宅ローン利子控除の恩恵を受けているのは、高額なローンを組み、多額の利息を支払っている一部の富裕層や都市部の高級住宅購入者に偏っているのが実態です。

トランプ減税(TCJA)の恒久化とOBBBA
2017年の第1次トランプ政権下において「標準控除」がこれまでの2倍(夫婦世帯で3万ドル)に制定され、それまで融資残高100万ドルまで認められていた控除対象利息の上限を75万ドルに制限されました。2025年末に失効する時限措置でしたが、2025年7月に可決・成立した新しい法律「One Big Beautiful Bill Act(OBBBA)」により、これらの制限措置の多くが「恒久化」されることとなりました。
■標準控除(夫婦で約450万円)は高すぎるハードル
金利6%と仮定して住宅ローンを組んだ場合を想定してみます。
金利6%と仮定して住宅ローンを組んだ場合を想定してみます。
- 一般家庭(ミドルクラス)の場合
- 借入額:30万ドル(約4,500万円)
- 年間の支払利息:約18,000ドル(1年目/金利6%)
- 結果:
- 利息(18,000ドル)よりも、標準控除(約3万ドル)の方がはるかに大きいため、ローン控除は使用しない。
- 高所得層の場合
- 借入額:70万ドル(約1億500万円)
- 年間の支払利息:約42,000ドル(1年目/金利6%)
- 結果:
- 利息(42,000ドル)が標準控除(約3万ドル)を大きく超えるため、項目別控除を選択してローン控除を利用する。
- 年間10,000ドル分(約150万円分)余計に税金が安くなる。
超高所得層の減税額をカットするため「控除の対象になるのはローン残高75万ドルまで」と上限が設けられましたが、「標準控除の壁」があまりにも高いため一般庶民は相変わらず入り口ではじかれてしまいます。上限を引き下げて富裕層への規制を強めたように見えて、実際にその減税枠を使えているのは、依然として一部の高所得者層だけというのが、アメリカの住宅ローン税制のからくりです。
「ローン減税」を廃止したヨーロッパの国々
イギリス・フランス・ドイツなどのヨーロッパ主要国では、2000年代初頭までに住宅ローンの減税制度が完全に「廃止」されています。その理由は極めて明確で、「ローンを借りて家を買うと税金が安くなる」という安易なインセンティブにより人々が競うように住宅を購入するようになり、結果的に国全体の住宅価格をどんどん跳ね上げて不動産バブルになってしまったからです。
本当に住宅を必要とする若年層や低所得層が家を買えないという弊害が生じ、「このやり方は逆効果だ」と、廃止することとなりました。
本当に住宅を必要とする若年層や低所得層が家を買えないという弊害が生じ、「このやり方は逆効果だ」と、廃止することとなりました。
その代わり、各国は別のユニークな方法で家づくりを応援しています。

イギリス(購入時の「消費税ゼロ」とキーワーカーへの選別的支援)
住宅ローン利子控除(MIRAS)がありましたが、段階的に廃止され2000年4月に廃止されました。その代わりに、新築住宅の販売や建設に関連する付加価値税(VAT、日本でいう消費税)を「0%(ゼロ)」にしています。
また、消防士や教員、警察官、医療従事者など社会に欠かせない仕事をしている人(キーワーカー)には、持ち家を30%割引で購入できる特別な支援を展開しています。
また、消防士や教員、警察官、医療従事者など社会に欠かせない仕事をしている人(キーワーカー)には、持ち家を30%割引で購入できる特別な支援を展開しています。
フランス(融資段階で負担を取り除く「0%金利融資制度(PTZ)」)
フランスにも住宅ローン減税制度がありましたが1997年までに廃止されています。代わりに、初めてマイホームを取得する一次取得者を対象とした「0%金利融資(PTZ)」が政策の主軸となっています。消費者の所得税を引くのではなく、融資をおこなう民間金融機関に対し金利損失相当額を「法人税額控除」として国が還付する仕組みです。購入後に減税するのではなく、最初から「金利ゼロで借りられる」環境を提供しています。
ドイツ(家を買うための貯金を応援する「リースター持家貯蓄」)
住宅ローン減税制度は1994年に廃止され、購入後に国から直接給付される「持家給付金制度」も2006年に廃止されました。現在のドイツにおける支援は、計画的な自己資金形成を支援する「リースター持家貯蓄制度」がメインとなっています。これは、住宅購入専用の口座でコツコツ貯金をしている人に対して、国が毎年の貯金額に補助金を上乗せしてくれる制度です。「お金を借りてから安くする」のではなく、「買う前の準備段階を応援する」というドイツ人らしい堅実な仕組みです。
実務に活かす「金利1%時代」の顧客提案アプローチ
住宅ローンの金利上昇や、住宅ローン控除率の引き下げのニュースを見て、「今はマイホームを買う時期として悪いのでは?」と不安を抱く人が増えています。
しかし、この局面こそ営業マンにとっては腕の見せ所となります。世界各国の税制と比較することで日本の制度がいかに恵まれているかを論理的に伝え、顧客の購買意欲を高める「3つのステップ」を解説します。
しかし、この局面こそ営業マンにとっては腕の見せ所となります。世界各国の税制と比較することで日本の制度がいかに恵まれているかを論理的に伝え、顧客の購買意欲を高める「3つのステップ」を解説します。
顧客の声:
「変動金利も1.0%近くまで上がってきたし、ローン減税の還元率も0.7%に下がった。今マイホームを買うのは時期が悪いんじゃないですか?」
このようなお客様の懸念を、以下の3ステップで解消していきましょう。
ステップ1:お客様の視野を世界に広げる
まずは「日本国内の過去(金利0.3%時代など)」と比較するのをやめ、世界に目を向けてもらうことで顧客の視野を広げます。
| 国名 | 住宅ローン税制の現状 |
|---|---|
| 日本 | 【2026年度】一律0.7%控除 |
| イギリス | 20年以上前に完全廃止 |
| フランス | 20年以上前に完全廃止 |
| ドイツ | 20年以上前に完全廃止 |
| アメリカ | 標準控除額が高く、恩恵を受けられるのは一部の富裕層のみ |
■営業現場での切り返しトーク例
金利上昇のニュースなどを目にすると不安になりますよね。ですが、一歩引いて世界に目を向けてみると、実はイギリスやフランス、ドイツといったヨーロッパ主要国では、住宅ローンの税金優遇制度は20年以上も前に完全に廃止されています。アメリカでも、本当に恩恵を受けているのは一部の富裕層だけというのが実態です。
マイホームを買うだけで毎年何十万円もの還付金が手元に戻ってくるという日本の住宅ローン控除自体が、今なお世界的に見れば奇跡的に恵まれた手厚い優遇環境にあります。
金利上昇のニュースなどを目にすると不安になりますよね。ですが、一歩引いて世界に目を向けてみると、実はイギリスやフランス、ドイツといったヨーロッパ主要国では、住宅ローンの税金優遇制度は20年以上も前に完全に廃止されています。アメリカでも、本当に恩恵を受けているのは一部の富裕層だけというのが実態です。
マイホームを買うだけで毎年何十万円もの還付金が手元に戻ってくるという日本の住宅ローン控除自体が、今なお世界的に見れば奇跡的に恵まれた手厚い優遇環境にあります。
ステップ2:金利上昇期だからこその、逆転の発想
かつての「借りるだけで儲かる(逆ざや)」の時代は終わりました。しかし、だからこそこの制度の「本当の価値」が高まっています。0.7%の減税は、金利上昇に対する強力な補填への手段になるのです。
- 変動金利: 1.0%
- 住宅ローン控除の還付率: 0.7%
- 実質的な金利負担: わずか 0.3% 程度!
■営業現場での切り返しトーク例
借りるだけで儲かる『逆ざや』は確かに終わりました。しかし、だからこそこの制度の重要性は以前よりさらに増しています。金利が上がった分の大部分を国が住宅ローン控除という形でサポートしてくれる。金利が上昇傾向にある時代だからこそ、この制度をしっかりと活用して家を建てるのが、最も賢い財務戦略になります。
ステップ3:最新トレンドで背中を押す
最後に、具体的な選択肢を提示してアクションを促します。ここで強力な武器になるのが、最新の2026年度の税制改正です。
- 改正のポイント:
- 省エネ基準を満たした良質な既存(中古)住宅を取得する場合、減税期間が新築と同じ「最大13年間」に延長
これにより、「物件価格を抑えつつ、手厚い控除を長く受ける」という非常に高コスパな選択が可能になります。
■営業現場での切り返しトーク例
2026年度の税制改正では、省エネ基準を満たした良質な既存(中古)住宅を取得されるお客様への減税期間が新築と同じ『最大13年間』に延長されました。初期購入費用を抑えやすい中古物件を選び、13年間の金利補填効果をフルに活用することで、月々の返済負担を極限まで低くコントロールすることができます。
2026年度の税制改正では、省エネ基準を満たした良質な既存(中古)住宅を取得されるお客様への減税期間が新築と同じ『最大13年間』に延長されました。初期購入費用を抑えやすい中古物件を選び、13年間の金利補填効果をフルに活用することで、月々の返済負担を極限まで低くコントロールすることができます。

まとめ
日銀の利上げにより変動金利が1.0%前後に上昇する中、顧客の不安を払拭する鍵は「世界との比較」と「実質金利」の視点です。欧米主要国ではローン減税がすでに廃止、または富裕層限定となっているのに対し、日本の住宅ローン控除は今なお世界トップクラスに手厚い環境にあります。
金利1.0%時代でも、0.7%の税額控除を活用すれば実質的な金利負担はわずか0.3%前後に抑えられます。さらに2026年度の税制改正では、省エネ中古住宅の控除期間が13年間に延長され、高コスパな新選択肢も広がりました。顧客の視野を世界に広げ、金利上昇期だからこそ国のサポートをフルに活かす財務戦略を提案することで、買い控えの迷いを一瞬で吹き飛ばす強力なクロージングが可能になります。
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