2024年 8,9月 セミナー＆イベント情報

いえーる 住宅研究所では、不動産・住宅ローン事業を中心としたテクノロジーに関するセミナー情報を定期的に更新してご案内いたします。

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一般社団法人不動産テック協会主催の
不動産テックカオスマップ 最新版（第10版）発表セミナー

2016年6月に「REAL ESTATE tech カオスマップ」として第1版が公開されて、今回は最新版の第10版の発表セミナーとなっている。

第1版として公開された「REAL ESTATE tech カオスマップ」では75のサービスがプロットされていた。

不動産業界のDX化の必要性が高まっているにもかかわらず、国内不動産業界のアナログ文化の根強さ、不動産業務のプロセスの複雑さ、法的・規制の課題、業界における人材・知識の不足により、現在においても遅れを取っている。

現在から振り返ると、このボリュームでプロットする程、DXによって分類されるカテゴリーとサービス数があったのだろうか？

しかしながら、初版のカオスマップには、以下の意義があったと推察される。

｜業界の現状把握
当時の不動産テックサービスの全体像を可視化し、業界のデジタル化の現状を明確にした。

｜啓蒙活動
DXの重要性と可能性を業界関係者に示し、意識改革のきっかけとした。

｜イノベーションの促進
新規参入者や既存企業に対して、市場の機会を示し、新たなサービス開発を促進しました。

そして2023年に第9版が発表され、463ものサービスが掲載されている。
（参考：https://retechjapan.org/retech-map/）

こちらも以下のような業界内外に提示する価値が見いだせよう。

｜急速な市場拡大の証明
不動産テック市場の急成長を示し、業界のデジタル化が加速していることを明確にしている。

｜最新動向の把握
定期的な改訂により、業界の最新トレンドやイノベーションを継続的に追跡し、提供している。

｜競争環境の変化
新規参入や既存企業の淘汰など、市場の競争状況の変化を反映している。

気になるポイント

さて、第10版はどのカテゴリにどんな変化が加わってくるのだろうか？

2023年9月6日配信のPR TIMESに下記の記事がある。
「【最新版】不動産テックカオスマップ第9版公開！463サービス掲載～不動産特定共同事業法の改正により、不動産クラウドファンディングサービスが前年度より35社増加～」

内容としては、以下の通りだ。

リリースにあるとおり、不動産テック協会のカオスマップ編集方針にはいくつかの削除したサービスの背景が記載されているので、単にプラスになるわけでないことは理解できるが、伸長するカテゴリーはどこか？

新しいモデルとしての概念が生まれてくるのかは気になるところではないだろうか？

本セミナーは、不動産テック協会のカオスマップとその継続的な改訂は、不動産業界のDX推進において重要な役割を果たしています。

初版の75サービスから現在（第9版）の463サービスへの増加は、私たち不動産業界のデジタル化の急速な進展を示すとともに、関係者に貴重な情報と洞察を提供してくれるだろう。本セミナーのカオスマップは、業界全体のデジタル化を促進し、イノベーションを刺激する重要なツールとなっています。

一方で、情報の複雑さや市場の競争激化などの課題も生じていますが、全体としては業界の発展に大きく寄与していると言えるのではないだろうか？

2024年8月末に予定されている第10版の発表は、さらなる市場の変化や新たなトレンドを反映し、業界関係者にとって価値ある情報源となることが期待される。

8月・9月開催イベント情報

今後予定されているセミナー・イベント