【2025年版】不動産査定アプリおすすめ4選|メリット・デメリットも紹介

更新日 : 2025年08月30日
不動産を売却するためには、まず「いくらで売れるのか」という相場を知らなければなりません。しかし、不動産会社に査定してもらうのは、敷居が高いと考え躊躇する方もいるでしょう。
近年はスマホの普及によって、手軽にしかも個人情報を入力することなしに、相場を調べられるようになりました。

相場を調べる方法には、不動産一括査定サイトと不動産査定アプリがあります。不動産営業マンにとって、両者の違いやアプリのメリット・デメリットを知ることで、営業活動に生かせることができます。

そこでこの記事では、不動産査定アプリの内容や特徴・おすすめのアプリなどについて解説します。
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不動産査定アプリとは

不動産査定アプリは、不動産会社に直接問合せすることなく、自動的にスマホで不動産査定してくれます。従来不動産査定してもらうには、いくつかの不動産会社を訪れて手続きするので、時間と手間がかかりました。
しかし、不動産査定アプリを利用すれば住所や建物の構造・土地や建物の広さなどを入力するだけで、簡単にアプリが査定してくれます。
名前やメールアドレス・電話番号などの個人情報を入力しなくてもよい ので気楽に利用できます。
不動産査定アプリを見て「ぜひ売却したい」ということになれば、アプリから不動産会社に直接相談や査定依頼することも可能です。

不動産査定アプリは不動産会社や不動産一括査定サイトが運営している場合が多いので、直接査定を依頼できるように作られています。なお、正確な査定依頼する場合には、個人情報を入力する必要があります。

【2025年版】不動産査定におすすめのアプリ4選

相場価格を把握することできる不動産査定アプリをご紹介します!

らくらく不動産査定

らくらく不動産査定
不動産査定におすすめのアプリ1つ目は「らくらく不動産査定」です。
リビン・テクノロジーズ株式会社は、不動産一括査定サイトのリビンマッチを運営する歴史ある会社です。
らくらく不動産査定は、マンション・戸建て・土地の相場を調べられるアプリで、位置情報(GPS)を利用すれば町名まで自動で入力されます。物件種別を選べば、相場を簡単に知ることができます。
なお売却を検討していて正確な売却可能価格を知りたい場合には、リビンマッチの不動産一括査定にリンクされているので、引き続き査定申し込みができます。
Google Play らくらく不動産査定
App Store らくらく不動産査定

10秒でDo!

10秒でDo!
不動産査定におすすめのアプリ2つ目は「10秒でDo!」です。
2022年に株式会社ハウスドゥより商号変更をした株式会社And Doホールディングス。全国にフランチャイズ展開する不動産会社で、AIを利用した査定をわずか10秒で行います。
物件の情報を入力するだけで仲介価格や買取価格の市場相場の金額が表示され、結果をもとに詳細の査定をメールで申込むことが可能。
Google Play 10秒でDo!
App Store 10秒でDo!

Yahoo!不動産

Yahoo!不動産
不動産査定におすすめのアプリ3つ目は「Yahoo!不動産」です。
WebサイトのYahoo!不動産と同様に、不動産の査定や購入希望物件および賃貸物件の検索まで、不動産についてのさまざまな情報を得られます。
不動産の査定については、複数の不動産会社に査定を依頼ができます。
「操作の認識」の情報を利用しLINEヤフーがユーザーの行動に伴った最適なタイミングで通知をお届けする機能があります。
Google Play Yahoo!不動産
App Store Yahoo!不動産

HowMa

アプリ提供会社:株式会社コラビット
アプリではありませんが、60秒で無料事前査定ができる「HowMa」をご紹介します。
登録された家の情報を元に大手仲介会社・証券会社も導入している独自開発の価格推定エンジンを使用してAI(人工知能)が自動で家の資産価値を査定します。
1億件を超えるデータと最新の路線価情報を活用した評価で不動産の正確な資産価値を知ることができます。
「HowMaコンシェルジュ」でははじめての売却でも安心して進められるようコンシェルジュが中立的な立場からアドバイスをしてくれます。
スマホ1つで査定まで完結でき、気軽に不動産の価格をチェックすることができます。
公式サイト HowMa

不動産査定アプリを利用するメリット・デメリット

不動産査定アプリを利用するメリット・デメリット

それでは次に不動産査定アプリを利用するメリット・デメリットについて説明しましょう。

不動産査定アプリのメリット

不動産査定アプリのメリットは以下のとおりです。
  1. 手軽に相場がわかる
    • 不動産会社を訪れなくても、スマホで簡単に相場を把握できます。
    • 精度の高い査定を依頼する前に、まずおおまかな相場観を頭に入れておくことは必要なことです。
  2. 個人情報を入力しなくてよい
    • 不動産査定アプリは、おおまかな相場を知るだけであれば、個人情報を入力する必要はありません。
    • 電話やメールアドレスを入力したために「執拗な勧誘を受けた」ということにはなりません。
  3. 今いる場所を特定できるので入力が楽
    • スマホのGPS機能を利用して、現在の位置を特定するので、住所等の入力が簡単にできます。

不動産査定アプリのデメリット

不動産査定アプリのデメリットは以下のとおりです。
  1. 正確な査定ではない
    • 不動産査定アプリは入力項目が少ないので、正確には査定できません。
    • あくまでも参考程度にして、不動産会社の精度の高い査定を依頼するようにしましょう。
  2. 特定の査定サイトに誘導されることも
    1. 不動産査定アプリは、不動産会社や不動産一括査定サイトが運営しているので、特定の査定サイトに誘導されやすいと言えます。
    2. 電話やメールなどの個人情報を入力すると、執拗な勧誘を受けることもありますので、ただ単に相場だけを知りたいという場合には気を付ける必要があります。

不動産査定アプリと一括査定サイトはどう違うの?

不動産一括査定サイトと不動産査定アプリとは類似点もありますが、必要性によってどちらを利用するか異なります。

今すぐに不動産を売却したい方は不動産一括査定サイトを、今は売却しないが相場を知りたい方は不動産査定アプリを利用するとよいでしょう。

不動産一括査定サイトの特徴

不動産一括査定サイトは、複数の不動産会社にまとめて査定依頼ができます。
売却を考えている方が、精度の高い価格を知るために個人情報を入力し、売出価格を設定するために利用するサイトということができます。

そのため査定依頼すると、複数の不動産会社から見積もりの連絡がきます。

不動産査定アプリの特徴

不動産査定アプリは、個人情報を入力することなしに、スマホで簡単に相場を調べられます。
そのため「今は売却しないが、不動産相場を知りたい」程度の位置づけと言ってよいでしょう。

なお個人情報は入力する必要がないので、不動産会社から連絡が来ることはありません。

不動産査定アプリを利用するときの注意点

不動産査定アプリを利用するときの注意点

不動産査定アプリは手軽に利用できますが、注意すべき点もあります。

AI査定は取引事例が加味されないことも

不動産査定アプリの中には、AIを利用して査定を行うものもありますが、これには不動産流通機構が運営するレインズの売買情報が加味されていません。したがってあくまでも簡易査定であるということを、覚えておきましょう。

特定不動産会社だけの情報である可能性も

不動産査定アプリは、アプリを提供する会社の過去の取引データのみである場合もあります。したがって正確な相場を知るには、複数の不動産査定アプリを利用して確認する必要があります。

アプリ査定額=売却可能額ではない

アプリ査定額は、簡易的に相場を知る方法なので、必ずその価格で売れるというものではありません。正しい売却価格を設定するためには、訪問査定を受けて仲介する不動産会社と相談して決める必要があります。

まとめ

不動産営業マンにとって、不動産査定アプリ特徴やメリット・デメリット・一括査定サイトとの違いなどを知ることは大事なことです。
不動産査定アプリは、まさに不動産売却のポータルとも言える位置づけであり、問合せから訪問査定・仲介業務に発展する可能性を大きく秘めています。
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