【2024年最新版】大手不動産会社ランキング|不動産を売る(仲介)ならどこがいい?

投稿日 : 2021年12月10日/更新日 : 2024年11月26日

「不動産の売却を考えているが、どうせなら実績のある大手にお願いしたい」

このように思う人も多くいるでしょう。

この記事では、「実績」と「満足度」を参考に、ランキング形式で紹介します。

中立の立場から公平にランク付け を行うため、下記の情報を参考に集計を行っています。

・実績:公益社団法人不動産流通推進センターの不動産業統計集(2024年10月発表)
・満足度:オリコン満足度ランキング

あなたの不動産売買の際の不動産会社選びの参考になれば幸いです。

大手不動産会社ランキングのまとめ

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目次

大手不動産会社の仲介ランキングTOP36

公益社団法人不動産流通推進センターの情報をもとに、手数料収入(仲介で発生した売上)を基準に順位付けしました。

順位 企業 取扱高 (億円) 前年比 (%) 手数料収入 (億円) 前年比 (%) 手数料率 (%) 仲介件数 (件) 前年比 (%) 1件あたり 手数料 (百万円) 1件あたり 平均物件価格 (万円) 店舗数
1 三井不動産リアルティグループ 1兆9,345億円 0.8 916 0.6 4.74 38,680 -1.1 2.37 5,002 289
2 東急リバブル 2兆801億円 14.2 886 7.2 4.26 30,265 2.3 2.93 6,873 220
3 住友不動産販売 1兆3,928億円 -0.2 701 -3.3 5.02 31,502 -9.8 2.22 4,421 203営業センター
4 野村不動産グループ 1兆2,219億円 15.3 478 5.5 3.91 10,204 2.2 4.68 11,974 98
5 センチュリー21 6,960 1.9 333 3.3 4.79 27,937 3.4 1.19 2,491 994
6 三井住友トラスト不動産 6,543 15.3 262 4.9 4.01 8,518 4.8 3.08 7,681 72
7 三菱UFJ不動産販売 5,765 15.4 243 14.6 4.21 4,175 -3.8 5.81 13,808 37
8 みずほ不動産販売 5,374 19 222 17.8 4.13 3,848 0.9 5.77 13,966 49
9 三菱地所リアルエステートサービス 4,947 39 151 45.5 3.06 1,403 17.2 10.78 35,262 9
10 東宝ハウスグループ 3,011 19.6 144 21.4 4.77 7,198 14.8 2 4,183 21
11 積水ハウスグループ 2,505 -4.6 120 -2.9 4.78 6,384 -9.8 1.88 3,924 106
12 大和ハウスグループ 2,010 1.6 98 2.5 4.9 4,349 -11 2.26 4,621 111
13 住友林業ホームサービス 2,015 51 87 26 4.32 4,392 -2.3 1.98 4,588 42
14 福屋不動産販売 1,536 4.5 76 1.8 4.95 79 0.1 96.55 194,873 96
15 大京穴吹不動産 1,669 7.7 71 1.9 4.26 4,521 -0.2 1.57 3,691 70
16 スターツグループ 1,467 13.6 69 16.8 4.68 2,247 -3.9 3.06 6,526 102
17 大成有楽不動産販売グループ 1,575 -9.3 65 -11.2 4.11 3,018 -15.7 2.14 5,218 31
18 三菱地所ハウスネット 1,435 12.9 63 12.9 4.39 2,167 4.7 2.91 6,623 39
19 近鉄不動産 1,246 4.9 60 0 4.83 4,355 1.8 1.38 2,861 51
20 東京建物不動産販売 1,631 -7.4 52 11.3 3.16 1,097 1.4 4.7 14,870 17
21 リスト サザビーズ インターナショナル リアルティ 1,031 20.3 49 12.9 4.78 1,408 9.4 3.5 7,325 10
22 MEホールディングス 599 0.7 41 0.6 6.89 2,087 6.1 1.98 2,868 20
23 長谷工リアルエステート 1,055 19.4 41 5.2 3.89 2,327 7.7 1.76 4,535 50
24 ポラスグループ 771 3.7 36 2.1 4.66 2,686 -0.1 1.34 2,870 61
25 中央日本土地建物グループ 929 -42.3 36 -27.8 3.83 350 2.5 10.15 26,530 7
26 メルディアリアルティ 566 111 22 -9.7 3.91 1,200 8 1.84 4,714 8
27 小田急不動産 455 -8.4 22 -7.9 4.78 1,072 -7.2 2.03 4,242 15
28 伊藤忠ハウジング 1,078 -13.2 21 -23.3 1.97 1,982 -18.1 1.07 5,440 2
29 ハウスフリーダムグループ 397 8.3 20 9 5.07 1,399 3.3 1.44 2,840 18
30 ナイス 445 -0.7 18 1.1 4.03 1,061 4.2 1.69 4,196 16
31 阪急阪神不動産 336 -14 15 -3.1 4.34 739 0 1.97 4,545 12
32 京王不動産 283 -10.3 13 -12.8 4.42 631 -1.1 1.98 4,487 12
33 西鉄不動産 245 8.4 12 6.3 4.92 742 -0.5 1.63 3,301 11
34 相鉄不動産販売 206 -0.8 11 -3.5 5.23 742 -0.5 1.46 2,783 11
35 朝日住宅 237 5.2 9 -2.2 4.01 676 -10.3 1.4 3,501 8
36 京急不動産 177 3 8 7.6 4.69 462 -4.9 1.8 3,839 9
37 REDS 365 6.1 7 -0.4 1.94 619 -4.8 1.14 5,893 3

※出典:公益社団法人不動産流通推進センター「不動産業統計集2024(2024年10月発表)」より

では、1位~10位までの企業を満足度も加味した情報で紹介していきます。

【1位】三井不動産リアルティグループ(三井のリハウス)

三井のリハウス
※画像出典元:三井のリハウス

評価項目 実績
手数料収入ランキング 1位
手数料収入 916億円(0.6%)
取扱件数 38,680件(-1.1%)
取扱高 1兆9,345億円(0.8%)
店舗数 289店
1件あたり平均物件価格 5,002万円
1件あたり平均手数料 237万円
手数料率 4.74%
オリコン顧客満足度(戸建て購入) 1位
オリコン顧客満足度(マンション購入) 2位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 6位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 7位
オリコン顧客満足度(土地売却) 1位
  • 三井のリハウスのブランドで売り出している会社
  • 仲介件数はここ30年近く毎年1位をキープ
  • 一知識が豊富で品のある営業マンが多く、まともな査定額を出す
  • 満足度も2つのジャンルで1位を獲得

三井のリハウス」のブランド展開で有名な三井不動産は、不動産業界では名実ともにNo.1企業であり、仲介件数および売上高は不動の1位 となっています。

売却保証サービスがあり、3か月以内に売れなかった場合、査定価格の90%以内で買い取りをするため、確実に不動産を売りたい方に向いている会社です。

社風としては、比較的真面目な会社で、品格がありガツガツあおるようなことはしません。

営業マンも知識があり、難しい案件でも安心して依頼でき「煽られるのは嫌だ」「信頼できる不動産会社に依頼したい」という人にオススメです。

また、不動産査定を依頼すると、それほど高い査定額で提示してこないのが三井のリハウスの特徴です。

真面目な会社なので、売れない価格で査定して仲介の契約だけ取ろうという動きはしません。

三井のリハウスの査定額は、まともな査定額ですので「正しい答え」 と思えば大丈夫です。

>>三井のリハウスで査定相場チェック

【2位】東急リバブル

リバブル
※画像出典元:東急リバブル

評価項目 実績
手数料収入ランキング 2位
手数料収入 886億円(7.2%)
取扱件数 30,265件(2.3%)
取扱高 2兆801億円(14.2%)
店舗数 215店
1件あたり平均物件価格 6,873万円
1件あたり平均手数料 293万円
手数料率 4.54%
オリコン顧客満足度(戸建て購入) 3位
オリコン顧客満足度(マンション購入) 4位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 4位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 6位
オリコン顧客満足度(土地売却) 3位
  • 東急沿線をメインに営業エリアとしている不動産会社
  • 売却後の保証制度も充実している
  • 最近は関西圏も営業英エリアとして販路を拡大している

東急リバブルも、長年業界3位でしたが2022年、2023年、2024年と3年連続で住友不動産販売を抜かして2位 のポジションに浮上しました。

営業担当者の97%が宅建の資格を持っており、専門知識を生かしてお客様の物件売却をサポートすることが特徴です。

電鉄系の会社なので、品が良い印象はあるものの、住友不動産販売と熾烈な競争を繰り広げていることから、多少のガツガツ感はあります。

税理士と連携して無料で相続税簡易診断書を作成するサービス、買取サービスなど、不動産売却を考えている方にとって活用しやすいサービスも取り揃えています。

利用したお客様の口コミにおいても、スムーズで希望に近い価格で物件売却できたという声が多く見られます。

【3位】住友不動産販売

すみふの仲介
※画像出典元:すみふの仲介ステップ

評価項目 実績
手数料収入ランキング 3位
手数料収入 701億円(-3.3%)
取扱件数 31,502件(-9.8%)
取扱高 1兆3,928億円(-0.2%)
店舗数 203営業センター
1件あたり平均物件価格 4,421万円
1件あたり平均手数料 222万円
手数料率 5.02%
オリコン顧客満足度(戸建て購入) 2位
オリコン顧客満足度(マンション購入) 9位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 7位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 12位
オリコン顧客満足度(土地売却) 5位
  • 住友の仲介STEPというブランドで売り出している
  • 大手3社では1件あたりの平均物件価格が最も高い
  • 関西圏では集客力が高くその力は関西No.1
  • 売却可能額を知りたいときは無料で査定してくれる

住友不動産販売は、長年業界2位だったものの、2023年に東急リバブルに抜かれて3位 となりました。

問い合わせからアフターフォローまで営業担当者が一貫してお客様をサポートすることが特徴です。

社風としてはイケイケな感じが強く、わりと高めの査定額を提示する傾向にあり、査定価格の高さは業界トップクラス です。

そのため、実際に売却を行ったお客様からは、営業担当者の対応に満足しているという声が多く見られます。

また、多くの実績から、特に戸建の売却の評価が高い 傾向です。

戸建てはマンションに比べて経験や専門知識が必要ですが、社内資格で「戸建エキスパート試験」を実施しているのが理由とも言えます。

通常の不動産売却はもちろん、難しい案件や複雑な案件も対応してもらえますので、じっくり相談したい人や結果を求める人にオススメです。

>>住友不動産販売で査定相場チェック

「三井不動産リアルティネットワーク」「東急リバブル」「住友不動産販売」について紹介してきました。
この3社だけでこの記事で紹介する不動産会社合計の売上・仲介件数の6割 を占め、大手不動産会社ならこの3社から決めるのが良いと言われます。
またこの3社を含めた大手不動産会社にまとめて査定依頼できるのが「すまいValue」で、唯一のサービスです。

>>すまいValueで査定相場チェック

 

【4位】野村不動産ソリューションズ

野村の仲介
※画像出典元:野村不動産ソリューションズ

評価項目 実績
手数料収入ランキング 4位
手数料収入 478億円(5.5%)
取扱件数 10,204件(2.2%)
取扱高 1兆2,219億円(15.3%)
店舗数 99店
1件あたり平均物件価格 1億1,974万円
1件あたり平均手数料 468万円
手数料率 3.91%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入) 6位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 2位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 3位
オリコン顧客満足度(土地売却)
  • 野村の仲介+というブランドで売り出している
  • オリコンの顧客満足度調査で、マンション・一戸建てともに1位を獲得
  • 不動産ポータルサイト「ノムコム」を運営している

野村證券をルーツにもつ不動産会社で、住宅事業に強く特にマンション開発に力を入れています。

野村の仲介+は、毎年業界4位ですが、その理由は店舗数が少ないことにあります。

業界の中では非常に評価が高くその実力も十分 で、おそらく店舗数を増やせば、三井のリハウスにも並ぶ会社だと思われます。

野村不動産グループが開発したマンションというと「プラウド」が有名です。

不動産ポータルサイトノムコムがあり、物件売却をしたい方はこのサイトに物件情報を掲載することが可能です。

土地診断・補修保証・ハウスクリーニングなどの、物件を売りたい方に有益なサービスも多数用意しています。

5位 センチュリー21

centry-21
※画像出典元:センチュリー21

評価項目 実績
手数料収入ランキング 5位
手数料収入 333億円(3.3%)
取扱件数 27,009件(0.4%)
取扱高 6,960億円(1.9%)
店舗数 994店
1件あたり平均物件価格 2,491万円
1件あたり平均手数料 119万円
手数料率 4.79%
オリコン顧客満足度(戸建て購入) 5位
オリコン顧客満足度(マンション購入) 10位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 10位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 13位
オリコン顧客満足度(土地売却) 6位
  • フランチャイズを展開し、全国に多くの店舗数がある
  • テレビCMや看板等でブランド力がとても高い
  • 店舗によって賃貸と売買の強みが異なる

テレビCMや街中で、黄色い看板の「センチュリー21」で多くの人が知っているセンチュリー21。

フランチャイズで運営されている不動産ブランドです。

フランチャイズとは、セブンイレブンやローソン等のコンビニと同じで看板を借りて商売をしていること

フランチャイズ経営のため、全国に1,000店舗近くあり、不動産会社の中でも圧倒的な数です。

一方、賃貸仲介を中心に経営している会社が多いため、不動産売買に強い会社は限られています。

センチュリー21を選ぶ際は、賃貸か売買か、どちらが強みなのかを見極めた上で依頼するようにしましょう。

【6位】三井住友トラスト不動産

三井住友トラスト不動産

※画像出典元:三井住友トラスト不動産

評価項目 実績
手数料収入ランキング 6位
手数料収入 262億円(4.9%)
取扱件数 8,518件(4.8%)
取扱高 6,543億円(15.3%)
店舗数 72店
1件あたり平均物件価格 7,681万円
1件あたり平均手数料 308万円
手数料率 4.8%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入) 11位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 3位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 9位
オリコン顧客満足度(土地売却) 4位
  • 信託財産での不動産活用に強みを持つ
  • 三井住友信託銀行グループの不動産仲介業者
  • 銀行のノウハウを活かして、売却やローンをワンストップでサポート

信託銀行の不動産会社のため、銀行のノウハウをもって不動産売却をサポートすることができ、物件の資産運用、相続相談などもおこなっています。

銀行系列であり、真面目で誠実な不動産会社になります。

また、特徴的なのが営業担当の98%が宅地建物取引士資格の保有 しており、業界内でかなり高い水準となっています。

物件に関しては、空き家トータルサポート・土地測量調査サービス・住宅設備修理サポートなどのサポート面が充実してる点が特徴です。

三井住友トラスト不動産の営業エリアは、首都圏・中部・近畿・中国・九州と全国に渡っているため、多くの仲介件数を有しています。

【7位】三菱UFJ不動産販売

三菱UFJ不動産売買
※画像出典元:三菱UFJ不動産販売

評価項目 実績
手数料収入ランキング 7位
手数料収入 243億円(14.6%)
取扱件数 4,175件(-3.8%)
取扱高 5,765億円(15.4%)
店舗数 37店
1件あたり平均物件価格 1億3,808万円
1件あたり平均手数料 581万円
手数料率 4.21%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入)
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却)
オリコン顧客満足度(土地売却)
  • 三菱UFJ信託銀行のグループ会社
  • 関東・関西・中部にのみ店舗を構える
  • 信託銀行のノウハウを活かして、物件売却のみならずお金の相談も受付

三菱UFJ信託銀行グループ系の個人向け仲介を中心に行っている不動産会社になります。

法人向けのオフィスビルやマンション用地等の大型物件の仲介が得意で三菱UFJ信託銀行で、個人向けの仲介部門を切り離した会社 が三菱UFJ不動産販売ということになります。

引っ越しや損害保険なども扱っており、住み替えて売却を行うときのサポートが充実していることが特徴です。

三菱UFJ銀行などもグループ会社にあるので、資産形成・投資・相続などの相談もワンストップで対応しています。

【8位】みずほ不動産販売

みずほ不動産売買※画像出典元:みずほ不動産販売

評価項目 実績
手数料収入ランキング 8位
手数料収入 222億円(17.8%)
取扱件数 3,848件(0.9%)
取扱高 5,374億円(19.0%)
店舗数 49店
1件あたり平均物件価格 1億3,966万円
1件あたり平均手数料 577万円
手数料率 4.13%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入)
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却)
オリコン顧客満足度(土地売却)
  • みずほフィナンシャルグループのみずほ不動産販売
  • 不動産を信託財産として扱うことが多い
  • 売却のためのサービスが充実

みずほ銀行系の個人向け住宅仲介を専門とした不動産会社。

元々は、安田信託銀行系の住宅仲介専門会社が統廃合を繰り返し、現在のみずほ不動産販売が生まれています。

法人向けの不動産仲介では強く 、大きめの物件を取り扱うことがあるため、建物調査や敷地調査サービスなどもサポートしています。

在職年数が長く、知識と経験を兼ね備えた営業担当者が多数在籍しています。

グループ会社の強みを活かし、物件売却においてはローンなどの相談も可能です。

【9位】三菱地所リアルエステート

三菱地所リアルエステートサービス
※画像出典元:三菱地所リアルエステートサービス

評価項目 実績
手数料収入ランキング 9位
手数料収入 151億円(45.5%)
取扱件数 1,403件(17.2%)
取扱高 4,947億円(39.0%)
店舗数 9店
1件あたり平均物件価格 3億5,262万円
1件あたり平均手数料 1,078万円
手数料率 3.06%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入)
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却)
オリコン顧客満足度(土地売却)
  • 法人物件に特化した不動産会社
  • 個人向け物件の仲介は三菱地所ハウスネットが担当
  • 多数の売却支援サービス

三菱地所グループの中でも法人に特化している不動産会社 です。

仲介件数は少なめですが法人物件をメインに仲介しているため、マンションやオフィスビルの仲介を得意とします。

1件あたりの平均物件価格は2億円ととても高いのはその理由からになります。

東京駅前の大地主であり、丸ビル等のオーナーから経営基盤はとっても強い会社になります。

10位 東宝ハウスグループ

東宝ハウス
※画像出典元:東宝ハウスグループ

評価項目 実績
手数料収入ランキング 10位
手数料収入 144億円(21.4%)
取扱件数 7,198件(14.8%)
取扱高 3,011億円(19.6%)
店舗数 21店
1件あたり平均物件価格 4,183万円
1件あたり平均手数料 200万円
手数料率 3.06%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入)
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却)
オリコン顧客満足度(土地売却)
  • 創業約50年の歴史のある会社
  • 1都3県を中心に仲介業を大きく提供
  • 20店舗と少ないが、地域に根ざしたサービスをを展開

不動産仲介を中心に、賃貸、リフォーム、投資など、総合的な不動産サービスを提供しています。

本社は東京都新宿区にあり、創業46年の歴史もあり、その営業力とネット戦略で近年、急速に成長 している会社です。

店舗数は、20と他の会社より少ないですが、地域に根差したサービスを提供していおり、

例えば、自社開発の物件管理システムを活用した効率的な賃貸管理サービスや、独自のネットワークを活かした投資用不動産の紹介など、多角的なアプローチで顧客ニーズに応えています。

大手不動産仲介会社=満足度が高いとは言い切れない

今まで紹介したのは、あくまでも売上順になります。

実績が豊富な会社を見つけるには参考になる情報ですが、顧客の満足度が高いかというと断言できません。

顧客満足度の調査で有名な会社、オリコンの「おすすめ不動産仲介 売却のランキング・比較」をまとめて見ると、下記のように表せます。

購入:戸建て 購入:マンション 売却:戸建て 売却:マンション 売却:土地
1 三井のリハウス 住友林業ホームサービス 住友林業ホームサービス 近鉄の仲介 三井のリハウス
2 住友不動産販売 三井のリハウス 野村の仲介+ 住友林業ホームサービス 積水ハウス不動産グループ
3 東急リバブル 三菱地所ハウスネット 三井住友トラスト不動産 野村の仲介+ 東急リバブル
4 積水ハウス不動産グループ 東急リバブル 近鉄の仲介 三菱地所ハウスネット 三井住友トラスト不動産
5 センチュリー21 近鉄の仲介 東急リバブル 大成有楽不動産販売 住友不動産販売
6 福屋不動産販売 野村の仲介+ 三井のリハウス 東急リバブル センチュリー21
7 ハウスドゥ 大京穴吹不動産 住友不動産販売 三井のリハウス ハウスドゥ
8 大成有楽不動産販売 ハウスドゥ 長谷工の仲介
9 住友不動産販売 積水ハウス不動産グループ 三井トラスト不動産
10 センチュリー21 センチュリー21 大京穴吹不動産
11 三井住友トラスト不動産 福屋不動産販売 積水ハウス不動産グループ
12 ハウスドゥ 住友不動産販売
13 ピタットハウス センチュリー21
14 長谷工の仲介 ピタットハウス
15 福屋不動産販売 ハウスドゥ
16 福屋不動産販売

※出典:おすすめの不動産仲介 購入 マンションランキング・比較おすすめの不動産仲介 売却 マンションランキング・比較

大手不動産会社は両手仲介が多い…?

大きい会社であれば、実績からくる信用や信頼などメリットがあります。

一方デメリットも存在し、それは両手仲介を扱うケースが多いということです。

両手仲介とは、売主と買主の両方の仲介を1社の不動産会社が行うこと

冒頭で紹介した10社の手数料を見てみると、上位に行くほど手数料率が高いことがわかります。

企業名 手数料率
(%)
三井のリハウス 4.7%
東急リバブル 4.2%
住友不動産販売 5.0%
野村不動産グループ 3.9%
センチュリー21 4.7%
三井住友トラスト不動産 4.0%
三菱UFJ不動産販売 4.2%
みずほ不動産販売 4.1%
三菱地所リアルエステートサービス 3.0%
東宝ハウスグループ 4.7%

ちなみに仲介手数料は法律によって最大で3%(400万円を超える取引の場合)と決まっています。

仲介手数料が3%以上になっている不動産会社は、ほとんどが両手仲介、要するに売主と買主から手数料をもらっていることがわかります。

両手仲介は売主にとって不利になる

驚く人もいると思いますが、両手仲介は売主にとって不利になります。

理由としては、不動産会社は買主からの値下げ要求に応えて、契約を締結させるからです。

買主の値引きは一般的であり、売主は不動産会社から値引き要求を認めてもらうように交渉されるのが一般的です。

大手は買主を多く抱えており、早く売却する可能性が高くなる メリットがある一方、売却額が安くなりやすいというデメリットもあるのです。

不動産会社を比較して両手仲介の対策を

早く売却できるが、売却額が安くなりやすい大手不動産会社。

筆者のおすすめは、大手だけでなく中小も比較の候補 に入れることをおすすめします。

不動産は大きな取引になり、会社によって数百万円も損する場合もあるので不動産会社はしっかり選びましょう。

「少し、面倒かも…」「どう選べばいいかわからない…」と思う人もいるでしょう。

おすすめは一括で大手や中小の不動産会社に査定を依頼できる、不動産一括査定サイトになります。

一括査定サイトの流れ

一括査定サイトを利用すると、大手や中小限らず、あなたの不動産に強い会社が自動的に見つかります。

最適な不動産会社が見つかる仕組み

一括査定サイトの中でのおすすめサイトは…

利用者の多い不動産一括査定サイトは、2024年12月時点で20以上にもなり、「どのサイトを選んでいいかわからない」と悩む人も多くいます。

不動産一括査定サイトの一覧

筆者が厳選したおすすめサイトは下記3つとなります。

・大手不動産会社6社に依頼ができる唯一のサービスすまいValue
・NTTグループ・歴史が長く実績抜群のHOME4U
・地域密着型の会社が多く、地方や田舎に強いスーモ

売らなくても大丈夫!簡易的な机上査定がおすすめ

上記で紹介したサイトは、簡易的な机上査定も可能です。

申し込みは無料で、途中の項目で「机上査定」を選びましょう。

複数の不動産会社から、メールで査定額をもらえるので、大体の相場をわかることができます。

机上査定ができるサービスも限られているため、再掲ですが、机上査定ができるという視点でも下記がおすすめサービスになります。

・大手不動産会社6社に依頼ができる唯一のサービスすまいValue
・NTTグループ・歴史が長く実績抜群のHOME4U
・地域密着型の会社が多く、地方や田舎に強いスーモ

不動産一括査定サイトについてより詳細に知りたければ下記記事をご確認ください。

【2024年】不動産一括査定おすすめランキング!16サイトを徹底比較

まとめ

いかがでしたか。

この記事では大手不動産会社のランキングを紹介しました。

大手不動産会社ランキングのまとめ

なお、番外編として、仲介手数料でなく、会社全体の売上と年収ごとにもランキングを作成してみました。

上記で紹介した実績(仲介から発生する売上)とは大きく異なる結果になりましたのでぜひ参考にしてみてください。

大手不動産会社の売上高ランキング

不動産業界

不動産会社の業績ランキングを紹介します。(ここでの業績は売上高のことを指します)

売上高の高い会社を順に10社ランキング形式でまとめました。

・2023年4月期〜2024年3月期の有価証券報告書から集計
・連結決算の場合は連結数値を集計
・参照元:三井不動産三菱地所オープンハウス東急不動産ホールディングス住友不動産野村不動産ホールディングスヒューリックイオンモール東京建物ケイアイスター不動産

不動産業界内の勢力把握や各企業の優位性などをご確認下さい。

早速、ランキングを確認していきましょう。

【1位】三井不動産

市場名 東証1部
売上高 約2兆4,000億円

【2位】三菱地所

市場名 東証1部
売上高 約1兆5,000億円

【3位】オープンハウス

市場名 東証1部
売上高 約1兆1,000億円

【4位】東急不動産ホールディングス

市場名 東証1部
売上高 約1兆1,000億円

【5位】住友不動産

市場名 東証1部
売上高 約9,700億円

【6位】野村不動産ホールディングス

市場名 東証1部
売上高 約7,300億円

【7位】ヒューリック

市場名 東証1部
売上高 約4,500億円

【8位】イオンモール

市場名 東証1部
売上高 約4,200億円

【9位】東京建物

市場名 東証1部
売上高 3,800億円

【10位】ケイアイスター不動産

市場名 東証1部
売上高 2,800億円

大手不動産会社の年収ランキング

不動産会社の年収

上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、年収の高い会社を順に10社ランキング形式でまとめました。

・不動産企業の中から、有価証券報告書に平均給与が記載されている会社を参照
・2024年時点で最新の有価証券報告書を参照
・参照元:ヒューリック三井不動産三菱地所野村不動産ホールディングス東急不動産ホールディングス長谷工コーポレーションサンケイビル住友林業積水化成工業森ビル

不動産業界内の勢力把握や各企業の優位性を把握する上で従業員の年収を知っておくこともとても重要です。

早速、ランキングを確認していきましょう。

【1位】ヒューリック

平均年収 1,904万円
従業員数(単独) 1,357人

【2位】三井不動産

平均年収 1,269万円
従業員数(単独) 25,593人

【3位】三菱地所

平均年収 1,246万円
従業員数(単独) 11,045人

【4位】野村不動産

平均年収 1,033万円
従業員数(単独) 7,929人

【5位】東急不動産

平均年収 1,030万円
従業員数(単独) 21,170人

【6位】長谷工コーポレーション

平均年収 941万円
従業員数(単独) 7,829人

【7位】サンケイビル

平均年収 926万円
従業員数(単独) 234人

【8位】住友林業

平均年収 898万円
従業員数(単独) 24,815人

【9位】積水化学工業

平均年収 897万円
従業員数(単独) 26,929人

【10位】森ビル

平均年収 887万円
従業員数(単独) 1,568人

 

この記事の監修者
石川 貴裕
愛知県で企業勤めをしながら、親族の不動産会社にて不動産売買を経験。自らマンションを7棟、太陽光発電を1基を所有しており、不動産売買も実体験している。現在は、合同会社ラビッツにて不動産や中古車の情報メディアを運営、企画をしている。また、数々の不動産や中古車メディアの執筆・監修を行っている。
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