【2026年2月】住宅ローン金利比較│日銀0.75%維持、フラットは前月+0.18%の衝撃

各金融機関の住宅ローン金利を比較して、今月のポイントを解説します。
直近の出来事も踏まえて、今後の住宅ローン金利の動向予想にお役立てください。
Table of Contents
住宅ローン金利比較
メガバンク
■メガバンクの特徴
圧倒的な知名度を誇る大手銀行であるため全国に支店があります。主要都市に多く、地方にいくほど支店数は減少するため、地方においては地方銀行や信用金庫の方がアクセスが良いケースもあります。
また、規模の大きさを活かした商品開発力も最大の特徴です。メガバンクは経済基盤が強く信用力も高いため、他の金融機関に比べて低い金利設定や融資額の上限を高く設定しているケースもあります。投資信託や保険商品といった総合的な金融商品を活用したパッケージ型商品を提供し多様なニーズに対応しています。対面での相談が可能なため、直接専門家と話すことができるのでネットでの手続きに不安をもっている方にとっては安心感に繋がります。
変動金利、固定金利(全期間固定型、固定期間選択型)など多様な金利タイプが提供されており、メガバンクを普段の給与振込口座として利用している場合は、住宅ローンの借入れの際に新たな口座を開設する必要がないため、住宅ローン返済管理の手間も省くことができます。

| 金融機関 | 変動金利 | 10年固定 | 20年固定 | HP |
| 三菱UFJ銀行 | 0.67% | 2.75% | 3.51% | HP |
| 三井住友銀行 | 0.595% | 2.85% | 3.35% | HP |
| みずほ銀行 | 0.775% | 2.75% | 3.50% | HP |
| りそな銀行 | 0.64% | 3.165% | 4.675% | HP |
(掲載順不同)
※金利情報は各社HPにて最新情報をご確認ください。
※先月比プラス(赤文字)・先月比マイナス(青文字)。
全行据え置きとなりました。
全行引き上げを実施しています。
三菱UFJ銀行(+0.07)三井住友銀行(+0.2)みずほ銀行(+0.2)りそな銀行(+0.22)。
全行引き上げを実施しています。
三菱UFJ銀行(+0.07)三井住友銀行(+0.2)みずほ銀行(+0.2)りそな銀行(+0.25)。
ネット銀行
■ネット銀行の特徴
ネット銀行の住宅ローン金利は、地方銀行と比較して低く設定されていることが多いです。オンラインで手続きが完了するため、地域制限がなく全国どこの地域でも申込みをすることが可能です。WEB申込みであるため、窓口の時間を気にせず自分の都合の良いタイミングで手続きができることも特徴のひとつです。
一方で、対面でのサポートが限られるため複雑な相談や手続きが必要な場合には不便さを感じる可能性があります。金利の低さと利便性を重視する方に適していますが、丁寧な説明を求める方には不向きかもしれません。

| 金融機関 | 変動金利 | 10年固定 | 20年固定 | HP |
| 住信SBIネット銀行 | 0.698% | 2.449% | 3.039% | HP |
| 楽天銀行 | 1.257% | 3.068% | – | HP |
| イオン銀行 | 0.78% | 2.80% | – | HP |
| ソニー銀行 | 0.997% | 3.318% | 4.055% | HP |
| auじぶん銀行 | 0.834% | 1.55% | 3.29% | HP |
| PayPay銀行 | 0.63% | 2.27% | 2.99% | HP |
| SBI新生銀行 | 0.73% | 2.50% | 3.20% | HP |
| UI銀行 | 0.595% | 2.47% | 3.32% | HP |
(掲載順不同)
※金利情報は各社HPにて最新情報をご確認ください。
※先月比プラス(赤文字)・先月比マイナス(青文字)。
楽天銀行(+0.11)、SBI新生銀行(+0.05)の引き上げを行いました。
他の掲載銀行は据え置きとなっています。●10年固定
auじぶん銀行は据え置き。他の掲載銀行は引き上げを行いました。
住信SBIネット銀行(+0.21)、楽天銀行(+0.14)、イオン銀行(+0.19)、ソニー銀行(+0.342)、PayPay銀行(+0.19)、SBI新生銀行(+0.3)、UI銀行(+0.2)。
全行引き上げを行いました。
住信SBIネット銀行(+0.23)、ソニー銀行(+0.317)、auじぶん銀行(+0.23)、PayPay銀行(+0.17)、SBI新生銀行(+0.3)、UI銀行(+0.2)。
地方銀行
■地方銀行の特徴
地方銀行は、地域に根ざした銀行であるため地域の特性やニーズに応じた柔軟な対応を可能としています。また、特定エリアでの住宅購入に対して特別な金利優遇や、地元の提携不動産事業者を利用した際の特典など、地域の振興を目的とした住宅ローンの優遇措置やキャンペーンを実施していることもあります。
地方銀行はメガバンクやネット銀行ほどの低金利商品は少ないものの、個別事情に応じた柔軟な審査を可能としていることが多いです。支店が地域に密集し地元の不動産市場にも精通しているため、対面でのきめ細やかなサポートが期待できます。

| 金融機関 | 変動金利 | 10年固定 | 20年固定 | HP |
| 横浜銀行 | 0.75% | 2.875% | – | HP |
| 千葉銀行 | 0.975% | 2.76% | 4.03% | HP |
| 静岡銀行 | 0.90% | 3.00% | 3.60% | HP |
| 筑波銀行 | 1.00% | 2.10% | – | HP |
| 北陸銀行 | 1.375% | 1.45% | – | HP |
| 福岡銀行 | 1.025% | 2.95% | – | HP |
| 南都銀行 | 0.625% | 2.80% | 3.50% | HP |
| 京都銀行 | 1.175% | 3.10% | 3.20% | HP |
| 愛媛銀行 | 0.90% | 1.45% | – | HP |
| 宮崎銀行 | 0.725% | 2.55% | – | HP |
| 沖縄銀行 | 3.325% | 4.375% | – | HP |
| 琉球銀行 | 3.325% | 4.334% | – | HP |
(掲載順不同)
※金利情報は各社HPにて最新情報をご確認ください。
※先月比プラス(赤文字)・先月比マイナス(青文字)。
全行据え置きとなりました。
ほとんどの銀行が引き上げをしました。
千葉銀行(+0.2)、横浜銀行(+0.25)、静岡銀行(+0.2)、筑波銀行(+0.3)、福岡銀行(+0.25)、南都銀行(+0.25)、京都銀行(+0.2)、宮崎銀行(+0.2)。
●20年固定
掲載銀行はすべて引き上げをしました。
千葉銀行(+0.2)、静岡銀行(+0.2)、南都銀行(+0.25)、京都銀行(+0.15)。

2月のまとめ
変動金利は上昇傾向にあるとはいえ、0.5%〜0.8%台を維持している銀行が多く、固定金利との金利差がさらに拡大しています。これまで「据え置き」が当たり前だった変動金利ですが、楽天銀行(+0.11%)やSBI新生銀行(+0.05%)など、、一部の銀行が引き上げに踏み切りました。先行してネット銀行が動いたことで、今後追随する可能性が高まっています。

0.75%で現状維持
日銀から「経済・物価情勢の展望 2026年1月」が発表されました。この資料は、今後の日本経済と物価の見通し、注意すべきリスクを中期的にまとめたものです。ここから、1月の会合で日銀が政策金利を据え置きとした背景を読み解きます。
┃ POINT1 物価
- 米などの食料品価格の上昇や、政府の物価高対策(補助金など)の影響で、一時的に消費者物価指数が2%を下回る可能性がある
- だが、賃金と物価が支え合う好循環は維持され、先行きは再び2%程度へ高まると予想
┃ POINT2 景気
- 企業収益は高く、経済対策や緩和的な環境が成長を下支えすると期待できる
- ただし、米国の関税引き上げ等が輸出や生産の下押し圧力の懸念がある
┃ POINT3 リスク
- 海外経済の先行きが不透明で、日本の景気を押し下げるリスクに警戒している
- 為替や輸入物価の変動が国内物価に与える影響を慎重に判断する必要がある
自転車で例える「利上げ」の議論
少し親しみやすい表現に言い換えてみます。
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「今の日本は、物価が上がっているわりには金利が低すぎる。 これが円安の原因にもなっているから、早めに金利を上げて対策を打つべきだ」 |
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「早めにちょっとずつ金利を上げておけば、将来の急激な物価上昇を抑えられるし、結果的に長期金利が暴走するのも防げるはずだ」 |
- 今の日本、物価のわりに金利が低すぎ!
- これが円安の原因にもなってるよね
- だから早めに、ちょっとずつ金利を上げて対策しなきゃ
- そうすれば、後で物価がヤバくなってから「急いで利上げ!」って慌てずに済むしね
- 円安の進行
- 長期金利(10年国債などの利回り)の上昇
- 国債の発行(国の借金)が増える
- 増える借金に、「本当に返済される?」と投資家たちが不安になる
- 投資家は「もっと高い利子(金利)をくれないと貸さないよ!」と言い始める
- 長期金利が上昇する
- 「こんな危ない国の通過(円)は持ちたくない」と円が売られ、円安が進む
- 円安のせいで輸入品(エネルギーや食料)が高くなり物価が上がる
- 物価高で貨幣価値が下がるなら、より利回りの高いもの(10年国債等)への投資が増える
- 長期金利の上昇を後押し
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今の日本、物価のわりに金利が低すぎ! これが円安の原因にもなってるよね |
日本の現状と会合で話し合われた今後の展望を「自転車」の例えを交えながら整理してみます。
今の日本はどんな”走り”をしているでしょう。
そろそろブレーキ(利上げ)に足をかける準備をしないと、曲がりきれずに事故を起こす(インフレが止まらなくなる)!
そんな状況といえます。

※生成AIにより作成
| 今の状況を自転車に例えた対比表 | ||
|---|---|---|
| 自転車の要素 | 日銀・経済でいうと | 今の状況 |
| スピード | インフレ率(物価) | 【加速中】 目標の2%を超えて加速しており、出しすぎると危ない。 |
| ペダル | マイナス金利・緩和 | 【足を離した】 これまで全力で漕いでいたが、2024年にやっと足を止めた。 |
| ブレーキ | 政策金利(利上げ) | 【軽く握り始めた】 0.1%〜0.25%と、少しずつ効き具合を試している。 |
| ハンドル | 市場との対話 | 【慎重に操作】 投資家がパニックにならないよう、次にやることを事前に伝えてコントロール。 |
| 後ろの荷物 | 国債・住宅ローン | 【超重量級】 金利が上がると、利払いや返済額が増えてフラつく原因に。 |
| 追い風 | 円安 | 【想定外の加速】 1ドル150〜160円という風が、スピードをさらに上げている。 |
1.スピード違反(インフレに対し金利が低すぎ)
- スピード(物価上昇)に対して、ブレーキ(金利)がまだ弱すぎる。
2.強すぎる追い風(円安による加速)
- 「円安」という風が、輸入品の値段を上げてスピード(物価上昇)を加速させている。
3.荷崩れのリスク(長期金利の上昇)
- 投資家が「もっとブレーキ(利上げ)踏むよね?」と予想して、勝手に長期金利(10年国債の金利)が上がり始めている。

※生成AIにより作成
「次はこれくらい上げますよ」「緩和的な環境は続けますよ 」といった丁寧な発信を行うことで、実際に金利を大きく操作しなくても、投資家や市場の予想が先行して整い、スピードが自然と落ち始めます。これにより、後ろに積んだ超重量級の「国債や住宅ローン(荷物 )」がバランスを崩して「暴落(荷崩れ )」するリスクを防ぐ、「空気抵抗」のような役割を果たします。

※生成AIにより作成
もし、日銀がいきなり急ブレーキ(大幅な利上げ)を行ったらどうなるでしょうか。 「荷崩れ」によって住宅ローンの返済が困難になる家計が現れたり 、急激な資金調達コストの上昇に耐えられず「転倒(連鎖倒産)」してしまう企業が出てくるリスクもあります 。こうした事態を避けるために、日銀は細かくブレーキを刻む「フェザー・ブレーキング」のような手法をとっているのです 。

※生成AIにより作成
日本銀行がどっしりと構えて「国債買入れ」を継続し、市場の安定化を図ることで、経済全体が異常な振動を起こして「転倒」するのを防ぎます 。このように、利上げという攻めの姿勢の中でも、守りの「固定技術」を併用することで、走行の安定性を確保しているのです。
| 日銀の「3つの問題」と「回避テクニック」対応表 | |||
|---|---|---|---|
| 直面している問題 | 日銀がすること(対策の中身) | ||
| 1. スピード違反 (インフレに対し金利が低すぎ) |
【フェザー・ブレーキング】 物価が加速しすぎる前に、タイヤが滑らないよう手応えを確認しながら、小刻みにブレーキをかけていきます。 |
||
| 2. 強すぎる追い風 (円安による加速) |
【エアロダイナミクス・ブレーキ】&【フェザー・ブレーキング】 「円安で加速しすぎるなら、早めにブレーキを強めるよ」とあらかじめメッセージを発信して空気抵抗を作り、そのうえで実際にブレーキを握り始めます。 |
||
| 3. 荷崩れのリスク (長期金利の暴走) |
【低重心ホールド】 投資家が「次はもっと強いブレーキが来るはずだ」と先走り、車体がガタつく(金利の乱高下)のを防ぐため、国債を買い支えて足元をガッチリ固定します。 |
||
フラット金利は先月比+0.18%の上昇
2月のフラット35(買取型)の金利が上昇した最大の理由は、投資家たちが「日銀は今回据え置いたけれど、近いうちに必ず利上げをするだろう」と確信し、先回りして動いたからです。
- 市場の予想を上回る物価上昇
- 投資家が「来年も高い賃上げが実現し、利上げが避けられない」と確信
- 円安が止まらない状況が、市場に「日銀は早期に動かざるを得ない」という焦りを生む
- 日銀が「据え置き」とした一方で、市場は将来の「緩和度合いの調整」を織り込み

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