【最新2024年】不動産一括査定サイトの選び方・オススメ厳選ランキング

投稿日 : 2024年10月22日

あなたの家や土地を売りたい・価格がどれくらいになっているか知りたいと思い、不動産一括査定サイトを検討している人も多いでしょう。

“とても”多くの人が利用している、不動産一括査定サイト、あなたの選択は正しいと言えます。

これだけ利用される理由は至ってシンプルで、複数の査定を比較することで、あなたの不動産にぴったりな不動産会社が見つかる・相場がわかるからです。

筆者も実際にやってみたところ、4社から査定をもらえ相場や最高額を把握できました。

ちなみに利用者176人向けに行った独自の調査(クラウドワークスにおけるオンライン調査とアンケート入力依頼))では、約半数の人が、想像よりも高く売れた・高い査定額だったと言っています。

そんな不動産一括査定サイト。

2024年10月時点で、20サイト以上もあり、どれを選んでいいかわからないですよね…

調査を深くみてみると、サイト選びで損をしている人が多くいました。

2つの損
  1. “信頼できる”サイトを使えてない
  2. “自分にとって最適なサイト”を使えてない

8割の人が信頼できるサイトを選んでいるものの、最適なサイトを選べてるのが全体の3割ほどでした。

不動産一括査定サイトを利用すれば、高く売れる可能性がグッとあがります。

ただ、20サイト以上もあるなか、

信頼できるサイト“はもちろん”あなたにとって最適なサイト“を選ぶのは難しいことです。

この記事を読むことで、あなたにとって最適なサイトが選べれるようになり、最終的には納得する不動産売却ができることをお約束します。

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目次

あなたにとって最適な不動産一括査定サイトの選び方

2024年10月最新、不動産一括査定サイトの一覧

サイト 提携業者数 同時依頼数 主な対応エリア 運営開始 運営会社 上場有無 机上査定
すまいValue 6社 6社 全国・都市部に強い 2016年 大手不動産会社6社
スーモ 2,000社以上  10社以上 全国 2009年 リクルート
HOME4U 2,300社以上  6社 全国 2001年 NTTデータグループ
イエウール 2,000社以上  6社 全国 2013年 speee
ホームズ 4,000社以上  10社 全国 2004年 LIFULL
リガイド 900社以上  10社 全国(地方は非対象多い) 2006年 ウェイブダッシュ ×
マンションナビ 2,500店舗  9社(売買6社+賃貸3社) 全国(地方は非対象多い) 2011年 マンションナビ ×
おうちクラベル 大手~中小  9社 全国(地方は非対象多い) 2015年 SREホールディングス
イエイ 1,700社以上  6社 全国(地方は非対象多い) 2007年 じげん
いえカツLIFE 約500社  未公表 一都三県 2012年 サムライアドウェイズ × ×
リビンマッチ 1,700社以上  6社 全国(地方は非対象多い) 2010年 リビン・テクノロジーズ ×
スマイティ 2,300社以上 6社 全国 非公開 価格.com
イエカレ 400社以上 未公表 全国(地方は非対象多い) 非公開 イクス × ×
オウチーノ 2,300社以上 6社 全国 非公開 くふう住まい
OCN不動産 2,300社以上 6社 全国 非公開 docomo
goo住宅・不動産 2,300社以上 6社 全国 非公開 docomo

たくさんあると、どれを選べばいいかわからないですよね。

下記2つのステップを参考にすれば、信頼できるサイトの中からあなたに最適なサイトを知ることができます。

ステップ①:4つの基準で信頼できるサイトかを判断

不動産一括査定サイトを利用する際、あなたに関わる情報(物件の詳細や状態、住所など)を提供することになります。

20サイト以上もあるのと、中には績が極端に少ない・無名な会社があります。

あなたの情報を預けても安心なサイトを選ぶようにしましょう。

基準としては下記4つなります。

基準1:提携業者数の多さ

不動産一括査定サイトごとに提携している不動産会社数は大きく異なります。

誤って提携業者数の少ないサイトを利用してしまうと、「査定が1社だった」や「査定してもらえなかった」の場合もあるので、提携業者数は重要になります。

特に提携業者数を非公開にしているサイトは避けましょう。

基準2:運営会社の信頼

運営会社がしっかりしていないとセキュリティが甘く、あなたの情報をしっかり保管できない可能性もあります。

「スーモ」はリクルート、「イエウール」はSpeee、「すまいvalue」は大手不動産会社6社(小田急不動産、住友不動産、東急リバブル等)経営など、堅実な会社が運営している場合がほとんどですが、中には上場していない、運営歴を非公開のサイトも存在します。

無料で使えるサービスである分ため、自身の情報を預けても安心な会社を選びましょう。

基準3:実績の豊富さ

不動産一括査定サイトに限られたことではありませんが、「実績が多い=利用者からの信頼が高い」と言えます。(信頼できないサービスだと実績が増え続けないため)

また提携する不動産会社からみても、おおくの顧客を紹介してくれるため、実績の多いサイトと提携したがります。

結果、不動産一括査定サイトは提携する不動産会社を選ぶことができ、優良なものに絞れるのです。

※HOME4Uのホームページより参照

一方、実績が少ないと提携する不動産会社も選べず、紹介される会社の中には質の低い会社も含まれる場合があります。

基準4:机上査定ができるか

あなたの不動産が魅力であるほど、不動産会社からおおくの電話がかかってきます。

おおくの電話がかかってくることは本来嬉しいことではありますが、

まずは価値が知りたいだけなのに…

しつこい電話はちょっと…

と思う人も多いでしょう。

そのような場合は、机上査定ができるかサイトかどうかが重要になります。

机上査定とは

物件情報(住所や間取り、築年数など)・周囲の売却情報・市場動向をもとに査定価値を算出する方法。 査定結果がすぐにわかるのでしつこい電話に対応する必要はありません。

実際に売る流れになっても、机上査定でよかった不動産に、訪問査定を依頼するのがおすすめなので、机上査定ができるかはとても大切です。


信頼できるサイトを判断する4つの基準を紹介しました。

4つの基準で筆者が厳しく選定すると下記5サイトに絞れます。

では、この信頼できる5サイトから、あなたにとって最適なサイトはどう選べばいいのでしょう。

住んでいるエリアで確認?最適な不動産一括査定サイトを見つけ方

どれも信頼できるなら、提携数の多いサイトを選べばいいでしょう?

と思う人も多いでしょう。

答えはNGです。

不動産会社は一括査定サイトに手数料を払うため、複数でなく、一つに絞って登録する場合が多く、

たとえ提携社数が同じ2つのサイトでも、提携している不動産会社が異なるのです。

そんな提携している不動産会社が異なる不動産一括査定サイト。

エリアごとで得意不得意があり、住んでいる地域によってサイトを選ぶことをお勧めします。

なぜエリアごとに上記サイトがオススメなのか、詳細をオススメランキング形式で紹介していきます。

不動産一括査定サイトおすすめランキング

あなたの住んでいる地域によってオススメが異なります。

上記からあなたの住んでいるエリアを選んでください。

1都3県にお住まいな方:オススメランキング

1位:超大手不動産会社も対象の「すまいValue」

1都3県の方におすすめなサイトが「すまいValue」です。

驚く人もいると思いますが、すまいValueの提携社数はたった6社です。

しかし、その6社は日本を代表する超大手不動産会社です。

すまいValueホームページより

そのうち3社はすまいvalue経由のみ査定できる会社です。(三井不動産リアルティグループ、東急リバブル、住友不動産販売)

超大手不動産会社は取引額が大きい不動産に力を入れる傾向にあり、人口が密集しているエリアには最適です。

大手の集客力はとても強いので、外せない選択肢と言えるでしょう。

サービス開始時期 2016年
対象エリア 全国(特に都市部に強い)
提携業者数 6社
同時依頼数 6社
机上査定
運営会社 小田急不動産、住友不動産販売、野村の仲介、三菱地所ハウスネット、東急リバブル、三井のリハウス
上場

>>すまいValueで査定相場チェック

2位:実績豊富で、取り扱い件数も強い「スーモ」

賃貸サイトで有名な「スーモ」ですが、不動産売却でも15年以上の運営歴があり、信頼抜群のサービスです。

また参加業者数は2,000社以上にのぼり、全国の中小規模の不動産会社と多く提携しています。

さらに同時査定依頼数が10社以上と業界最多であることから、「すまいValue」を併用することで、大手と中小の不動産会社をもれなく対象にできます。

サービス開始時期 2009年
対象エリア 全国
提携業者数 2,000社以上
同時依頼数 10社以上
机上査定
運営会社 リクルート
上場

>>スーモで査定相場チェック

地方都市にお住まいな方:オススメランキング

1位:大手から地域密着まで幅広く提携「HOME4U」

NTTデータグループが運営する「HOME4U」は日本で一番歴史の長い査定サイトです。

長い歴史のノウハウを活かし、提携している不動産会社を厳選、優良な会社が多く登録されています。(審査が厳しいことで有名です)

提携会社は2,300社以上と、大手から中堅、地域密着まで幅広く提携しているのが特徴で、地方都市エリアにピッタリなサイトです。

サービス開始時期 2001年
対象エリア 全国
提携業者数 2,300社以上
同時依頼数 10社以上
机上査定
運営会社 NTTデータ・スマートソーシング
上場

>>HOME4Uで査定相場チェック

2位:超大手不動産会社も対象の「すまいValue」

すまいValue」の特徴は、日本を代表する超大手不動産会社6社に依頼できる点です。

うち、三井不動産リアルティグループ、東急リバブル、住友不動産販売、三菱地所リアルエステートサービス、小田急不動産の5社は「HOME4U」では依頼できません。

「たった5社でしょ」と思う人も多いと思いますが、取扱額の大きい地方都市エリアでは、大手不動産会社が力を入れる傾向にあるので「HOME4U」との併用をお勧めします。

サービス開始時期 2016年
対象エリア 全国(特に都市部に強い)
提携業者数 6社
同時依頼数 6社
机上査定
運営会社 小田急不動産
住友不動産販売
野村の仲介
三菱地所ハウスネット
東急リバブル
三井のリハウス
上場

>>すまいValueで査定相場チェック

田舎・地方にお住まいな方:オススメランキング

1位:大手から地域密着まで幅広く提携「HOME4U」

NTTデータグループが運営する「HOME4U」は日本で一番歴史の長い査定サイトです。

また提携業者数は2,300社以上と最多級で、地域密着型の不動産会社と多く提携しており人口が少ないエリアに強いサイトです。

また、地方に行けば行くほど不動産会社の規模も小さくなり、信用できるかどうかが重要になります。

長い歴史のノウハウを活かし、審査が厳しいことでも有名なHOME4Uだからこそ、田舎エリアでもおすすめできるわけであります。

サービス開始時期 2001年
対象エリア 全国
提携業者数 2,300社以上
同時依頼数 6社
机上査定
運営会社 NTTデータ・スマートソーシング
上場

>>HOME4Uで査定相場チェック

2位:業界最多!地域密着型と多く提携する「イエウール」

対応エリアと提携社数の多さが特徴なのが「イエウール」で、Speeeという上場企業が運営しています。

特徴はなんといっても、2,000社以上との提携業者数です。

全国の地域密着型の不動産会社との提携の多さから田舎エリアにオススメと言えるでしょう。

また「HOME4U」と同等、悪徳業者を排除するシステムを導入しており、小さな不動産会社が対象になりやすい田舎エリアでも安心して利用できます。

サービス開始時期 2013年
対象エリア 全国
提携業者数 2,000社以上
同時依頼数 6社
机上査定
運営会社 Speee
上場

>>イエウールで査定相場チェック


ここまでの説明で、信頼できるサイトの中からあなたがどれを利用すればよいかわかったでしょう。

続いては実際に利用する際に、イメージつきやすいよう利用時の流れを紹介します。

実際にやってみた!不動産一括査定サイトの流れ

まず査定に出した物件の詳細を説明します。

住所 東京都足立区
建物種類 マンション
面積 68平米メートル
築年数 2012年
間取り 3LDK
最寄駅 駅徒歩5分
購入時期 2020年
購入価格 5,150万円

東京都内ではあるものの、外れのエリアなので、そこまで値上がりは期待していませんが、どれくらいの金額になっているか見てましょう。

一括査定サイトの流れ

流れは下記3つになります。

一括査定の流れ

1:一括査定サイトを申し込む
2:複数の不動産会社から机上査定の内容がくる
3:訪問査定や媒介契約する不動産会社を選ぶ

1:一括査定サイトを申し込む

不動産一括査定サイトで入力する項目は大まかに下記4つになります。(どのサイトも記入内容はほとんど同じです)

  • 物件の所在地・住所
  • 物件の詳細(広さ・築年数・間取り
  • あなたの連絡先(電話番号・メールアドレス)
  • 机上査定・訪問査定の選択

※机上査定で評価額や対応がよかった不動産会社に訪問査定を依頼する流れがオススメですので、まずは机上査定の選択をすれば間違いありません。

どのサイトを使っても60秒くらいの入力で完了します。

記入をすすめていきわからない箇所があっても、後ほど修正・追記できますので、申し込み時は分かる範囲で大丈夫です。

2:複数の不動産会社から机上査定の内容がくる

不動産一括査定サイトで机上査定の申し込みをすると、最短で当日、遅くとも3日以内に査定結果が送られてきます。

査定額の結果は下記となりました。

不動産会社 査定額
A社 5,590万円
B社 6,380万円
C社 5,800万円
D社 5,980万円
E社 5,590万円

不動産会社によっては査定額が800万円ほど差があったにも驚いたとともに、

4年前に5,150万円で購入した不動産が、+400~1,200万円ほど嬉しい結果となりました。

また査定額だけでなく、不動産売却におけるとても役立つ情報ももらえます。

例えば、周辺地域や同じマンションの直近の売却事例 などが教えてくれます。

査定額だけだと、「本当にこの価格で売れるのかな…」と思う人もいると思いますが、実際の売買の実例なども見れるとより参考になりますよね。

3:訪問査定、媒介契約する不動産会社を選ぶ

机上査定を依頼して、不動産会社を比べてみると、自然と信頼できる不動産会社がわかると思います。

ちなみにあまりに高い査定額を提示する不動産会社は怪しいので気をつけてください。

選んだ2-3社の不動産会社に訪問査定してもらい、媒介契約をすることになります。

この媒介契約には3種類あり、

・一般媒介契約
・専任媒介契約
・専属専任媒介契約
間違っても、「専任媒介契約」や「専属専任媒介契約」は選ばないでください。

不動産会社は専任媒介契約や専属専任媒介契約を薦めてきます。(査定書とともに送られた資料に黄色マーカーと付箋で強調されていました。)

3つの特徴を整理すると、下記になります。

比較項目 専属専任媒介契約 専任媒介契約 一般媒介契約
他社との契約 × ×
売主と買主の直接取引 ×
契約有効期限 3ヶ月以内 3ヶ月以内 3ヶ月以内
売却依頼できる会社 1社 1社 制限なし
※レインズ登録 5営業日以内 7営業日以内 任意
業務処理 1週間に1度 2週間に1度 なし
補修サービスの利用 ×
買取保証の利用 × ×

※出典:国土交通省ホームページ

要するに「専任媒介契約」や「専属専任媒介契約」で契約してしまうと、他の不動産会社には依頼できなくなります

必ず「一般媒介契約」にして2ー3社の不動産会社に競合わせるようにしましょう。

結果、各不動産会社が一生懸命に買い手を見つけてくれます。


ここまでの流れで「自分の最適なサイト」の見つけ方、また実際に利用した際の流れを紹介してきました。

使うべきサイトとその使い方はわかった。でもデメリットや悪い点もしっかり理解したい」という人も多いでしょう。

最後に良い点だけでなく、悪い点や注意点、その対処法を紹介していきます。

不動産一括査定サイトとは?なぜ無料で使える?

改めまして、不動産一括査定サイトは、あなたに適切な不動産会社を探してくれるサービスです。

そんな不動産一括査定サイトは無料です。

無料で使えるには理由があり、不動産一括査定サイトは広告料・紹介料を不動産会社からもらっているからです。

不動産一括査定サイトはどこからお金をもらっているか
×:サイト利用者(不動産の売主)からお金をもらう
○:不動産会社からお金をもらう

あなたを含め、不動産一括査定サイトを利用する人は、不動産を売る可能性がある人です。

そんなあなたを、不動産を買いたい人と繋げてもらえる仲介手数料で儲けるのが不動産会社です。

不動産一括査定サイトの利用者は「売るかもしれない人」なので、不動産会社にとってみれば、お金を払ってでも欲しいというわけです。

不動産一括査定サイトのメリット・デメリット

特にデメリットはしっかり把握した上で利用しましょう。

不動産一括査定サイトのデメリット

不動産一括査定サイトの2つのデメリット
1:人口の少ないエリアでは査定してもらえない場合がある
2:しつこい電話が来る可能性がある

ではそれぞれの詳細を説明していきます。

デメリット1:人口の少ないエリアでは査定してもらえない場合がある

不動産一括査定サイトを利用しても、もちろん全国すべての不動産会社が対象ではありません。

不動産売買を生業をしている会社は日本に10万以上存在します。

不動産業統計集より参照

一方不動産査定サイトの提携業者数は多くも2,000社程度であることから、対象の不動産業者は一握りであり、

地方になると査定できる会社が見つからない場合もあります。

例に挙げると、都心に強い「すまいValue」を使い、岩手県紫波郡紫波町と記入すると、対象外のエラーがでます。

対処法としては、地域密着型の不動産会社の提携が多い「スーモ」「HOME4U」「イエウール」を活用しましょう。

デメリット2:しつこい電話がくる可能性がある

あなたの不動産が魅力的なものであればあるほど、しつこい連絡が来る可能性があります。

理由としては、不動産会社からすると、不動産一括査定サイトで申し込みをした人(あなた)は、同時に他の不動産会社も検討していることがわかり、

ライバルにあなたを取られないよう我先に電話するからです。

これは不動産一括査定サイトの構造上仕方ないことですが、ひっきりに電話が来るのは流石に避けたいですよね。

対策としては、査定依頼時に「机上査定」を選ぶことで、しつこい連絡は避けることができます。

筆者のオススメな使い方として、

  1. 机上査定で相場や、どんな不動産会社が興味をあるかをまず知る
  2. その後に良いと思った複数の不動産会社に訪問査定をお願いする

になるので、まずは机上査定で申し込んで問題ないと言えます。

不動産一括査定サイトのメリット

不動産一括査定サイトの3つのメリット
1:複数の不動産会社に査定が”かんたん”にできる
2:あなたにとって最適な会社が見つかる
3:競争原理から不動産会社が真剣になってくれる

ではそれぞれ詳細を説明していきます。

メリット1:複数の不動産会社に査定が”かんたん”にできる

不動産一括査定サイトがあることを当たり前のように考えてしまいますが、仮にない場合、一つ一つ自分で不動産会社を見つけ、連絡しなければいけません。

一昔前までは、知人から紹介してもらったり、インターネットやタウンページで調べなければいけませんでした。

また不動産会社によって、受け入れ態勢も異なり、多大な労力と時間がかかります。

不動産一括査定サイトは60秒以内の入力で、あなたにあった複数の不動産会社とマッチングしてくれるのです。しかも無料です。

冷静に考えると、利用者にとってとても有益であるサービスなのです。

メリット2:あなたにとって最適な会社が見つかる

不動産会社はそれぞれに得意とする分野が異なります。

不動産一括査定サイトを使うと、あなたの不動産の情報・状態が不動産会社に送られます。

その後、不動産会社側では自社の強みや希望とマッチした場合にのみ査定希望する流れになります。

結果、あなたの不動産にとって最適な不動産会社が見つかりやすくなるのです。

メリット3:競争原理から不動産会社が真剣になってくれる

不動産会社の視点から考えみましょう。

不動産一括査定サイト経由の依頼は「お客さんは他の不動産会社(競合)にも査定依頼している」ことがわかります。

つまり、ライバルに負けて売買契約を結べないと、1円も売上何ならず、さらには不動産一括査定サイトに支払う手数料で赤字にまでなってしまいます。

もちろん本来なら、通常の査定依頼でも一生懸命にならなければいけないですが、

不動産一括査定サイト経由の依頼だと、「競合がいる」「すでに紹介料を払っている」という状況から、不動産会社は一生懸命になる傾向にあります。

実際に使った人はどう?不動産一括査定サイトの口コミ

この記事では実際に不動産一括査定サイトを実際に利用した176人に独自調査(クラウドワークスにおけるオンライン調査とアンケート入力依頼)を行いました。

ホームページ上では良い口コミばかり抜粋している可能性があるので、こちらでは悪い口コミはもちろん、生の声を共有していきます。

不動産一括査定サイトの満足度

では最初にサイトを利用して満足したか、不満だったかをみていきます。

ポイントとしては満足以上(非常に満足と満足)が60%以上と過半数を超え不満足は全体の8%という結果になりました。

満足している人は多いもの、不満足の意見も軽視できない」結果です。

ではここから、

  • 満足している人はどんな点に満足しているのか
  • 不満足の人はどんな点に不満なのか

をみていきましょう。

不動産一括査定サイトの良い口コミ

満足度の高かった人(全体の61%)に絞り、どのような内容が多いか見てみました。

良い口コミ:4選
・相場がわかった
・不動産会社を比べることができた
・楽に査定依頼ができた
・高く売れた

結果、不動産一括査定サイトの特徴がはっきり良い口コミに反映されておりました。

それぞれの割合は下記となります。

特に多かったのは、”相場がわかった”・”不動産会社を比べることができた”の2つで全体の7割を占めます。

一方、「“高く売れた”の理由が11%」「高く売れないの?」と疑問を持つ人もいるでしょう。

こちらは、そもそも“実際に売却する人”よりも”まずは相場や候補の不動産会社を知りたい”という人が多いためです。

実際にも満足度の高い人に絞って「想定よりも高い金額で売却できましたか?」という質問に対しては、60%以上の人が”高かった”と答えています。

口コミの傾向に対して、そこまで大きな驚きはありませんでしたが、新たな発見で言うと、

実際に高く売れているにも関わらず、「高く売れた」と答えている割合が低いことから、

「実際に売却する人」よりも「相場や不動産会社を知りたい」を理由に使っている人の方が多いことがわかりました。

もしあなたも「売却までは今は考えられない…」「まずは相場を知りたい…」と思っていても、同じ目的で利用している人は多くいるので安心してください。

不動産一括査定サイトの悪い口コミ

続いては悪い口コミになります。

大前提、満足度の低い人の割合は全体の8%しかおりません。

ですので悪い口コミは一部の意見であることを頭に入れてください。

ただとても大切なことでもあるのでしっかり把握していきましょう。

悪い口コミ:3選
・電話(営業)がしつこい
・紹介される不動産が少ない
・対応が遅い

こちらも不動産一括査定サイトの特徴がはっきり出た結果になりました。

割合としては下記となります。

あなたの不動産の魅力によって悪い口コミの傾向が変わってきます。

まずは”しつこい電話”に関しまして。

魅力な不動産であればあるほど、電話や営業はしつこくなります。

対処法としては冒頭でも紹介した通り、机上査定をオススメします。

一方、真逆の”紹介される不動産が少ない”や”対応が遅い”に関して。

残念ながらですが、あなたの不動産が魅力的でない、もしくは正しく不動産査定サイトを選べてなく、あなたに最適な不動産会社に出会えてない可能性があります。

不動産会社ごとに得意・不得意があります。

そして不動産会社によって対応がまるで異なりますのであなたにとって最適なサイトを活用しましょう。


最後に不動産一括査定サイトの口コミを紹介しました。

口コミにあげられている内容自体は、不動産一括査定サイトの特徴から見るに正直に驚きはありませんでした。

一方、割合ごとに見ると下記のような発見があり、ぜひ参考にしてみてください。

良い口コミ:実際の売却よりも、相場や不動産会社を知ること目的とした利用者が多い

悪い口コミ:あなたの不動産の魅力によって、不動産会社の対応が露骨に変わる

まとめ

いかがでしたか。

この記事では、信頼でき、かつあなたにとって最適な不動産一括査定サイトの選び方を紹介しました。

不動産の売却を少しでも考えている人は、利用した方が良いサービスと言えるでしょう。

一方、あなたにとって最適なサイトを選ばないと知らぬうちに損している可能性があるので注意が必要です。

下記に本記事の重要なポイントをまとめたのでぜひ参考にしてみてください。

この記事があなたの不動産を売却をする上で少しでも参考になれば幸いです。

この記事の監修者
石川 貴裕
愛知県で企業勤めをしながら、親族の不動産会社にて不動産売買を経験。自らマンションを7棟、太陽光発電を1基を所有しており、不動産売買も実体験している。現在は、合同会社ラビッツにて不動産や中古車の情報メディアを運営、企画をしている。また、数々の不動産や中古車メディアの執筆・監修を行っている。
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