【2025年最新】宅建の勉強アプリおすすめ5選
更新日 : 2025年09月29日

今まで宅建の勉強といえばテキストと問題集を使うのが一般的でしたが、最近は左記に加えてアプリを使用する受験生も多いのではないでしょうか。
仕事の休憩時間や出勤電車などで効率よく勉強したい!という方におすすめなのが宅建勉強アプリです。
今回は宅建士合格に向けての新しいツールともいえる宅建勉強アプリについて、実際に使用した経験なども踏まえながら、詳しくご紹介していきます!
Table of Contents
宅建勉強アプリとは
宅建勉強アプリとは、スマホやタブレットなどにダウンロードして使用するアプリのことを指し、導入も簡単で指先のみで操作できるとても便利ツールです。
また宅建勉強アプリが登場した当初は、従来の問題集などと比べてチープな感じがありましたが、最近は市販の問題集と同等かそれ以上の詳細な内容を誇っているものもあります。
次からは年々進化する宅建勉強アプリのメリットについてみていくことにしましょう。
おすすめ宅建勉強アプリ5選
現在宅建勉強アプリは有料・無料を含めて、さまざまな種類のアプリが販売されています。
ここからはその中でも選りすぐりの宅建勉強アプリ5つを紹介します。
おすすめ1.宅建過去問

豊富な問題数とさまざまな機能を駆使して自分の苦手分野を集中して勉強できるなど、ここまで細かいところに手が届く無料アプリは他にはないといえるでしょう。
2025年9月現在、最新の2025年度版が配布されており、令和7年度(2025年度)の法改正にも対応した仕様となっている。
サービス名 | 宅建 過去問 2025 – 一問一答と過去問演習アプリ |
---|---|
URL |
【App Store】 |
運営会社 | TRIPS LLC |
サービス内容 | 一問一答/分野別4択 全3747問題とその解説文 10年分の過去問演習 チェック機能/復習テスト 令和7年度の法改正に対応!最新の令和6年10月実施 過去問も収録 |
費用 | 無料あり 有料版: 「本気で勉強プラン」:500円 広告非表示 「学習フルサポートプラン」:1,500円 広告非表示 講義動画 講義テキスト 用語解説 |
おすすめ2.宅建士 秒トレ

忘却曲線出題で合理的に学べるので、通勤などのスキマ時間に復習が可能。カテゴリーごとでの課金なので、苦手な分野を集中的に学びたい方にもおすすめ。
サービス名 | 宅建士 秒トレ |
---|---|
URL | |
運営会社 | GINOAPPS LLC |
サービス内容 | 単語タップで即検索 おまかせ出題機能 おさらい出題で苦手項目をまとめて復習 学習進捗管理 片手でできる簡単操作 |
費用 | 無料あり 有料:アプリ内課金あり 宅建業法①:200円 宅建業法②:200円 法令上の制限①:200円 宅建業法③:200円 法令上の制限②:200円 権利関係①:200円 権利関係②:200円 税制・その他:200円 |
おすすめ3.「宅建士」過去問題《受験用》

過去25年分の試験から合計3,276問を収録。問題解答中にも参照可能な資料が搭載されており、知識の整理や暗記に役立ちます。
自動チェック、ランダム、補図のON・OFF、成績リセット等、各種設定を選択できるため、自分なりの使い方で学習を進めることができます。
自動チェック、ランダム、補図のON・OFF、成績リセット等、各種設定を選択できるため、自分なりの使い方で学習を進めることができます。
サービス名 | 「宅建士」過去問題《受験用》 |
---|---|
URL | |
運営会社 | TK office |
サービス内容 | 過去問題(4択問題) 正誤問題(一問一答) 参考資料 暗記ノート(虫食い) 成績表 設定画面 |
費用 | 無料版:公開中(2025/09時点) 有料版:800円 |
おすすめ4.宅建用語集

宅建用語集は宅建士試験に必要な用語の説明に特化したアプリです。図や表などを使用するわかいやすい解説に定評があり、過去問題集のアプリと併用して使用すると効果的です。
AndroidとiOS両方に対応しており基本無料ですが、権利関係及び法令の制限に関しては、別途課金料金が発生するので注意が必要です。
サービス名 | 宅建用語集 |
---|---|
URL |
【App Store】 |
運営会社 | 株式会社リメン |
サービス内容 | 収録語数626語 図を使った解説 過去問で実践 検索機能 関連用語へのリンク機能 検索履歴・しおり機能 |
費用 | 無料版:宅地建物取引業法「81語」 有料版:アプリ内課金あり 用語集【権利関係】:500円 用語集【法令上の制限他】:500円 |
おすすめ5.タテスタ宅建士

「2025年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書」、「2025年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 本試験論点別」「2025年度版みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集」を収載した信頼できる教材で制作されているため、安心して学習を継続することができます。
サービス名 | タテスタ宅建士 |
---|---|
URL |
【App Store】 |
運営会社 | GuenoCross Inc. |
サービス内容 | 教科書縦読み機能&問題演習機能 過去問題演習機能 フラッシュカード スケジュール機能 ランキング機能 |
費用 | 無料 有料版:アプリ内課金あり 25年度テキスト&論点別全問題:4,600円 25年度過去問全問題:2,480円 24年度テキスト&論点別全問題:4,600円 24年度過去問全問題:2,480円 |
宅建勉強アプリで学習をするメリット

宅建勉強アプリには、従来のテキストや問題集などにはないメリットがたくさんあります。
ここからは宅建アプリのメリットについてみていくことにしましょう。
スキマ時間が活用できる
テキストや問題集を使用して勉強するときは、しっかりとした勉強時間を確保することが必要になってきます。
その点宅建勉強アプリは通勤や通学などの移動中や、友人との待ち合わせ、休憩の合間といったいわゆるスキマ時間でも簡単に勉強することができます。
実際このスキマ時間に宅建勉強アプリを利用するだけでも、かなりの勉強時間を積み重ねることができ、なかなか勉強時間が確保できない人にとっては多くのメリットがあります。
手軽に勉強できる
テキストや問題集を駆使して勉強するときは机や筆記用具などを使用するため、それなりのスペースが必要となってきます。その点宅建勉強アプリの場合はスマホまたはタブレットのみで使用できるので場所をとりません。
特に効果を発揮するのが通勤や通学といった満員電車の車内です。満員電車の車内ではテキストや問題集を広げるスペースもありませんし、また周りに迷惑を掛けてしまいます。
その反面アプリやタブレットは冊子よりも小型で軽いため、スペースを確保できないところや、手軽にまた他人に迷惑を掛けずに勉強することができます。
効率よく勉強できる
上記で述べたスキマ時間の活用や手軽に何処でも利用できるといった点も、効率よく勉強ができる点に当てはまりますが、その他にも宅建勉強アプリ独自の機能を利用して従来の勉強方法にはない効率的な学習をすることができます。
その一例として挙げられるのは、分析機能といった得意及び苦手分野の抽出や復習機能などです。これらを活用することで苦手分野のみの勉強に時間を割くといったさらに効率のいい勉強を行うことができます。
無料で学習できるアプリもある
従来のテキストや問題集は書店などで売られているため当然お金が掛かってきます。宅建勉強アプリは全てのアプリがそうではありませんが、無料で配布されているものもあります。
宅建士に限らずどの資格の勉強でもそうですが、受験費用と同等にテキスト代にはお金が掛かるものです。その点宅建勉強アプリに関しては、経済的な面でもメリットのある勉強ツールであるといえるでしょう。
宅建勉強アプリの注意点

宅建勉強アプリはテキストや問題集といった冊子にはない多くのメリットがありますが、アプリで勉強をするという性質上注意しなければならない点もあります。
ここからは宅建勉強アプリを使用する際に注意する点について詳しくみていくことにします。
アプリの多くは過去問題集が中心
宅建勉強アプリは宅建士試験においてとても便利なツールですが、宅建勉強アプリのみで宅建士合格ができるかといえば、その可能性は限りなく低いといえます。
なぜなら現在市販されている宅建勉強アプリのほとんどは過去問題集のアプリばかりです。テキストに相当するアプリはなく、他に用語集のアプリがある程度です。用語集では宅建士試験の全体を掴むことはできません。
宅建勉強アプリはテキストや過去問題集と併用し、それを補足するツールとして使用するのが、宅建勉強アプリを活かすことができる一番の方法といえるでしょう。
有料・無料を確認する
宅建勉強アプリには有料で使用できるアプリと無料で使用できるアプリの2種類があります。
購入時から有料のアプリもあれば、対照的にアップデートやバージョンアップに関しても無料で対応してくれるアプリなどいろいろな種類がありますが、以下の点に注意する必要があります。
有料宅建勉強アプリの値段幅が大きい
100円単位で購入できるものから数1000円単位の費用がかかるものまでかなりの差があります。機能の差があるとしてもかなりの値幅です。
導入時のみ無料で別途追加問題を購入する必要がある
無料分の問題数では受験対策に対応できず、また追加分の料金もアプリによって異なっています。
無料で使用できるが問題数が少ない
少ない問題数では受験に対応することは非常に難しいです。
有料の宅建勉強アプリは無料の宅建勉強アプリと比べて、機能や問題数が充実しているものがたくさんありますが、上記の点に注意してアプリの内容や口コミなどを参考にしてから購入するほうがよいでしょう。
使用するスマホやタブレットのOSに注意する
最近はiOSとAndroid両方に対応するアプリが増えてきましたが、まれにどちらか1つにしか対応していないアプリもあります。使用したいアプリがそれぞれのOSに対応しているかをきちんと確認しておきましょう。
常に最新のバージョンを使用する
宅建勉強アプリを導入してからもバージョンアップやアップデート等を行い、常に最新のバージョンを保つように心掛けましょう。
システム不具合に対応することも理由ですが、2020年には民法の大改正があります。項目や解答の正誤が今までの内容とかなり異なるため、この大改正に対応したアプリを使用することが必須になります。
2024年度は特にこの点を重視して、常に最新のバージョンで使用することを心掛けましょう。
おすすめの宅建勉強アプリ活用法
宅建アプリをさらに効率よく活かす活用法を特別にお教えします。
宅建アプリを使用するときは、4択ではなく一問一答を中心に問題を解いていくことをおすすめします。
なぜなら一問一答の場合は1問を約数秒で解くことができ、より多くの問題に取り組むことが可能です。限られた時間を有効活用できるだけでなく、繰り返し反復することで出題傾向や文面のクセを掴むこともでき、それが本試験の設問読解力や時間短縮に役立ってきます。
一問一答を制する者が宅建士試験を制するといっても過言ではありません。
宅建アプリを選ぶときのコツ

宅建アプリを選ぶときのコツは以下のとおりです。
- 最新の法令に対応できているか
- 収録されている内容がしっかりしているか
最新の法令に対応できているか
宅建に関する法令は年によって改正されることがあります。
法改正のタイミングでその項目が出題される可能性が高いので、最新の法令に対応できているアプリを選びましょう。
収録されている内容がしっかりしているか
収録されている内容がしっかりしているものを選びましょう。
アプリの監修が宅建スクール系のものであれば、出題傾向の提案も期待できます。
過去問題や事例を紹介している際に、年代など引用元がはっきりしているものは内容がしっかりしているといえます。
まとめ
最近の高性能な宅建アプリは宅建士の受験勉強において大いに力を発揮します。特にテキストや問題集を持たずに何処でも気軽に使用できるという点が最大の魅力です。
宅建士試験では、試験実施年度の4月1日現在で施行されている法令が出題範囲となるため、2025年(令和7年)4月1日に行われた法改正は出題対象となります。直近の法改正は特に出題される可能性が高いとされているため、重点的に学習する必要があるでしょう。
テキストだけでなく、スキマ時間の活用にアプリを駆使してぜひ合格を勝ち取って下さい。

この記事の監修者
小林 紀雄
住宅ローンの窓口株式会社代表取締役・iYell株式会社取締役兼執行役員
2008年にハウスメーカーに入社し営業に従事。2010年からSBIモーゲージ株式会社(現アルヒ株式会社)に入社し、累計1,500件以上の融資実績を残し、複数の支店の支店長としてマネジメントを歴任。2016年にiYell株式会社を共同創業し、採用や住宅ローン事業開発を主導。2020年に取締役に就任し、住宅ローンテック事業の事業責任者としてクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を推進し事業成長に寄与。