賃借権とは|意味や地上権との違い・借地権についても解説
投稿日 : 2020年04月21日
土地を借りて家などの建物を建てる場合、借地権を設定しますが、一般的に借地権のほとんどは賃借権です。
不動産を売るにも買うにも「いくら必要か」「何の費用が必要か」は、お客様が非常に気にされるポイントです。
それと同じように「いつ必要になるのか」と、お客様は諸費用の支払い時期についても心配されていることが多いでしょう。
契約が終わって一安心…といったところで後追いの諸費用が出てきたら、お客様の資金繰りにも影響が生じ、宅建業者とのトラブルにもつながる可能性があります。
今回は、不動産売買契約にともない発生する売主様側・買主様側の諸費用について、売買スケジュールに沿ってご説明します。
※下記に該当する中古住宅の購入で住宅ローン控除を利用する場合。
・木造一戸建てのような非耐火建築物で築20年超
・マンションのような耐火建築物で築25年超
★ここがポイント! |
仲介手数料は媒介契約締結時に報酬額と支払方法を取り決めます。契約時に半金、残りを決済時に支払うケースが多いですが、停止条件つき売買契約では決済前の手数料受領は望ましくありません。決済時の一括受領を基本としましょう。 |
★ここがポイント! |
日割清算金には以下のような項目が挙げられます。売主様がこれまで支払ってきた費用を丁寧に聞き取っていくことが日割清算をスムーズに行うコツです。
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今回ご説明した中で、お客様とのトラブルにもっともなりやすいのが「取引終了後にかかる費用」です。売主様の場合は譲渡所得益による税金、買主様の場合は不動産取得税が該当します。
不動産売買では多くの金銭が動きますから、売主様側・買主様側ともに金銭感覚がマヒしがちです。
きちんと資金計画を立てておかないと、お財布がカラになった後で税金が課税されて、お客様の資金がショートする可能性もあります。
必要な費用と支払い時期をお客様にしっかり説明し、資金繰りを考えておいて頂くことは、宅建業者とお客様間のトラブルを避けるためにも、お客様の生活を守るためにも重要です。十分に時間をかけ、納得して頂ける資金計画を提示しましょう。