2世帯住宅のタイプ、一番人気は「部分共有型」

投稿日 : 2019年12月23日


出典:「二世帯住宅に関するアンケート調査」エニワン株式会社 リリースより

2世帯住宅で最も多いのは「部分共有型」ということが、工務店業務をサポートするITソフトなどを手掛けるエニワンが実施したアンケートで分かりました。

11月から12月にかけて、2年以内に2世帯住宅を建てた人(その家族) 1097人を対象にインターネットでアンケートを実施しました。

アンケートでは、2世帯住宅を、玄関やLDKなど住まいの一部を必要に応じて共有する「部分共有型」と、玄関やLDK、浴室など住まいの多くの部分を共有する「完全共有型」、そして、玄関から浴室まですべてを分離し、各世帯が完全に独立している「完全分離型」の3つ分け、それぞれどのタイプに当てはまるかを聞きました。

最も多かったのが「部分共有型」で全体の43.4%に上りました。次に多かったのは「完全同居型」で31.3%。「完全分離型」は25.3%でした。

部分共有型の人に、採用理由を尋ねたところ、「建築費用が抑えられる」と答えた人が最も多く40.0%となりました。「税金の軽減ができるため(22.1%)」や「距離の近い暮らしができる(18.7%)」「なにか起きた際に対応できるため(18.5%)」と回答も上位にありました。

具体的にどこを共有しているのかを聞くと、46.9%の人は「玄関」と回答しました、ついで多かったのが「キッチン(28.2%)」や「お風呂・トイレ(22.9%)」でした。「部分共有型を採用した方の多くが、玄関やキッチンのみを共有スペースとし、建築費用が抑えられるところに魅力を感じている」(同社)とみています。

「完全同居型」でも採用理由として最も多かったのが「建築費用が抑えられる」で、44.4%に上りました。2位以降は、「税金の軽減ができるため(24.0%)」、「将来一世帯となる可能性を考えて(18.4%)」。「何か起きた際に対応できるため(13.2%)」でした。同社は「完全同居型は、その名の通り2世帯で同居をすることになるので、建築費用が2戸建てるよりも安くなることが予想されます。建築費用が抑えられるところに魅力を感じ、多くの方が採用している」と分析します。

「部分共有型」でも「完全同居型」でも、多くの人は経済的なメリットを感じています。それ以外にも、「仕事が忙しい時や体調を崩した時などに子どもの面倒を見てもらえる」、「家族がいつもそばにいるという安心感がある」、「心配事があるとお互いに頼りにできる」などの声がありました。

反対に、残念だったエピソードとして、「プライベート空間があまりなく、たまにストレス…」、「お風呂を共有しているため入りたい時間に入れないことがある」、「嫁姑問題が最悪な時は居心地が悪い」という声があったことをアンケートでは伝えています。

また、「完全分離型」を採用した一番の理由として一番多かったのは「プライバシー確保のため」で71.8%に達しました。「水道、光熱費を分けて把握できるため(10.5%)」、「税金の軽減ができるため(8.7%)」、「何か起きた際に対応できるため(8.7%)」が2位以下の理由でした。