【最新版】不動産業界におすすめのSFA(営業管理ツール)5選

投稿日 : 2021年09月16日/更新日 : 2023年02月15日

電話するビジネスマン

不動産業界では売買・賃貸・管理などさまざまな業種がありますが、どの業種も共通して業務が多岐にわたることが挙げられます。

例えば、不動産の賃貸では空室物件の情報管理や、ポータルサイトへの掲載、顧客への営業や物件確認や内見予約などの管理業者との連絡、契約書などの書類作成業務があり、管理会社や不動産オーナー、顧客や入居者との複雑なやりとりも常に発生しています。

そのような状況の中で、効率よく業務を遂行できる、不動産業界向けの営業管理ツールが多くリリースされているのをご存知でしょうか?

近年では営業管理ツールを導入する企業が増えてきています。業務の手間が減ったり、より確度の高い営業ができるようになることで、社員の負担軽減や、お客様からの満足度アップにもつながっています。

そこで今回は、営業管理・顧客管理ツールについて解説していきます。

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営業管理ツール(SFA・CRM)とは

不動産業界の営業管理や顧客管理に役立つツールをご紹介する前に、SFAとCRMについて説明します。

SFAは「Sales Force Automation」の略で、顧客の情報や営業活動の履歴や進捗状況、各人の持つ情報、知識を一元管理し、総合的に営業活動をサポートするツールです。

CRMは「Customer Relationship Management」の略で、日本語では「顧客管理システム」と訳されます。

不動産業界向けのSFAには、CRMの機能を併せ持ったシステムが多くあります。不動産業界の事情に寄り添った総合システムへと進化しており、顧客管理と営業支援が1つになることで、より業務の効率化が見込まれます。

この記事では、CRMの機能があるものも含めて、SFAツールとしてご紹介します。

SFA(営業管理ツール)を利用するメリット

SFA(営業管理ツール)を利用するメリットは、大きく分けて3つあります。

1.業務にかかる時間や手間が減り、業務の最速化もできること

例えば、顧客情報や物件の複数のポータルサイトへの入力作業など、一度の入力で全部の情報に反映できることで仕事のスピードアップにつながります。

2.営業チャンスを逃さない

自動追客機能のあるSFA(営業管理ツール)は、顧客リストの中から自動で定期的にメールを送信できたり、AIによる見込み客の掘り起こしがオートメーション化されているSFA(営業管理ツール)もリリースされており、成約の取りこぼしや営業の機会損失を防ぐことができます。

3.社員間での情報共有が簡単にできる

SFA(営業管理ツール)に情報が入力されていれば、別途、情報共有をする必要がなく担当社員以外にも情報共有できます。

伝達漏れも防げますし、不在時の代理対応もスムーズになります。

SFA(営業管理ツール)を利用するデメリット 

無料でお試しできるSFA(営業管理ツール)はたくさんありますが、本格的に導入するとなると、コストがかかります。

初めて導入を検討している場合、大きな懸念点になる場合も少なくありません。

自社でSFA(営業管理ツール)の導入にかけられるコストはどのくらいなのかを事前に算出することが必要です。また、不要な機能がないかも合わせて確認しましょう。

SFA(営業管理ツール)の選び方

SFA(営業管理ツール)の選び方は以下のとおりです。

自社に必要な機能があるか

自社の課題をあげてみましょう。煩雑な業務の効率化や、取りこぼしていた顧客の見える化などにより得られる効果を把握することも大切です。

そして、必要な機能は何かを事前にリストアップしましょう。

自社に合ったSFA(営業管理ツール)かどうか

既存の自社システムとの親和性が高いSFA(営業管理ツール)を選んだほうが、社員のストレスがなくシステムを導入することができます。

また、外出時など、スマホ対応しているシステムのほうが利便性が高い為人気です。自社に適していれば、検討してもいいかもしれません。

不動産業界向けおすすめSFA(営業管理ツール)5選

営業管理、顧客管理におすすめなツールは以下の5つです。

1.Zoho CRM

公式サイト https://www.zoho.com/jp/crm/
料金 有料(無料トライアルあり)

ゾーホージャパン株式会社が提供する「Zoho CRM」は、あらゆる規模や業態の不動産会社に対応しています。

業務に合わせてカスタマイズが可能な各種テンプレートがあるので、見積書や請求書、価格表を簡単に作成できます。

チャットやSNSなど、複数の経路からの流入が見込まれるほか、スコアリング機能でより購買欲の高い見込み客に絞り込みができるので、成約率アップが期待できます。

15日間無料お試し期間があるので試せます。

2.ノマドクラウド

公式サイト https://lp.itandibb.com/crm/
料金 有料(無料トライアルあり)

イタンジ株式会社が提供する「ノマドクラウド」は、不動産仲介会社向けの顧客管理システムです。

追客に特化しており、営業メールや顧客情報の登録など、これまで手作業で行っていた業務を自動化することで業務時間を短縮できるのが特徴です。

例えば、顧客の希望条件に合っている賃貸物件を自動でメールにて提案できます。

反応がない顧客にも定期的に自動で連絡をするなど、各種フォローアップ機能も豊富です。スマホアプリ対応なので外出先からの利用も可能なのもポイントです。

nomad cloud(ノマドクラウド)の特徴と料金体系

3.いえらぶCloud

公式サイト https://ielove-cloud.jp/
料金 有料

株式会社いえらぶGROUPが提供する「いえらぶCLOUD」は、全国で12,000社以上の導入実績をもつシステムです。

不動産業界の為に作られたシステムなので、業務に寄り添った使い心地と確かな効果が実感していただけます。

仲介業務と管理業務のどちらにも対応しており、反響管理や分析、チラシ作成、Web接客機能などさまざまな機能を搭載しています。

また、ポータルサイトへの掲載やホームページ作成など、広告出稿機能が充実しています。

いえらぶCLOUDの特徴と料金体系

4.ESいい物件One

公式サイト https://www.es-service.net/service/
料金 有料

株式会社いい生活が提供する「ESいい物件One」は、不動産業務に関わるデータを一元管理することができるクラウドシステムです。さらに、賃貸、賃貸管理、売買の3つの業種に分かれており、それぞれの専門性に合った機能を備えています。

複雑な顧客情報と追客業務を効率よく管理する機能が搭載されており、追客を自動化・見える化することで効率的な追客を行い、売上アップと業務効率化によるコスト削減が期待できます。

また、ポータルサイトでの反響による顧客登録や、追客状況の更新が自動化でき、案件管理の手間を大幅に削減できます。

ESいい物件Oneの料金体系と使い方

5.Taski(たすき)

公式サイト https://www.taski.info/
料金 有料

スラッシュ株式会社が提供する「Taski(たすき)」は、賃貸仲介業者向けCRM・営業管理システムです。複数のポータルサイトからの反響を一元管理し、担当振り分けまで自動で行います。

また、追客機能で自動でメール配信することができます。

すぐに契約に至らなかったお客様へ、ご希望の新規の物件情報を自動で送信することもでき、営業機会の損失を防ぎます。

営業の進捗やお客様とのやりとりも共有できるので、不在時に誰が対応してもスムーズです。

まとめ

今回は不動産業界向けのSFA(営業管理ツール)についてご紹介しました。

これらのツールを導入することで、これまで営業マンのスキルや経験、業務量に頼るしかなかった部分が緩和され、本来の営業業務に集中することができます。

また追客などのお客様フォローも忘れず行えるので、機会損失を防げます。

業務効率化や確度の高い営業活動を望む企業様はこれらのSFA(営業管理ツール)の導入をおすすめします。

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kobayashi この記事の監修者:小倉 大将
「いえーる 住宅研究所」編集長
学生インターン期間を経て、新卒一期生としてiYell株式会社に入社。開発マネジメント部門・メディア事業部門を経験し、入社2年目にして「いえーる 住宅研究所」の編集長に異例の抜擢を果たす。現在、同メディアを不動産業界のDX推進の一翼を担う媒体とすることをミッションに、日々業務に励む。
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