営業支援ツールは何を基準で選ぶべき?機能やコストを徹底比較

投稿日 : 2021年11月24日

商談に向かう前の男女

不動産営業マンの業務は多岐にわたるので、効率が悪いと悩む人も多いのではないでしょうか?

しかし定型業務も決して少なくなく、営業支援ツールを利用することにより、手間と無駄が多い営業スタイルを変え、売上と利益を上げられる可能性があります。

そこでこの記事では、営業支援ツール(SFA)の導入により効率化できる点・導入のメリット・選ぶポイント・おすすめのツールなどについて解説します。

営業支援ツール(SFA)をうまく利用することで、営業スタイルを変え仕事の質を向上させましょう。

営業支援(SFA)ツールとは

SFAとは、Sales Force Automationの略で、営業マンの商談から受注に至るまでの活動を管理分析し、効率的な行動につなげるツールです。

簡単に言えば営業活動を自動化しサポートする、アプリやソフトのことです。

現在はスマートフォンやクラウド技術の発展によりクラウド型の営業支援(SFA)ツールが多くなっています。

営業支援(SFA)ツールの主な機能には次のようなものがあります

  •  顧客管理
  •  物件管理
  • 行動管理
  • 売上予測管理
  • 日報管理
  • スケジュール管理
  • レポート機能
  • 見積書・請求書作成
  • メールの自動配信

営業支援(SFA)ツールで何が変わるの?

不動産業界の営業業務は標準化が遅れており、担当者にしか仕事がわからないということが往々にしてあります。

そのため担当者が外出している場合や休みの場合などには、顧客はほかのスタッフに同じ話をしなくてはならないことになってしまいます。また不動産会社のスタッフも、担当者に連絡を入れたり折り返し連絡するなど、余分な時間とスタミナを使うことになります。

このような非効率な業務から脱却するために必要なものが営業支援(SFA)ツールには揃っています。顧客との商談内容や購買履歴などを蓄積し活用することで、効率化が可能になります。

営業支援(SFA)ツールの主な機能について説明しましょう。

顧客管理

営業支援(SFA)ツールの機能で最も重要なのは顧客管理であり、顧客情報を一元管理することで効率化を図れます。

氏名・住所・勤務先・希望条件および顧客との商談内容などのデータを蓄積します。

これらの情報を一元管理し共有化することで、担当者が不在の場合でもスムーズにやり取りができミスを防げます。

販売管理

営業支援(SFA)ツールは、担当者別・部署別・商品別・顧客別などに分けて、売上計画と実績を可視化して管理できます。

これにより予実管理の精度を高め、進捗状況が把握でき対策を講じることができます。

スケジュール管理

担当者のスケジュールを一元管理することで、営業マネジャーにとっては部下の管理がスムーズに行えます。

また営業マン同士の予定を共有することで、連携を強化できます。

日報

日報や週報を営業支援(SFA)ツールでデジタル化し一元管理することで、管理者が各営業マンの活動や成果を把握できます。

また顧客からの問い合わせについても、商談履歴を確認することで的確に対応できます。

見積書作成

営業支援(SFA)ツールには迅速に見積書を発行できる機能もあります。

これによりタイミングよく見積書を提示することで成約の可能性が高まります。

営業支援(SFA)ツール導入のメリット

営業支援(SFA)ツールを導入することにより、どのような成果が期待できるでしょうか。

営業業務を軽減できる

顧客情報を一元管理することで、いちいち情報を入力したり資料作成に必要なスタミナが不要になります。

営業活動のプロセスが明確になる

営業活動を「見える化」することで、属人的な業務をオープンにできます。

社内で情報を共有することで、営業マンが不在でも社内で対応することが可能になります。

営業マンが業務に集中できる

営業支援(SFA)ツールには商談リストや見積書の作成やスケジュール管理などの機能があり、定型的な業務を効率化できます。

効率化して生まれた時間を顧客への丁寧なコミュニケーションに使えます。

営業支援(SFA)ツールを選ぶポイント

営業支援(SFA)ツールを導入する際には、どのようなポイントで選んだらよいでしょうか。 

導入の目的に合っているかどうか

営業支援(SFA)ツールを導入するときには、目的を明確にする必要があります。

そして「その目的を達成するためのツールは何なのか」ということを把握しなければなりません。

目的に合ったシステムを導入することで、定着化し継続して利用されます。

自社の営業マンが活用できるか

せっかく導入しても、十分に活用できなくては「何のために導入したのか」ということになってしまいます。

したがって営業マンがストレスのかからない、入力しやすいシステムを選ぶようにしましょう。

サポート体制は確立しているか

システムはすぐ身に付くものではなく、軌道に乗るには多少の時間が必要です。

したがって問い合わせをしたら、すぐに対応してくれるサポート体制が整っているベンダーを選ぶようにしましょう。

費用対効果が高いかどうか

営業支援(SFA)ツール導入の際に、「コストに見合う効果が得られるか」ということは重要です。さまざまな機能が付いていても使いこなせなくては費用の無駄遣いです。

自社に必要で確実に利用できる機能を把握し、導入するようにしましょう。

活用したい営業支援(SFA)ツール8選

不動産業務に特化した営業支援(SFA)ツールを8つ選びました。

cyzen

形態 クラウド型
費用 基準価格:3,500円/ID

※10ID単位での契約

※初期費用は別途見積もり

URL https://www.cyzen.cloud/

cyzenはスマートフォンやタブレットを対象としたクラウド型の営業支援(SFA)ツールです

商談などのデータを、社外でもスマートフォンで簡単に入力できるので、営業活動をシステム化できます。

cyzenはフォーマットにしたがって入力するだけで、無駄な業務を削減しデータの共有化ができます。

eセールスマネジャー

eセールスマネジャーはシステムの定着から活用迄、専門アドバイザーチームが目標達成までのフォロー体制が整っています。

クラウド型だけでなくオンプレミス型も利用でき、定着後も安心してサポートしてくれます。

形態 クラウド型

オンプレミス型(社内にシステムを構築し自社で運用する形態)

費用 スタンダード:11,000/

ナレッジシェア(閲覧のみ):6,000/

スケジュールシェア(グループウェアのみ): 3,000/

URL https://www.e-sales.jp/

Hubspot

Hubspotはアメリカ・マサチューセッツ州に本社を構えるHubSpot社が提供し世界約95ヵ国で利用されるマーケティングプラットフォームです。

Hubspotは、顧客の自発的な行動に重きを置くインバウンド型の手法を推奨しています。無料のプランもあるので気軽に利用できます。

形態 クラウド型
費用 Starter CRM Suite5,400/

Marketing Hubプラン:54,000/

URL https://www.hubspot.jp/

kintone

kintoneはバラバラになりがちなエクセルやメール・紙の書類などの情報を一つにまとめて管理できる営業支援(SFA)ツールです。

コミュニケーションツールとエクセルのようなデータ管理を一画面に集約し共有できます。

「無料お試し」を利用すれば、キントーンの全ての機能を30日間試せます。

形態 クラウド型
費用 スタンダードコース:1,500/

ライトコース:780/

URL https://kintone.cybozu.co.jp/

Salesforce

Salesforce1999年にアメリカのカリフォルニア州に設立され、世界中の多くの企業で導入されている営業支援(SFA)ツールです。

多くの機能を持ち、さまざまな基幹システムやマーケティング・オートメーションと連携できます。

大企業から中小企業まで目的に合わせて利用できます。

形態 クラウド型
費用 Essentials:3,000円/月

Professional:9,000円/月

Enterprise:18,000円/月

Unlimited36,000/

URL https://www.salesforce.com/jp/

なお各コースとも無料トライアルを用意しています。

Senses

Sensesは入力自動化とAIの力で営業組織を成果に導く新しい営業支援(SFA)ツールです。AIが案件のリスク分析や類似案件を直接アドバイスしてくれます。

操作画面は直感的に使え、営業組織のリモートワークを支援しOCR機能を利用すれば名刺や議事録のスキャン、自動文字起こしができます。

形態 クラウド型
費用 Starterプラン:2.5万円~/月(5人のユーザーを含む)

Growthプラン: 10万円~/月(10人のユーザーを含む)

URL https://product-senses.mazrica.com/

ZohoCRM

Zoho CRMCRM(顧客関係管理)に特化したシステムで、顧客情報分析などの営業支援(SFA)ツールの機能やレポート作成機能・メール自動送信機能なども利用できます。

SFACRMは連携させることでルーティンワークを自動化し、組織全体の営業効率を高められます。

形態 クラウド型
費用 スタンダード: 1,440/

プロフェッショナル: 2,400/

エンタープライズ: 4,200/

アルティメット: 5,400/

URL https://www.zoho.com/jp/crm/

ちきゅう

ちきゅうは、シンプルな画面で直感的に設定・入力・分析ができる営業支援(SFA)ツールです。

本来の業務に専念することで業績向上が期待できます。

わずか12ヵ月でほとんどの企業が運用を始められ、費用も低価格で機能も豊富に利用できます。

形態 クラウド型
費用 ライトプラン: 1,480/

スタンダード: 2,980/

プロ: 4,980/

エンタープライズ: 9,800/

URL https://chikyu.net/

まとめ

不動産営業マンの業務は、手間がかかり無駄が多く、効率を上げにくいと言われます。

しかし営業支援(SFA)ツールを利用して業務を自動化できれば、効率を上げ浮いた時間を顧客に対する対応に回せます。

競争の激しい今だからこそ、営業活動の最適化・効率化を図り、顧客の満足度を向上させ業績をアップさせましょう。

kobayashi この記事の監修者:小倉 大将
「いえーる 住宅研究所」編集長
学生インターン期間を経て、新卒一期生としてiYell株式会社に入社。開発マネジメント部門・メディア事業部門を経験し、入社2年目にして「いえーる 住宅研究所」の編集長に異例の抜擢を果たす。現在、同メディアを不動産業界のDX推進の一翼を担う媒体とすることをミッションに、日々業務に励む。