【2022年】SFA(営業支援ツール)のおすすめランキング|期待できる効果や選ぶポイントを解説
「SFA(営業支援ツール)って、導入したら本当に成果は出るの?」と疑問に思う方もおられるのではないでしょうか。 不動産営業マンの業務は多岐にわたり、しかも属人化しているので、自動化・標準化がしにくいと言われます。
不動産の営業として従事しはじめた方のなかには、まだ「マイソク」という単語をご存知ない方も多いのではないでしょうか?
顧客として不動産業者に訪れたことがあれば、一度は見たことがある資料です。
今回は、不動産業者が活用しているマイソクの基本情報と、おすすめのマイソク作成サービスを紹介します。
マイソクは、不動産仲介業者が扱う物件の情報がひと目で分かる資料のことです。
不動産会社から物件について説明を受けるとき、物件の概要・間取り図・地図などをまとめた資料が提出されることがあります。その紙資料を業界用語でマイソクと呼びます。
1枚の紙に情報が記載されており、図面・写真などのビジュアル的な要素も網羅されています。
不動産仲介会社では、マイソクを元に不動産広告を作成するため、マイソクの出来が売上・成約率に直結するといっても過言ではありません。
顧客にしてみても、物件探しの際に立地・物件の内容・価格などを比較する際の資料としても有効です。
気になるマイソクを保管しておくことで、比較検討が簡単に行えます。
マイソクの名前の由来は、資料を作成して配信する情報会社の社名「毎日速報センター」という事業の名前です。
毎日速報→マイソク、というわけですね。
もとは個人事業だった会社が昭和48年には株式会社毎日速報センターに法人化し、平成3年にはアットホームと業務提携。平成6年には株式会社マイソクと社名変更して現在に至ります。
現在では資料そのものことをマイソクと呼ぶのが一般的です。
マイソクは、不動産仲介会社などで一度は見たことがあるはずです。
記載内容のなかで重要なものを抜粋して紹介します。
画像引用:株式会社システムエイト|マイソク作成
間取り・各部屋の向き・広さを図解で表示させます。マイソクのなかでも特に占める面積が大きい部分です。
風呂や寝室などの位置が明確になることで生活スタイルの想像につながるため、部屋の使い勝手を考えるうえで重要な資料となります。
そのほか、以下のような情報も求められます。
物件についてイメージしやすくするには、間取りだけでは不十分です。外観や内観について写真を掲載することで効果的にアピールできます。
紙面の中に納まる範囲でできるだけ多くの写真を掲載することも大切です。
ただし、写真の撮影方法によってはかえって部屋が狭くなることも考慮する必要があります。
自社で撮影するか、プロに依頼するのかでも印象は全く変わります。
マイソクには、不動産仲介などの業者情報を記載する欄もあります。
可能背であれば、担当者の名前と電話番号を記載しましょう。業務用の携帯電話に直接連絡が届くため営業効率が上がります。
物件で特にアピールしたいポイントを抜粋して紹介します。
さらに売却したいターゲット層に合ったアピール内容が、きちんと掲載されているかチェックも必要です。
若い家族がターゲットなら、以下のような情報は必須と言えます。
子ども連れのお客様がほしい情報を網羅させることで、比較検討される可能性が高まります。
顧客を店舗に迎える場合、エリアや価格帯などに分けて掲示しましょう。来店した方が自由にマイソクをみることで、お客様の希望を読み取る一助になります。
営業マンが顧客に訪問する際に希望に合いそうなマイソクを探し、コピーを物件資料として持参することもできます。
また、エリア別にマイソクを保管しておくと、来店や電話での問い合わせの際に条件の合いそうなものをピックアップしてすぐに使うことも可能です。
ただし、古い情報のままだったり売却済みのマイソクが残っていたりする状態は避ける必要があります。
常に最新の状態のマイソクに更新しておくことがクレーム防止の観点からも重要です。
物件の賃貸・売買が上手くいかない原因は、主に以下の2つです。
重要なのは2つ目です。
ニーズがマッチした顧客に十分な情報が届いていないと魅力が伝わらず、スルーされてしまう可能性も上がります。
不動産業者専用ネットワーク「レインズ」への掲載や民間のポータルサイトなどへの掲載が行われているのであれば、マイソクそのものに問題があることも考えられます。
自分がターゲットの顧客になった立場で、何が足りないのかを考え直す必要があります。
最初にレベルの高いマイソクを作っておいた場合、成約できないときの対策として「賃料を下げる」という話になります。
もしマイソクの内容が良くない、あるいは平凡だった場合は「マイソクが悪い」のか「賃料が高い」のかの判断ができません。
マイソクを直して再募集した場合「マイソクの内容が良くなったのだから値下げしないで募集しよう」と考えることになります。
それでも成約できないときに改めて値引きを検討するわけです。
こうして右往左往している間、本来であれば成約してくれた顧客を見逃すことになりかねません。
チャンスロスをできるだけなくすためにも、マイソク作成のプロに依頼して効果的に作成する必要があります。
マイソク業者はいくつもありますが、作成されるクオリティはさまざまです。
物件を魅力的に見せてくれるマイソク業者を選ぶことで、成約に大きく近づくことが期待できるでしょう。
業者を選ぶ方法として間違いないのは、「すでに販売している物件のマイソクを見てみる」という方法です。
各業者は自社のフォーマットを使って作成しており、ほかの物件のマイソクを見るとどのように作られるか具体的にイメージできます。
問題はフォーマットそのものよりも、アピールポイントになるキャッチコピーや写真の掲載方法などのテクニックの部分です。
買い手に「欲しい!」と思わせられるマイソク作成業者を選択したいものです。
株式会社システムエイトは、間取り図・区画図・地図・マイソクまで幅広く作成が可能な会社です。
遊び心をプラスするWeb制作や広告用のグラフィック製作など、ビジネスに使う資料作成を一手に任せてしまえます。
これまで制作されたマイソクもサイトに掲載していますので、参考として活用しやすいのもメリットです。
マイソクだけでなく、さまざまな資料を作りたい場合は見積もり相談を検討しましょう。
「簡易版」「高級版」の2つから選択できるマイソク作成サービスです。スピーディーかつ高品質なマイソクを作成できます。
【簡易版の特徴】
【高級版の特徴】
物件のグレードやコストによってマイソクの種類を柔軟に選択できるのがメリットです。
今回は、不動産業者が活用しているマイソクの基本情報と、おすすめのマイソク作成サービスを紹介しました。
同じ物件でも、マイソクの出来によって成約できるかどうかが大きく変わります。基本的な作成のポイントをおさえつつ、自分が顧客の立場で買いたくなるマイソクを作る業者選びを心がけましょう。
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この記事の監修者:小倉 大将 「いえーる 住宅研究所」編集長 学生インターン期間を経て、新卒一期生としてiYell株式会社に入社。開発マネジメント部門・メディア事業部門を経験し、入社2年目にして「いえーる 住宅研究所」の編集長に異例の抜擢を果たす。現在、同メディアを不動産業界のDX推進の一翼を担う媒体とすることをミッションに、日々業務に励む。 Facebook / Twitter |