GMO賃貸DXの特徴と使い方
「賃貸運営はとにかく煩雑で手間がかかるが、仕方ない」と思っていませんか? GMO賃貸DXはそんなオーナー様のお悩みに答えた不動産管理会社向けのオーナーアプリです。
新型コロナウイルスの影響で「在宅ワーク・テレワーク」が叫ばれている昨今ですが、不動産業界は在宅ワークがやりにくい業界と言われています。
とはいえ、2021年7月でデルタ株による第5波も巻き起こっており、今後もテレワーク化の流れは加速していきます。
そこで業務の非対面化・効率化を実現するツールとして検討したいのが、クラウド型の賃貸管理システムです。
賃貸管理システムは、自社で管理している賃貸管理物件の情報をパソコンで一括管理するシステムのことです。
地域に根差した不動産会社の場合、紙やExcelなど個人ツールを使う会社も少なくありません。
ただし、最近は新型コロナウイルスの影響で在宅ワーク・テレワークの必要性に迫られています。紙やExcelでは仕事が回せない時代になりつつあるわけです。
不動産賃貸業は非対面での業務が難しい問題もありますが、賃貸管理業務を中心に、テレワーク化を推進する賃貸管理システムもあります。
テレワークに適しているのは、賃貸管理システムのなかでもクラウド型と呼ばれるタイプです。賃貸管理システムは大きく分けて以下の2つに分類できます。
今回は自社サーバーで管理しないクラウド型の賃貸管理システムについて解説します。
クラウド型の賃貸管理システムを導入するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
少なくとも、これからご紹介する3つのメリットは得ることができるでしょう。
クラウドでデータを管理できると、一度入力したデータを再度入力する手間が省けます。
特に月末月初は作業量が多く、一つひとつを手入力するには作業時間が足りません。既存のExcelなどのシステムである程度改善できますが、物件数が増えるほど入力ミスが起こる可能性が増える問題があります。
管理物件から入金情報までの一元管理が可能になることで、ミスの削減が期待できるでしょう。
クラウド型のサービスはオンプレミス型と比較し、初期費用が抑えられるのがメリットです。
データがクラウド上で管理されていることで大規模な設備導入が不要で、月数万円程度の月額課金によって一定額で同一サービスを受けることができます、
最新のサービスにアップデートされる際もシステム会社が自動で行ってくれるため、常に最新のシステムを使えるのもメリットです。
自社サーバーでデータが保管されるオンプレミス型と比較し、データがクラウド上で管理されるのが特徴です。
万が一、会社が火災などの災害に遭ってしまった場合でも、データセンターに保管されているデータは失われることはありません。USBメモリで管理する従来の管理と比べても、紛失するリスクがありません。
クラウド型賃貸管理システムから3つ選んでみました。
リドックスは、低価格が人気の賃貸管理システムです。
パソコンやExcelの操作が苦手な人でも簡単に操作できるシステムを採用しており、不動産管理や簿記の知識がない人でもフォームに従って入力するだけですぐに使いこなすことができます。
料金は「ライトプラン」「ミドルプラン」「アドバンスプラン」「個別見積もり」の4種類です。
登録可能区画数と登録可能オーナー数の違いによって料金が分かれており、データ保持期間はどのプランでも無制限なのが嬉しいポイントです。
最安のライトプランなら月額2,980円で利用できます。登録可能区画と登録オーナー数100ずつと十分とはいえませんが、リドックスの機能を体感するなら十分な機能性といえます。
いえらぶCLOUDは、株式会社いえらぶGROUPが提供している業務支援システムです。
管理のために入力した情報が入居者募集でも再利用できるため、面倒な入力が1度だけで終わります。
誰でも見やすい画面で物件情報を一元管理できるだけでなく、仲介会社・管理会社の情報とセットで管理できる点にも強みがあります。
さらに賃貸物件に借主がつきやすくなるようなサポートも充実しています。広告の作成とポータルサイトへの掲載もスムーズです。
アットホーム(at home)は、アットホーム株式会社が運用する高セキュリティのクラウド型賃貸管理システムです。
賃貸管理業務の全体をカバーしており、主に以下の3つの機能があります。
業務に合わせて柔軟なシステム選びができるのがメリットです。
今回はクラウド型の賃貸管理システムを紹介しました。
不動産管理業はテレワーク・在宅ワークが難しい側面がありますが、賃貸管理業務などに関してはシステムを導入することで在宅化も可能です。
自社の業務に合った賃貸管理システムを選び、在宅・テレワーク推進に活かしましょう。
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この記事の監修者:小倉 大将 「いえーる 住宅研究所」編集長 学生インターン期間を経て、新卒一期生としてiYell株式会社に入社。開発マネジメント部門・メディア事業部門を経験し、入社2年目にして「いえーる 住宅研究所」の編集長に異例の抜擢を果たす。現在、同メディアを不動産業界のDX推進の一翼を担う媒体とすることをミッションに、日々業務に励む。 Facebook / Twitter |