非対面でのお部屋探しサービス「OHEYAGO」に見る、不動産業界のオンライン化!

投稿日 : 2021年03月31日/更新日 : 2023年06月08日

非対面でのお部屋探しサービス「OHEYAGO」に見る、不動産業界のオンライン化!

テクノロジーで不動産の賃貸取引をなめらかにするイタンジ株式会社が運営する、非対面での部屋探しを可能にするセルフ内見型賃貸サービス「OHEYAGO(オヘヤゴー)」が 2021年1月度、利用ユーザーの50%が重要事項説明にIT重説を選択し、全内見数の13%にオンライン内見を選択したと発表しました。

また、「OHEYAGO」掲載物件数は、30,000件を突破したとのことです!

「OHEYAGO (オヘヤゴー) 」とは

「OHEYAGO」(https://oheyago.jp/)は、物件探しから入居申し込み、契約までの一連の手続きがスマートフォン1つで可能な、非対面での部屋探しを可能にするセルフ内見型賃貸サイトです。

昨今、新型コロナウイルスの影響により非対面サービスへの需要が増加する中、部屋探しにおける一連の手続きを非対面で実施しています。

「OHEYAGO」を使えば、入居希望者はスマートフォンのカレンダーから内見予約ができるため、自身のペースですぐに希望物件の内見をすることが可能です。

また、不動産仲介会社へ希望条件を伝えるためのやりとりや、営業マンとの内見時間の調整、鍵の受け渡しなどによるタイムロスも削減できるようになりました。

内見後に気に入った物件はすぐにスマートフォンから入居の申し込みが可能なため、スピーディに物件選びを叶えます。

さらに、保証会社の審査へも連携できるため、複数の書類を記入・送付する必要がありません。

審査の際にたくさんの書類を用意する手間が省けるのは、忙しい現代人にとって大きな付加価値といえるのではないでしょうか。

ユーザーを意識した利便性や、部屋探し体験全体のオンライン化を推進したことが評価され「OHEYAGO」は、『2020年度グッドデザイン賞(主催:公共財団法人日本デザイン振興会)』を受賞しています。

不動産業界で生き残るにはオンライン化が必須かも!?

IT重説

IT重説とは、不動産の売買や賃貸借契約などに関する重要事項の説明を非対面で受けられる制度のこと。

従来、宅地建物取引業者は取引の当事者に対して、契約に関する重要事柄の説明を対面で行うよう法律で義務付けられていましたが、2017年10月以降、賃貸物件においてはビデオ通話機能などを使用したオンラインでの重要事項説明(IT重説)が本格化され、入居希望者は店舗に出向かずに非対面で重要事項説明を受けることが可能となりました。

実際、2021年1月度、「OHEYAGO」利用ユーザーの50%が、重要事項説明にIT重説を選択しています。

オンライン内見

オンライン内見の流れ

オンライン内見とは、ビデオ通話を利用し、不動産会社のスタッフとリアルタイムで会話をしながら希望物件の内見ができるサービスです。

入居希望者は、自宅などからスマートフォンの画面越しに、現地にいるスタッフへ物件内の採寸を頼んだり、内装や眺望の確認をしたりすることが可能です。

2021年1月度、「OHEYAGO」における全内見数の13%にオンライン内見が選択されました。

このデータから見ても、不動産業界全体でオンライン化が進んでいると言えそうですね。

イタンジ株式会社は、今後ますます「OHEYAGO」を通じて不動産業界のDX推進に貢献し、入居希望者にとって新たなお部屋探しの体験ができる安心で利便性の高いサービスを提供していくことでしょう。

「OHEYAGO」運営企業

社名:イタンジ株式会社

代表者:代表取締役 野⼝ 真平

本社:東京都港区六本⽊3-2-1 住友不動産六本⽊グランドタワー 40 F

設⽴:2012年6⽉

事業内容:
・AIを活⽤した賃貸不動産仲介の営業⽀援システム「ノマドクラウド」の開発、運営
・不動産のリアルタイム業者間サイト「ITANDI BB(イタンジ ビービー)」の開発、運営
・セルフ内⾒型お部屋探しサイト「OHEYAGO(オヘヤゴー)」の開発、運営

この記事の監修者
小林 紀雄
住宅ローンの窓口株式会社代表取締役・iYell株式会社取締役兼執行役員
2008年にハウスメーカーに入社し営業に従事。2010年からSBIモーゲージ株式会社(現アルヒ株式会社)に入社し、累計1,500件以上の融資実績を残し、複数の支店の支店長としてマネジメントを歴任。2016年にiYell株式会社を共同創業し、採用や住宅ローン事業開発を主導。2020年に取締役に就任し、住宅ローンテック事業の事業責任者としてクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を推進し事業成長に寄与。