空室対策の方法【スマホアプリの活用がトレンドです】

投稿日 : 2020年11月30日/更新日 : 2023年06月05日

不動産業界に関連する最新サービスが知りたい住宅事業者様や、初心者大家さん向けの記事です。大家さんにとって、賃貸経営を含む不動産業界のトレンドを知っておくことは大切なことです。需要の高いトレンドを賃貸経営に導入することで、入居者となる方のニーズを満たすこともできますし、結果的に空室対策にもつながります。

空室対策の方法

結論から言うと、大家さん向けのスマホアプリの活用です。

賃貸経営で成功している人とは

安く買って、高く貸し出す(利益を安定的に出し続ける)ことができる人ですね。
ポイントは、利益を安定的に出し続けるだと思ってます。

事業で成功する人は、新しいとを始め、学び、改善できる人です。

ファッションブランド「ユニクロ」や「GU」を展開する「ファーストリテイリング」代表取締役会長兼社長の柳井さんも、自身の著書『一勝九敗』でこのように言ってます。

10回新しいことを始めれば9回は失敗する。
失敗に学ぶことと、リカバリーのスピード。これが何より大切である。

今では世界を牽引している柳井さんでも、勝率は一勝九敗です。挑戦なくして、成功無しと言えますね。

新しい取り組みにテクノロジーの活用は最適

新しい取り組みとして、テクノロジーを導入するメリットは以下です。

  1. 導入コストが安い
  2. 導入スピードが速い
  3. お客様のニーズを満たす

メリットに関して、Twitterを例に説明します。
テクノロジーの発達以前は、サービスを販売するためにお客さんを集めたいと思ったときは、出版会社にチラシの作成を依頼し、チラシを作ってもらって配ることが主流でした。

それが今では、無料でTwitterのアカウントを作成し、自ら文章を作り、作った瞬間にその場で配信することができます。チラシ作成の費用もかかりませんし、チラシが出来上がってから、配布するまでの時間のロスも全くありません。また、世帯毎のスマートフォンの普及率が94.8%となっている今、紙よりも、スマートフォンで消費することを求めているユーザーのニーズにも応えることができますね。

つまり、不動産業界において新しい取り組みをする場合に、テクノロジーの導入は必須と言えます。

賃貸経営にテクノロジーの導入を

家を借りたい人と、家を貸したい大家さんを、仲介事業者なしで直接つなぐ「WeRoom」というアプリのβ版を、Resource株式会社さんが公開してます。

■ WeRoomの特徴
・大家さん自ら募集できる
・物件掲載費用は無料
・入居予約/内覧対応/契約/決済の全てを自動化
・オリジナルの賃貸物件ページを作成できる
・契約時の売上が1ヶ月UP!
・運営がサポートするので安全な取引ができる■ こんな大家さんにおすすめ
・入居者を募集するたびに仲介手数料をかけたくない
・仲介業者に頼んだがなかなか入居者が見つからない
・入居者と直接契約するのは面倒だし、不安
・コロナの影響で入居者が見つかりにくい

(引用:PR Times 入居者と大家を直接マッチングするプラットフォーム「WeRoom」が事前登録を受付開始

スマートフォンアプリ一つで、無料で募集ページを作成でき、LINEなど他のサービスに切り替えることもなく、入居者さんと直接やりとりまでできてしまうとのこと。

賃貸経営を成功に導くために必要な、入居者を安定的に確保する(利益を安定的に出し続ける)助けになること間違いなしですね。

 

不動産業界もオンライン化にシフトしている話

テクノロジーの導入メリットと、大家さん向けのアプリの紹介をしました。
ですが、これはほんの一例に過ぎません。

不動産×テクノロジーは世界的にもトレンドです

不動産テックの先進国であるアメリカでは、同分野への投資額が増加しており、2018年11月時点では44億ドル(日本円で約4,600億円)に達してます。

(出典:CORAL 世界の不動産テック業界のトレンド 2019

また、日本国内においては、不動産テック関連のビジネスやサービスは352件。矢野経済研究所のレポートでは、不動産テックの市場規模は、2020年度には6267億円に拡大するとの予測出ております。この数字は、2016年度から2倍以上増加となっており。2017年度から毎年約800億円規模が増加する予測となってます。

【不動産テック市場規模推移と予想】

(出典:株式会社矢野経済研究所 不動産テック市場に関する調査を実施(2018年)

 

(出所:不動産テック協会 不動産テックカオスマップ

不動産業界のテクノロジー化は当たり前に

不動産業界は世界的に変わりつつあります。このように変わるきっかけとなったのは、テクノロジーの発展に伴う、消費者の思考の変化ですね。今まで食材を買う場合は、スーパーに行くことが当たり前でしたが、今では、スマートフォンアプリ一つで購入し、即日で手元に届きます。この「即時性が当たり前」となった消費者のニーズを満たすために、不動産業界においてもテクノロジー化は必須と言えます。

住宅ローン業務もオンラインで完結

弊社では、工務店・ビルダー様の業務をテクノロジーで効率化するアプリ「いえーる ダンドリ」を提供しております。住宅ローンにかかわる面倒な業務を、スマホアプリ一つで住宅ローンの専門家に任せることができます。また、家を買いたいけど住宅ローンについてよく分からなくて悩んでいる住宅購入者様に向けて、住宅ローンの相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者
小林 紀雄
住宅ローンの窓口株式会社代表取締役・iYell株式会社取締役兼執行役員
2008年にハウスメーカーに入社し営業に従事。2010年からSBIモーゲージ株式会社(現アルヒ株式会社)に入社し、累計1,500件以上の融資実績を残し、複数の支店の支店長としてマネジメントを歴任。2016年にiYell株式会社を共同創業し、採用や住宅ローン事業開発を主導。2020年に取締役に就任し、住宅ローンテック事業の事業責任者としてクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を推進し事業成長に寄与。